結論:AZ-900は「公式無料教材 → 出題範囲の確認 → 問題演習」で受かる
AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)は、Azureの入門資格です。合格ラインは1000点満点中700点。未経験からでも、正しい順番で学べば最短2週間〜2か月で十分に狙えます。
最短ルートはシンプルです。
- **Microsoft Learn(公式・無料)**で全体像をつかむ
- **出題範囲(3ドメインの配点)**で、どこが重いかを把握する
- 問題演習で本番形式に慣れる ── ここが合否を分けます
勉強時間の目安(経験別)
AZ-900に必要な勉強時間は、これまでのIT経験で大きく変わります。一般的な目安は次のとおりです。
| タイプ | 目安 |
|---|---|
| クラウド/インフラの業務経験あり | 約2週間(1日1時間程度) |
| 他クラウド(AWS等)の経験あり | 約1か月 |
| IT未経験・これから | 約1〜2か月 |
AZ-900は「広く浅く」の入門資格ですが、用語が多く、半分以上は内容を理解していないと選べない問題だと言われます。丸暗記より「概念を自分の言葉で説明できる」状態を目指すのが近道です。
AZ-900の出題範囲と配点(公式・2026年版)
Microsoft公式のスキル範囲(2026年1月14日時点)では、AZ-900は次の3ドメインで構成されます。
| 出題領域 | 配点 |
|---|---|
| クラウドの概念 | 25〜30% |
| Azureのアーキテクチャとサービス | 35〜40%(最大) |
| Azureの管理とガバナンス | 30〜35% |
最大ウェイトは「Azureのアーキテクチャとサービス(35〜40%)」。仮想マシン・ストレージ・ネットワークといった中核サービスの理解が得点源です。まずここを固めましょう。
範囲は2026年1月に小改訂が入りましたが、ドメイン構成・配点は不変です(AI-900のような"廃止→新試験"ではなく、通常の定期アップデートです)。
「AZ-900は廃止される?」── 予定なし・現行で安定
AI-900(AI Fundamentals)が2026年6月30日で廃止されるため、「AZ-900も無くなるのでは?」と不安に思う方がいます。結論、AZ-900に廃止・後継試験の予定はありません(Microsoft公式)。AZ-900はAzure入門の"終着点側"の安定資格です。
廃止が決まっているのは、別物のAZ-204(開発者向け・2026年7月31日廃止)。AZ-900とは対象者も内容も異なります。AZ-900は安心して学習を進めて大丈夫です。
「AZ-900の過去問」との正しい付き合い方
AZ-900はCBT(コンピューター試験)で、過去問と似た傾向の問題が出ると日本語の受験記で繰り返し語られています。だからこそ、問題演習は合格に直結する勉強法です。
ただし注意点が2つ。
- 無料の寄せ集め問題は、解説が薄く・範囲に穴があることが多い。「解いて終わり」では、なぜ間違えたかが残りません。
- 2026年1月の範囲改訂に追従していない古い問題が混ざることがある。
→ 出題範囲(2026年版)に沿って、解説つきで・間違えた問題だけ復習できる演習環境を選ぶのが、遠回りに見えて最短です。
Ping-tにAZ-900は無い ── CCNAから来た人が戸惑うポイント
ネットワークやLinuxを学んだ方の多くは、Ping-t(CCNA・LinuC・AWS等の定番演習サイト)で問題演習に慣れています。ところが ── Ping-tはMicrosoft/Azure系(AZ-900含む)を扱っていません。
CCNAやLinuCをPing-tで取った人が、いざAZ-900の勉強を始めると「いつもの演習環境が無い」ことに気づきます。これがAzure入門でつまずく地味な落とし穴です。
資格道場は、その**「Ping-t難民」の受け皿**を意識して作っています。出題範囲に1対1で対応したオリジナル問題+解説、間違えた問題だけの復習、進捗の可視化 ── Ping-tで慣れた"解いて覚える"スタイルを、Azureでもそのまま続けられます。第1回の模試は登録不要・無料で試せるので、まず手触りを確かめてみてください。
試験の基本情報(公式)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験名 | AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals |
| 合格点 | 700(1000点満点中) |
| 受験料(日本・税込) | 一般 12,980円 / 学生 9,680円 |
| 対応言語 | 日本語あり(英語が先行・ローカライズは約8週間遅れ) |
| 試験時間 | 公式表記45分(着席時間は前後します) |
| 再受験 | 不合格でも24時間後に再受験可(以降は間隔が伸びる) |
※問題数は公式に明記がなく、受験記では概ね40〜60問とされています。
よくある疑問(FAQ)
Q. AZ-900は未経験でも受かる? A. 受かります。広く浅い入門資格で、業務経験がなくても1〜2か月の学習で十分狙えます。用語の理解を重視してください。
Q. AZ-900の勉強は何から始める? A. まずMicrosoft Learn(無料)で全体像→出題範囲で重い領域(Azureサービス35〜40%)を把握→問題演習、の順が王道です。
Q. AZ-900はいつ廃止される? A. 廃止予定はありません(現行・安定)。廃止が決まっているのは別資格のAZ-204(2026年7月31日)です。
Q. Ping-tでAZ-900の問題は解ける? A. 解けません。Ping-tはAzure系を扱っていないため、別の演習環境が必要です。
まとめ
- AZ-900は「公式Learn(無料)→ 出題範囲の確認 → 問題演習」で受かる入門資格
- 勉強時間の目安は経験別に2週間〜2か月。合格点700
- 出題は3ドメイン、最大は「Azureのアーキテクチャとサービス(35〜40%)」
- 廃止予定はなし(AZ-204は廃止だがAZ-900は安泰)
- Ping-tはAZ-900非対応 ── CCNA等から来た人は、別の演習環境が要る
出題範囲に沿って、解説つきで問題演習をしたい方は、資格道場のAZ-900問題集をご活用ください(第1回の模試は登録不要・無料)。
あわせて狙いたいAzure入門資格
AZ-900で土台ができたら、同じ入門レベルの兄弟資格も効率よく狙えます。
- AI-900/AI-901(Azure AI Fundamentals) ── AIの入門。AI-900は2026年6月末でAI-901へ移行
- DP-900(Azure Data Fundamentals) ── データ/データベースの基礎
- ネットワーク出身の方は AWS CLF(クラウドプラクティショナー) も取りやすい入門クラウド
資格道場では、いずれも全問オリジナル・公式範囲準拠の問題集を用意しています(各資格、1回分は無料でお試しいただけます)。
参考(Microsoft公式・一次情報)
- Exam AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals(認定ページ・合格点・言語・再受験)
- AZ-900 公式スタディガイド(3ドメイン配点・2026-01-14改訂)
- AZ-900 受験料(日本・Odyssey)
※ 本記事は2026年6月16日時点のMicrosoft公式情報をもとに作成しています。試験仕様・日程・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。