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サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

AZ-900とDP-900、どちらを先に受けるべきか ── 試験の枠組みは同じ、中身だけが違う【2026年版】

結論:迷っているならAZ-900から。データ職に進むと決まっているならDP-900から

AZ-900(Azure Fundamentals)とDP-900(Azure Data Fundamentals)は、どちらもMicrosoftのAzure入門(Fundamentals)レベルの資格です。試験時間・合格ライン・受験料はまったく同じで、当サイトの難易度区分でもどちらもLevel 1(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関)の5段階)。試験の枠組みでは選べません。

選ぶ基準は1つだけです。

  • クラウドそのものが初めて/配属先が未定AZ-900から
  • データエンジニアリング・分析の方向に進むと決まっているDP-900からでも成立する

AZ-900を先に置く理由は、DP-900の出題に「Azure上の」という前提が乗っているからです。サブスクリプション、リソース、サービスの選び方といったAzureの土台がある状態でデータの話に入るほうが、頭の中で整理された形で積み上がります。

ただしこれは必須の順番ではありません。DP-900に受験資格の前提条件はなく、いきなり受けても構いません。

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枠組みはまったく同じ

項目 AZ-900 DP-900
試験名 AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals DP-900: Microsoft Azure Data Fundamentals
難易度(当サイトの区分) Level 1 Level 1
問題数 固定数は非公表(通常40〜60問程度と公式に案内) 同左
試験時間 45分(着席時間は65分) 45分(着席時間は65分)
合格ライン 700点(1,000点満点のスケールスコア) 700点(1,000点満点のスケールスコア)
受験料 12,500円(税抜)/税込13,750円 ※2026年6月時点 12,500円(税抜)/税込13,750円 ※2026年6月時点
試験言語 日本語で受験できます 日本語で受験できます
受験方法 ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン) 同左
勉強時間の目安 15〜25時間(サーバー・ネットワークの初歩を知っている方)/30〜40時間(クラウドがはじめて) 15〜30時間前後

同じ枠、同じ値段、同じ時間。違うのは中身だけです。

勉強時間はどちらも公式の基準ではありません。DP-900はデータベースの実務経験がある方なら1週間ほどで仕上げる例もありますが、はじめてデータ領域を学ぶ場合は2〜4週間かけてじっくり進めるのが現実的です。AZ-900は短期集中なら2週間、ゆっくりでも1〜2か月あれば十分射程に入ります。

出題範囲:見ている世界が違う

AZ-900の3分野

分野 配点
Azure のアーキテクチャとサービス 35〜40%
Azure の管理とガバナンス 30〜35%
クラウドの概念 25〜30%

「Azureのアーキテクチャとサービス」がもっとも重く、サービス名と役割の対応を確実にすることが得点の軸になります。 加えて「管理とガバナンス」が30〜35%あり、コスト・SLA・ポリシーといった運用と契約まわりが大きな比重を占めるのがAZ-900の特徴です。

DP-900の4分野

分野 配点
データの主要概念 25〜30%
分析ワークロード 25〜30%
Azure 上のリレーショナルデータ 20〜25%
Azure 上の非リレーショナルデータ 15〜20%

「データの主要概念」と「分析ワークロード」の2つで全体の半分強を占めます。 ここが重要な示唆です。データベースの知識だけで挑むより、分析側(Microsoft Fabric・Power BIなど)まで目を通しておくのが安全な配点になっています。

「DP-900=データベースの試験」と思って準備すると、半分強を占める概念と分析の領域で足をすくわれます。

学習内容の重なりは小さい

AZ-900とDP-900で重なるのは、Azureの基本構造(サブスクリプション、リソースグループ、リージョン)と、クラウド全般の考え方くらいです。

  • AZ-900で覚えるサービス名は、コンピューティング・ネットワーク・ストレージ・セキュリティが中心
  • DP-900で覚えるサービス名は、リレーショナル/非リレーショナルのデータストアと分析基盤が中心

片方を取ったからもう片方が半分の時間で済む、という関係ではありません。 ただし2本目は「Fundamentals試験の問われ方」に慣れている分だけ楽になります。45分でどう配分するか、選択肢がどう作られているか── この感覚は共通です。

DP-900に固有の学習のコツ

DP-900を選ぶなら、最初に2つの軸を押さえてください。

  1. リレーショナルか、非リレーショナルか
  2. トランザクション(OLTP)か、分析(OLAP)か

この2軸が頭に入ると、各Azureサービスがどこに置かれるかが整理しやすくなります。逆に、この2軸なしにサービス名を個別に覚えていくと、似た名前が並んだ瞬間に崩れます。

出題は用語の定義を問う素直な問題が多めです。範囲は広いものの、1問ごとの深さは浅めの試験なので、模試で間違えた用語をその場で覚え直す回し方にすると、教材を読み直す時間を最小限にできます。

両方取る場合

両方取るつもりなら、AZ-900 → DP-900の順が素直です。理由は前述のとおり、DP-900の出題がAzureの土台の上に乗っているためです。

期間の目安としては、AZ-900に2週間〜1か月、DP-900に2〜4週間。間を空けずに続けると、Fundamentals試験の問われ方に慣れた状態のまま2本目に入れます。

よくある質問

Q. AZ-900とDP-900、どちらが難しいですか?

当サイトの難易度区分ではどちらもLevel 1です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関)の5段階)。試験時間45分、合格ライン700点、受験料も同額で、枠組みに差はありません。勉強時間の目安はAZ-900が15〜25時間/30〜40時間、DP-900が15〜30時間前後と、いずれも近い水準です。

Q. DP-900を受けるのにAZ-900は必要ですか?

必要ありません。DP-900に受験資格の前提条件はなく、いきなり受験できます。ただしDP-900の出題はAzureの基本構造を前提にしているため、クラウド自体がはじめての方はAZ-900を先に置くほうが理解が早くなります。

Q. 受験料はどちらが高いですか?

同じです。どちらも12,500円(税抜)/税込13,750円です(2026年6月時点)。改定されることがあるため、お申し込み前にMicrosoft公式サイトでご確認ください。

Q. DP-900はデータベースの知識だけで受かりますか?

配点を見ると危険です。「データの主要概念」(25〜30%)と「分析ワークロード」(25〜30%)で全体の半分強を占めるため、分析側(Microsoft Fabric・Power BIなど)まで目を通しておくほうが安全です。

Q. AZ-900を取ったあとDP-900を受けると、勉強時間は短縮できますか?

学習内容の重なりは、Azureの基本構造とクラウド全般の考え方に限られます。覚えるサービス名は大きく異なるため、大幅な短縮は見込みにくいと考えてください。ただしFundamentals試験の問われ方や時間配分に慣れている分は有利に働きます。

まとめ

  • 試験時間45分・合格ライン700点・受験料12,500円(税抜)/税込13,750円はどちらも同じ。枠組みでは選べない
  • 難易度は当サイトの区分でどちらもLevel 1
  • AZ-900は「アーキテクチャとサービス」35〜40%+「管理とガバナンス」30〜35%で、運用と契約まで含む
  • DP-900は「データの主要概念」と「分析ワークロード」で半分強。データベースだけでは足りない
  • 迷っているならAZ-900から。データ職に進むと決まっているならDP-900からでも成立する
  • 学習内容の重なりは小さいので、2本目も相応の時間を見込む

資格道場の使い方

どちらの試験も、範囲が広いぶん「知っているつもり」が残りやすい試験です。演習で潰しておくのが最短です。

資格道場ではAZ-900・DP-900それぞれのオリジナル問題集を、本番CBT準拠の形式で用意しています。

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参考(一次情報)

※ 本記事は2026年6〜7月時点のMicrosoft公式情報をもとに作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。