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PeopleCert・Level 1

試験情報

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

ITIL Foundation問題集の選び方(日本語/英語)

ITIL 4 Foundationの問題集は、日本語を主役にして選べば足ります。試験は日本語でも受けられます。英語の問題は「用語の原語を知る」ための追加教材として、1〜2割だけ混ぜるのが現実的です。この記事では、その理由と、教材の種類ごとの使い分けを書きます。

日本語の問題集と英語の問題集は何が違うのか

試験の中身は同じです。40問を60分で解き、合格ラインは65%(40問中26問の正解)です。違いは問題文の言語だけです。ただし、この言語の差が学習の進み方に出ます。

日本語の問題集は、公式シラバスの訳語に沿って作られています。「価値共創」「有用性と保証」のように、日本語訳が固い用語もそのまま出ます。日本語で受験するなら、本番と同じ訳語で練習できる点が強みです。

英語の問題集は、原語の value co-creation や utility and warranty で出題されます。訳語がないぶん、用語の意味を直接つかめます。英語に慣れた人なら、むしろ英語のほうが読みやすいこともあります。

先に受験言語を決めると、教材選びがぶれません。受験言語は申し込み時に選ぶため、次の順で考えます。

  1. 日本語で受けるか、英語で受けるかを決める
  2. 受験言語と同じ言語の問題集を、主教材にする
  3. もう一方の言語の問題は、補助として少量だけ解く

ITIL 4 ファンデーションの問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

日本語で受けるなら、英語問題を解く意味はあるのか

あります。ただし主役にはしません。英語問題が効くのは、似た用語の区別が曖昧なときです。

たとえば日本語の「変更実現」と「変更管理」は、字面が近くて混ざります。原語で change enablement と書かれていれば、「変更を実現可能にする活動」という性格が見えてきます。訳語だけでは掴みにくい意味が、原語では素直に読めることがあります。

英語問題に挑む利点は、次の3つです。

  • 訳語の背景にある原語の意味がつかめる
  • 英語のシラバスや公式資料を読むときに抵抗がなくなる
  • 日本語の選択肢の言い回しに引っ張られず、概念で答える癖がつく

1日に解く量は、数問から10問ほどで足ります。全問を英語で解く必要はありません。日本語で間違えた問題の英語版を読み直す、という使い方がいちばん続きます。

英語で受験するなら、問題集は何を選ぶのか

英語で受けるなら、英語の問題集を主教材にします。ここで気をつけたいのは、公式の言い回しとのずれです。

ITILの問題は、公式シラバスの文言に沿って作られています。非公式の英語問題には、独自の言い換えが混ざることがあります。シラバスと食い違う解説を覚えると、本番で選択肢を取り違えます。

選ぶときは、解説にシラバスの該当箇所が書かれているかを見てください。根拠の書かれていない問題は、後で自分で確認する手間が増えます。

受験料や英語受験の細かい条件は、改定されることがあります。PeopleCert公式サイトの「Exam bundle」は78,677円(税込、2026年10月確認)です。研修コース付きのプランや研修機関経由では金額が変わります。申し込み前に、公式サイトで最新の条件を確認してください。

定番教材はどう使い分けるのか

ITILの教材は、大きく4種類に分かれます。それぞれ得意な場面が違うため、1つに絞らず役割で分けると無駄が出ません。

教材の種類 向いている場面 注意点
公式シラバス 出題範囲と学習成果の確認 読み物としては硬い
公式電子書籍(Exam bundle付属) 全体像の通読 問題演習の量は少ない
市販の日本語参考書 日本語訳語に慣れる 版が古いと内容がずれる
Web問題集(日本語・英語) 繰り返しの演習 解説の質に差がある

使う順番は、シラバスで範囲を確認し、通読で全体像をつかみ、問題集で穴を埋める流れです。問題集から始めると、用語の土台がないまま正誤だけを覚えてしまいます。

通読の段階で迷ったら、ITIL 4 Foundationの勉強法と試験概要に全体の進め方をまとめています。時間が限られている人は、ITIL 4 Foundation勉強時間と1週間プランも参考になります。

問題集を選ぶ前に確かめる3つの条件

どの教材でも、買う前に確認したいのは次の3つです。

  • 対象が現行のITIL 4 Foundationか(古いv3向けではないか)
  • 解説が、正解だけでなく誤りの選択肢の理由まで書いているか
  • 問題数が、公式の40問形式の模試を数回分まかなえるか

特に1つ目は大事です。ITIL v3向けの問題集は、体系が違うため、そのまま使えません。違いが気になる方は、ITIL 4とITIL v3の違いを先に読んでください。

また、ITIL 4の認定試験と研修は2027年12月で終了すると、PeopleCert公式サイトが案内しています。新版のITIL Foundation (Version 5) も、日本語版が2026年5月15日にリリースされました。どちらを受けるかは、勤務先の要件や取得目的で変わります。期限の詳細はITIL 4はいつまで受けられる?にまとめています。

間違えた問題はどう復習するのか

問題集の効果は、解いた数より、間違えた後の扱いで決まります。復習は次の手順が続きます。

  1. 間違えた問題に印をつける
  2. シラバスの該当箇所を開き、正解の根拠を確認する
  3. 自分がなぜ誤りの選択肢を選んだかを一言で書く
  4. 3日後にもう一度解く

3番目が見落とされがちです。理由を書くと、「用語を取り違えた」のか「問題文を読み違えた」のかが分かれます。前者なら用語の整理、後者なら読み方の練習が必要になります。

似た用語の混同が多い人は、ITIL 4で混同しやすい用語の見分け方を並べて読むと、間違いのパターンがつかめます。

合格の目安は模試で何割か

合格ラインは65%です。問題集の正答率で見るなら、常に8割以上を取れる状態まで仕上げると、当日に余裕が残ります。

日本語と英語の両方を解いている場合は、受験言語の問題集で8割を基準にします。補助で解いている言語の正答率は、気にしすぎなくて構いません。

ITILは暗記量より、用語の区別と原則の理解が得点を分けます。解き終わった問題を何度も回すより、間違えた問題の根拠を確認する時間を長く取ってください。

資格道場では、ITIL 4 ファンデーションの問題演習を用意しています。日本語で本番形式の問題を繰り返し解き、間違えた箇所を確認する用途に使えます。

よくある質問

Q. ITIL 4 Foundationは日本語で受験できますか?

はい、日本語で受験できます。英語ほか多言語にも対応しています。受験言語は申し込み時に選ぶため、PeopleCert公式サイトで最新の対応言語を確認してください。

Q. 英語の問題集だけで日本語受験の対策になりますか?

主教材としては勧めません。本番の問題文は日本語の訳語で出るため、訳語に慣れる練習が欠かせないからです。英語問題は、原語の意味をつかむ補助として使うのが向いています。

Q. 問題集は何周すれば合格できますか?

周回数に公式の基準はありません。目安は、受験言語の模試で常に8割以上を取れることです。合格ラインは65%(40問中26問の正解)なので、8割なら当日に余裕が残ります。

Q. 受験料はいくらですか?

PeopleCert公式サイトの「Exam bundle」(公式電子書籍、試験、学習リソース)は、78,677円(税込)でした(2026年10月確認)。研修コース付きのプランや研修機関経由では金額が変わります。申し込み前に公式サイトで要確認です。

Q. ITIL 4とバージョン5のどちらの問題集を選べばよいですか?

受験する試験の版に合わせます。ITIL 4の認定試験と研修は2027年12月に終了すると、PeopleCert公式サイトが案内しています。勤務先の要件や取得目的で決め、申し込み前に公式サイトで対象バージョンを確認してください。

ITILは AXELOS Limited の登録商標です。本教材は公式シラバスの内容を基に作成しました。