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Microsoft・Level 1

試験情報

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

「AZ-901」を探している方へ ── AZ-900とAI-901の見分け方

結論:「AZ-901」という試験コードはありません

先に答えだけ書きます。2026年8月14日時点で、Microsoftに AZ-901 という試験コードは存在しません。探しているのは、ほぼ次のどちらかです。

  • AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals) ── Azureそのものの基礎を問う入門試験。番号は変わっておらず、現行のままです
  • AI-901(Microsoft Azure AI Fundamentals) ── AzureのAIを問う入門試験。2026年6月30日にAI-900から置き換わりました

「AZ-901」と打ってしまうのは、調べ方が雑だからではありません。いま実際に紛らわしい状態になっているからです。その構造から説明します。

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なぜ「AZ-901」と検索してしまうのか

Microsoftの入門レベル(Fundamentals)の試験コードは、長いあいだ 末尾が「900」で統一 されていました。

試験コード 領域
AZ-900 Azure の基礎
AI-900 Azure の AI の基礎
DP-900 Azure のデータの基礎
SC-900 セキュリティ・コンプライアンス・IDの基礎
PL-900 Power Platform の基礎

頭の2文字が「領域」、下3桁の900が「入門レベル」── そう読める、きれいな体系でした。

ところが2026年、この体系のうちAI-900だけが「901」へ動きました。

Microsoft LearnのAI-900のページには、現在こう表示されています。

The AI-900 exam was retired on June 30, 2026, and has been replaced by AI-901. To earn this certification, candidates must now pass AI-901. (AI-900試験は2026年6月30日に受験終了し、AI-901に置き換わりました。この認定を取得するには、AI-901に合格する必要があります)

つまり、Fundamentalsで「900」以外の番号が現れたのは、このAI-901が初めてです。

ここまで来ると、混同はむしろ自然な推論です。「AIの入門試験が901になったのなら、Azureの入門試験もAZ-901になったのだろう」── 番号体系が動いた直後にそう考えるのは理屈が通っています。実際にはそうならず、AZ-900は据え置かれたというだけの話です。

どちらを探していたのか ── 見分け方

次の表で、自分がどちらを探していたのかを判別してください。

見分ける軸 AZ-900 を探していた場合 AI-901 を探していた場合
やりたいこと Azureとは何かを一通り知りたい/クラウドの入口に立ちたい AzureでAI・生成AIを扱えるようになりたい
出てくる言葉 仮想マシン・ストレージ・サブスクリプション・課金・SLA 生成AIモデル・エージェント・Microsoft Foundry
コードの知識 不要 Pythonの構文の知識が前提(公式に明記)
出題範囲 3ドメイン 2ドメイン(うち実装が55〜60%)
よくあるきっかけ 会社でAzureを使い始めた 生成AIの案件に入った

いちばん外れにくい軸は「コードを書く前提があるかどうか」です。 AZ-900はコードの知識を求めていませんが、AI-901はMicrosoft公式が受験者像として「Pythonのコーディング構文とプログラミング手法の知識」を挙げています。

2つの試験の現況(2026年8月14日確認)

項目 AZ-900 AI-901
正式名称 Microsoft Certified: Azure Fundamentals Exam AI-901: Microsoft Azure AI Fundamentals
前身 ──(変更なし) AI-900(2026年6月30日で受験終了)
受験終了の予定 告知なし 告知なし
合格点 700点 700点
出題領域 クラウドの概念/Azureのアーキテクチャとサービス/Azureの管理とガバナンス AIの概念と能力の識別(40〜45%)/Microsoft Foundryを使った実装(55〜60%)
受験言語 日本語を含む13言語 日本語を含む13言語
公式ページ最終更新 2026年7月20日 2026年8月5日

「AZ-900はもう古いのでは」と心配する必要はありません。 公式ページに受験終了や後継試験の告知は一切なく、試験時間45分も従来どおりです。無料のPractice Assessment(練習用評価)とExam Sandbox(試験の体験版)も利用できます。

AI-901側で押さえておきたいのは、AI-901はAI-900の名前が変わっただけではないということです。AI-900は「データサイエンスやソフトウェア開発の経験は不要」と明記された5ドメイン構成の概念中心の試験でしたが、AI-901は2ドメインに再編され、過半(55〜60%)がMicrosoft Foundryを使った実装に充てられています。認定名は変わらないので勉強がまるごと無駄になることはありませんが、実装領域は積み増しが必要です。

よくある質問

Q. AZ-901はいつ始まりますか?

2026年8月14日時点で、AZ-901の開始予定は公表されていません。AZ-900の公式ページにも受験終了日や後継試験の告知はなく、現行の試験として運用されています。

Q. AZ-900は廃止されるのですか?

廃止の告知はありません。AI-900のように受験終了が決まった試験は公式ページの冒頭に警告ボックスで明示されますが、AZ-900のページにその表示はありません。

Q. AI-900の勉強をしていました。無駄になりますか?

なりません。認定名は「Azure AI Fundamentals」のままで、AI-901に合格すれば同じ認定を取得できます。ただし出題の重心が実装側へ移っているため、Microsoft Foundryまわりは学び直しが必要です(詳細は「AI-900とAI-901の違いは?廃止日と変更点」)。

Q. AZ-900とAI-901、両方受ける意味はありますか?

あります。AZ-900はAzure基盤全般、AI-901はその上のAIに特化していて領域が重なりません。クラウド未経験の方は、土台になるAZ-900を先に置くほうが理解が早くなります。

まとめ

  • AZ-901という試験コードは存在しません。 探しているのはAZ-900かAI-901のどちらかです
  • 混同が起きるのは、Fundamentalsで唯一AI-900だけが「901」へ動いたため。番号体系が崩れた直後なので、推論としてはむしろ自然です
  • AZ-900は番号も内容も現行のまま。AI-901はAI-900の後継で、認定名は変わらず中身が実装中心に再編されました
  • 見分ける決め手はコードの知識が要るかどうか ── AZ-900は不要、AI-901はPythonの構文知識が前提です

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なお、旧AI-900時代の問題504問は解説付きで無料公開しています(AI-900は受験終了、旧問題を無料公開)。AI-901の範囲外も含みますが、概念部分の肩慣らしに使えます。

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参考(一次情報)

※ 本記事は2026年8月14日にMicrosoftの公式ページを直接確認して作成しています。試験コード・出題範囲・提供される学習リソースは変更されることがあります。 お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。