結論:DP-900は「公式無料教材 → 出題範囲の確認 → 問題演習」で受かる
DP-900(Microsoft Azure Data Fundamentals)は、Azureのデータ分野の入門資格です。合格ラインは1000点満点中700点。データの業務経験がなくても、正しい順番で学べば最短2週間〜2か月で十分に狙えます。
最短ルートはシンプルです。
- Microsoft Learn(公式・無料)で全体像をつかむ
- 出題範囲(4ドメインの配点)で、どこが重いかを把握する
- 問題演習で本番形式に慣れる ── ここが合否を分けます
DP-900の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)
勉強時間の目安(経験別)
| タイプ | 目安 |
|---|---|
| SQL・データベースの業務経験あり | 約2週間(1日1時間程度) |
| 他のIT/クラウド経験あり | 約1か月 |
| IT・データ未経験 | 約1〜2か月 |
DP-900は「広く浅く」の入門資格ですが、リレーショナルと非リレーショナルの違いや分析ワークロードなど、概念を整理して理解しているかが問われます。用語の丸暗記より「どんな時に何を使うか」を説明できる状態を目指しましょう。
DP-900の出題範囲と配点(公式・2026年版)
Microsoft公式のスキル範囲では、DP-900は次の4ドメインで構成されます。
| 出題領域 | 配点 |
|---|---|
| コアデータの概念 | 25〜30% |
| Azureのリレーショナルデータ | 20〜25% |
| Azureの非リレーショナルデータ | 15〜20% |
| 分析ワークロード(Power BI・Microsoft Fabric 等) | 25〜30% |
特徴は、「コアデータの概念」と「分析ワークロード」がそれぞれ25〜30%と、入口(データの基礎)と出口(分析・可視化)に重みがあること。近年はクラウド分析の主役が Microsoft Fabric に集まっており、Databricks・Synapse・Power BI とあわせて分析ドメインの理解が得点源です。
最新の出題範囲は2026年7月21日版のSkills measuredです(2026年8月確認)。この改訂も「データの表し方」「Azureストレージ」「リアルタイム分析」まわりの小改訂(Minor)のみで、4ドメインの骨格と配点は変わっていません。
「DP-900は廃止される?」── 予定なし・現行で安定
「DPシリーズは試験の入れ替えが多い」と聞いて不安になる方がいます。結論、DP-900に廃止・後継試験の予定はありません(現行・安定)。
廃止されたのは、データエンジニア向けの中級資格 DP-203(2025年3月31日廃止 → 後継は DP-700: Fabric Data Engineer Associate)。これはDP-900(入門)とは対象者も難易度も異なる別物です。DP-900は安心して学習を進めて大丈夫です。
データ資格ならではの学習ポイント
DP-900は「データ」に特化した入門です。次の4本柱を、用語と一緒に押さえましょう。
- リレーショナルデータ:正規化・SQL・Azure SQL ファミリー(SQL Database / Managed Instance / SQL Server on VM)
- 非リレーショナルデータ:Blob / File / Table ストレージ、Cosmos DB のユースケースとAPI
- 分析ワークロード:バッチ vs ストリーミング、Synapse・Databricks・Microsoft Fabric
- 可視化:Power BI の機能とデータモデル、適切なグラフの選び方
「概念→対応するAzureサービス名」をセットで覚えると、選択肢問題で迷いません。
「DP-900の過去問」とダンプの注意
DP-900はCBT(コンピューター試験)で、過去問と似た傾向が出ると受験記で語られます。だからこそ問題演習は合格に直結します。
ただし注意。日本語圏にはダンプ(過去問の丸写し)サイトが多く出回っていますが、出所が不透明で、範囲改訂に追従していない・解説が無いものが少なくありません。利用規約・品質の両面でリスクがあります。出題範囲に沿った、解説つきのオリジナル問題で演習するのが、遠回りに見えて安全で確実です。
Ping-tにDP-900は無い ── Azure入門でつまずく落とし穴
ネットワークやLinuxを学んだ方の多くは、Ping-t(CCNA・LinuC・AWS等の定番演習サイト)で問題演習に慣れています。ところが ── Ping-tはMicrosoft/Azure系(DP-900含む)を扱っていません。
AZ-900やAI-900に続いてDP-900を取ろうとした人も、同じ壁にぶつかります。「いつもの演習環境が、Azureには無い」。
資格道場は、その「Ping-t難民」の受け皿を意識して作っています。出題範囲に1対1で対応したオリジナル問題+解説、間違えた問題だけの復習、進捗の可視化 ── Ping-tで慣れた"解いて覚える"スタイルを、Azureのデータ資格でもそのまま続けられます。まず50問は会員登録もログインもなしでその場で解けます(本番形式の模試 第1回は無料の会員登録で解けます)。
試験の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験名 | DP-900: Microsoft Azure Data Fundamentals |
| 合格点 | 700(1000点満点中) |
| 受験料 | 受験する国・地域により決定されるため公式ページに具体額の記載はありません(Microsoft公式FAQは目安US$165) |
| 対応言語 | 日本語あり(英語が先行・ローカライズは約8週間遅れ) |
| 再受験 | 不合格でも24時間後に再受験可(以降は間隔が伸びる) |
よくある質問
Q. DP-900は未経験でも受かる?
受かります。データの基礎概念を問う入門資格で、SQLやデータベースの実務経験がなくても1〜2か月で十分狙えます。
Q. DP-900の勉強は何から始める?
Microsoft Learn(無料)で全体像→出題範囲で重い領域(コアデータの概念・分析ワークロード)を把握→問題演習、の順が王道です。
Q. DP-900はいつ廃止される?
廃止予定はありません。廃止されたのは中級のDP-203(2025年3月31日)で、DP-900とは別物です。
Q. Power BIやMicrosoft Fabricも出る?
出ます。「分析ワークロード(25〜30%)」にPower BI・Fabric・Databricks等が含まれます。
まとめ
- DP-900は「公式Learn(無料)→ 出題範囲の確認 → 問題演習」で受かるデータ入門資格
- 勉強時間の目安は経験別に2週間〜2か月。合格点700
- 出題は4ドメイン。「コアデータの概念」と「分析ワークロード(Power BI・Fabric)」が各25〜30%
- 廃止予定はなし(DP-203は廃止だがDP-900は安泰)
- Ping-tはDP-900非対応 ── AZ-900・AI-900から続けて取る人も、別の演習環境が要る
出題範囲に沿って、解説つきで問題演習をしたい方は、資格道場のDP-900問題集をご活用ください。まず50問は会員登録もログインもなしでその場で解けます(本番形式の模試 第1回は無料の会員登録で解けます)。
あわせて狙いたいAzure入門資格
DP-900で土台ができたら、同じ入門レベルの兄弟資格も効率よく狙えます(Azure入門の"3点セット")。
- AZ-900(Azure Fundamentals) ── クラウドとAzureの全体像。Azure入門の王道
- AI-901(Azure AI Fundamentals) ── AIの入門。AI-900は2026年6月末でAI-901へ移行
- ネットワーク・クラウド全般なら AWS CLF(クラウドプラクティショナー) も入門の定番
資格道場では、いずれも全問オリジナル・公式範囲準拠の問題集を用意しています(各資格、1回分は無料でお試しいただけます)。
参考(Microsoft公式・一次情報)
- Exam DP-900: Microsoft Azure Data Fundamentals(認定ページ)
- DP-900 公式スタディガイド(4ドメイン配点・合格点700・change log)
※ 本記事は2026年6月16日時点のMicrosoft公式情報をもとに作成し、2026年8月8日に最新の公式学習ガイド(Skills measured 2026年7月21日版)で配点・試験仕様を再確認しています。試験仕様・日程・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。