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Azureファンダメンタル取得順|AZ-900→AI-900→DP-900の順は正解?

Azureの基礎資格は、AZ-900を最初に受けるのが無難です。そのあとにAI系とデータ系のどちらを取るかは、仕事で触る領域で決まる。ただし順番を考える前に、1つ訂正がある。AI-900は2026年6月30日で受験終了した。いまAzure AI Fundamentalsを取るなら、後継のAI-901を受けることになる。

取得順は「AZ-900→AI-901→DP-900」でよいのか

検索で多い「AZ-900→AI-900→DP-900」という並びは、考え方としては間違っていません。AZ-900でAzureの土台を作り、AI系とデータ系を1本ずつ足す流れだからです。ただしAI-900は受験できないので、2本目はAI-901に読み替えてください。

どの順でも受験できる。3本とも前提資格はないからだ。それでも順番を決めておく価値はある。リソースの階層やサブスクリプションといった共通の話が、AZ-900でいちばん丁寧に出てくるためです。

目的別の優先順位は、次の3パターンが分かりやすいです。

  • クラウド全般を知りたい、インフラ職に就く:AZ-900→DP-900→AI-901
  • AIアプリの開発に進みたい:AZ-900→AI-901→(上位のAI資格)
  • データ分析やデータ基盤に進みたい:AZ-900→DP-900→(DP系の上位資格)

3パターンとも先頭はAZ-900。迷ったら、まずここから始めてください。

3資格の中身と違い

3本とも基礎(Fundamentals)帯で、試験時間は45分、合格ラインは700点(1,000点満点のスケールスコア)。問題数は非公表で、Microsoft認定試験は通常40〜60問程度と公式が案内しています。受験料は受験する国・地域で決まるため、申し込み画面で確認してください。

資格 主な内容 向いている人
AZ-900 クラウドの概念、Azureのサービス、管理とガバナンス Azureが初めての人全員
AI-901 AIの概念と、Microsoft Foundryでの実装 AIを使う側から作る側に回りたい人
DP-900 データの基礎、リレーショナル、非リレーショナル、分析 データを扱う仕事に就く人

配点比率を見ると、AZ-900は「Azure のアーキテクチャとサービス」が35〜40%でいちばん重い試験。DP-900は「コアデータの概念」と「分析ワークロード」がそれぞれ25〜30%で、2つ合わせて半分強を占める。AI-901は「Microsoft Foundry を使用した AI ソリューションの実装」が55〜60%です。

AZ-900を最初に置く理由

AZ-900は、Azureの共通言語を作る試験。IaaS・PaaS・SaaS、従量課金、リージョンと可用性ゾーン、サブスクリプションと管理グループといった言葉は、他の2本でもそのまま出てきます。

たとえばDP-900でAzure Cosmos DBを学ぶとき、「どのリージョンに置くか」「どのサブスクリプションで課金されるか」は前提知識になる。AZ-900で一度通っておくと、この前提の説明を読み飛ばせるわけだ。

勉強時間の目安は、サーバーやネットワークの初歩を知っている人で15〜25時間。クラウドが初めてなら30〜40時間ほど。どちらも公式の基準ではなく、一般的な目安にすぎない。具体的な進め方はAZ-900の勉強法と勉強時間にまとめました。

AI-900は受験終了、AI-901で何が変わったか

AI-900の後継がAI-901。認定名は「Azure AI Fundamentals」のまま変わらないので、AI-901に合格すれば従来と同じ認定を取得できる。2026年4月21日にベータ提供が始まり、AI-900は6月30日で受験できなくなった。

中身は大きく変わった。AI-900は概念の理解が中心だった。AI-901はAIソリューション開発の入り口という位置づけで、Pythonの構文やREST API・SDK・CLIの理解が求められます。回帰・分類・クラスタリングといった機械学習の基礎理論は、シラバスから外れました。

2026年8月時点の公式試験ページでは、日本語を含む13言語で受験できると確認できた。違いの詳細はAI-900とAI-901の違いで、日本語での受験条件はAI-901は日本語で受けられるかで扱っています。

AI-901は新しい試験で、勉強時間の相場がまだ定まっていません。旧AI-900は15〜40時間と言われることが多い試験でした。AI-901は実装領域が過半を占めるため、AIに触れたことがない人は少し多めに見込んでください。

目的別の優先順位

クラウドの仕事に就く人

インフラ職や、クラウド案件に関わる営業・管理部門の人は、AZ-900→DP-900の順をすすめます。理由は、DP-900で扱うデータベースやストレージが、クラウド案件の会話に頻繁に出るから。AI-901は余裕が出てからで間に合います。

AIを作る側に回りたい人

この場合、AI-901の優先度が上がります。AZ-900を飛ばしてAI-901から入る手もあります。Pythonに慣れていて、AzureのIDやリソースの考え方に抵抗がないなら、それで進めて構いません。苦手意識がある人は、AZ-900を先に挟んでください。

データ職を目指す人

AZ-900→DP-900の順がそのまま使えます。DP-900は、用語の定義を問う素直な問題が多めの試験。AZ-900で作った土台の上に、リレーショナルと非リレーショナルの違いを足していく感覚で進められます。AZ-900とDP-900のどちらを先にするかは、AZ-900とDP-900の順番でも比べています。

就活や転職で履歴書に書きたい人

1本だけ選ぶなら、迷わずAZ-900です。知名度が高く、職種を問わず話が通じるから。2本目以降は、志望先の仕事内容に近いほうを選んでください。内定先がAzureを使っているなら、入社前にAZ-900を取っておく流れが自然です。

3本を続けて取るときの日程

3本を同じ月に詰め込む必要はありません。基礎帯の認定には有効期限がなく、一度取れば更新は不要だからです。順番に1本ずつ受けても、先に取った資格が失効する心配はないわけだ。

目安として、仕事や学業と並行する場合の流れを置いておきます。

  1. 1か月目:AZ-900(15〜40時間)
  2. 2か月目:DP-900(15〜30時間)、またはAI-901
  3. 3か月目:残りの1本

AZ-900を1か月で終える具体的なスケジュールはAZ-900を1ヶ月で合格するスケジュールにあります。DP-900のあとに上位資格へ進むなら、DP-900の次の一手が参考になる。

演習には資格道場も使えます

資格道場では、AZ-900・DP-900・AI-901の3つとも問題集を用意しています。AZ-900は/shikaku/az-900、DP-900は/shikaku/dp-900、AI-901は/shikaku/ai-901。間違えた分野だけ教材に戻る回し方で、基礎帯の3本は十分に仕上げられます。

よくある質問

Q. AI-900を今から受けることはできますか。

できません。AI-900は2026年6月30日で受験終了しました。Azure AI Fundamentalsの認定を取りたい場合は、後継のAI-901を受験してください。認定名は同じ。

Q. 3つの資格に有効期限はありますか。

基礎(Fundamentals)系の認定に有効期限はありません。Microsoftの認定更新ページにも「Fundamentals certifications do not expire.」と書かれています。取得後の更新手続きは不要です。

Q. 受験料はいくらですか。

金額は受験する国・地域で決まり、公式ページに固定の額は載っていません。申し込み画面に出る額が、その時点の正しい料金。改定もあり得るので、申し込む前に公式サイトで確認してください。

Q. 「AZ-901」という試験もありますか。

AZ-901という名前の試験はありません。AZ-900とAI-901が混ざった呼び方。見分け方は「AZ-901」という試験はあるかに書きました。

Q. 3本とも日本語で受けられますか。

AZ-900とDP-900は日本語で受験できます。AI-901も、2026年8月時点の公式試験ページで日本語を含む13言語が確認できました。言語の追加や変更はあり得る。申し込み前に公式サイトで確認してください。

商標について。Microsoft、Azureは米国Microsoft Corporationの商標です。本教材は公式の学習ガイドの内容を基に作成しました。