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PeopleCert・Level 1

試験情報

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

ITIL 4 Foundation(ITILファンデーション)に「過去問道場」はある?

結論:ありません。そもそもITIL 4 Foundationに「過去問」が存在しません

先に、答えだけ書きます。

  • ITIL 4 Foundation(「ITILファンデーション」と検索されることもあります)に、過去問道場のような無料の過去問サイトはありません
  • 理由は単純で、運営元のPeopleCertが試験問題を公開していないからです。公開されていないものは、誰も過去問サイトを作れません
  • PeopleCertの公式ポリシーは、試験内容の無断複製・流出・転売を明確に「不正行為(malpractice)」と定めています
  • ネット上で「ITIL 過去問」を名乗るものの多くは、実際の試験問題ではなく、第三者が作った想定問題です

「探し方が悪いのかな」と時間を使う必要はありません。無いものを探しているだけなので、早めに切り上げて別の演習に移るのが正解です。

ITIL 4 ファンデーションの問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

なぜIPAの試験には過去問道場があって、ITILには無いのか

この違いは「試験問題を主催者が公開しているかどうか」の一点で決まります。

情報処理技術者試験(IPA)の場合。 IPAは自ら過去の試験問題を公開しています。2026年8月13日時点の公開ページには、筆記試験について2009年度〜2025年度の「問題冊子・配点割合・解答例・採点講評」が掲載され、利用条件もこう明記されています。

当機構で公表している過去の試験問題の使用に関し、法令に特別の定めがある場合を除き許諾や使用料は必要ありません。

主催者が問題を公開し、しかも自由に使ってよいと言っているため、第三者が無料の過去問演習サイトを作れます。過去問道場のようなサービスが成立するのは、この土台があるからです。

PeopleCertの場合は正反対です。 PeopleCertは試験問題を公開していません。それどころか、公式の「Malpractice and Maladministration Policy(不正行為・運営不備ポリシー)」では、次のような行為を明確に「malpractice(不正行為)」の具体例として列挙しています。

  • 試験教材の紛失・盗難・機密漏えい ── 「A loss or theft of, or a breach of confidentiality in any exam materials.」
  • 試験教材の不適切な流布・配布 ── 「Inappropriate circulation/distribution of exam materials.」
  • 試験問題・教材の無断の改変・複製・配布 ── 「Unauthorised amendment, copying or distributing of exam papers/materials.」
  • 試験内容の販売 ── 「Selling exam details.」

つまりITIL 4 Foundationの試験内容は、PeopleCert公式が「機密であり、無断で複製・拡散・販売してはならないもの」として扱っている、ということです。「ITIL版の過去問道場」が現れないのは、正規のルートで問題が手に入らないからです。

ここは実利の話でもあります。 「ITIL 過去問」を名乗るサイトの内容は、出典も正誤も担保がありません。ITIL 4は用語の定義が細かく、古い解釈のまま覚えると本番で誤答につながります。

代わりに使える公式の教材(2026年8月13日確認)

過去問が無くても、PeopleCertは学習教材そのものは用意しています。ただしAWSやMicrosoftのような「無料の公式練習問題セット」は、PeopleCertの認定ページ上には見当たりません。ここは正直に書いておきます。

名称 内容 費用
eLearningコースのプレビュー(Take a Quick Preview) 公式eLearningコースの中身を一部だけ試せるデモ 無料
公式eBook シラバスに沿った公式テキスト 有料(バンドル購入)
Learning Resource Kit 学習リソース一式 有料(バンドル購入)
Official Mock Exam PeopleCert公式の模擬試験 有料(バンドル購入)

PeopleCertの認定ページでは、これらが「Exam bundle」という形でまとめて販売されており、価格帯は幅があります(本記事確認時点でおよそ8万円台〜18万円台のバンドルが表示されていました)。試験単体の受験料も、この記事の確認時点でページ上に明記されていません。研修コース経由の申し込みでは金額がさらに変わるため、正確な金額は必ず公式サイトで確認してください。

公式教材の弱点は「量」と「値段」です

無料で試せるのはeLearningコースの一部プレビューだけです。まとまった量の問題演習をしたいなら、Official Mock Examなどの有料バンドルに手を伸ばすことになりますが、こちらは前述のとおり価格帯が高めです。「まず手軽に問題数をこなしたい」というニーズには、公式教材だけでは応えづらいのが実情です。

ITIL 4 Foundationの試験の枠組み(2026年8月13日確認)

演習の設計をする前に、土俵を確認しておきます。

項目 内容
試験名 ITIL 4 Foundation
運営 PeopleCert
出題形式 多肢選択式(クローズドブック・資料持ち込み不可)
問題数 40問
試験時間 60分
合格ライン 65%(40問中26問の正解)
受験料 公式サイトで実額を確認できず(Exam bundle形式で販売され価格が変動するため)
受験言語 日本語で受験できます(英語ほか多言語に対応)
前提条件 前提資格はありません

前提資格がなく形式もシンプルなぶん、「用語の定義を正確に押さえているか」がそのまま得点に直結します。丸暗記ではなく、「何のために存在する概念か」を説明できる状態を目指すのが近道です。

「過去問が無い試験」の演習のコツ

過去問がある試験と同じ勉強法を持ち込むと、ITILでは空回りします。切り替えるポイントは3つです。

  1. 用語の暗記ではなく、定義の理由を覚える。 ITIL 4は「有用性と保証」「アウトプットとアウトカム」のように似た用語が多く、丸暗記では初見の言い回しに対応できません。「なぜこの用語がこう定義されているか」を1行で言えるようにするのが得点になります
  2. 7つの従うべき原則と主要プラクティスの目的を軸にする。 出題の核はここです。似たプラクティス同士(インシデント管理と問題管理、変更実現とリリース管理など)の違いを、ペアで並べて説明できるようにしておきます
  3. 選択肢ごとに「なぜ違うか」まで確認する演習を選ぶ。 正解だけを覚えても、選択肢の並びを変えられると対応できません。誤答の選択肢がなぜ不正解なのかまで解説されている教材を使うのが近道です

よくある質問

Q. ITIL 4 Foundationに過去問道場はありますか?

ありません。PeopleCertは試験問題を公開しておらず、公式の「Malpractice and Maladministration Policy」では試験教材の無断複製・流布・販売を不正行為として明記しています。そのため第三者が過去問サイトを作ることができません。

Q. なぜ情報処理技術者試験には過去問道場があるのですか?

IPAが自ら過去の試験問題と解答例を公開し、その使用について「許諾や使用料は必要ありません」と明示しているためです。主催者が公開しているかどうかが、PeopleCertとの決定的な違いです。

Q. ネットで見つけた「ITIL過去問」を使ってもいいですか?

慎重に扱ってください。PeopleCertの公式ポリシーは試験教材の無断複製・流布・販売を不正行為と定めています。加えて、内容の正確性にも出題範囲の新しさにも担保がなく、古い解釈を覚えてしまうリスクがあります。

Q. PeopleCert公式の無料教材はありますか?

eLearningコースの一部を試せる無料プレビュー(Take a Quick Preview)があります。ただし、AWSやMicrosoftが提供するような無料の公式練習問題セットは、本記事の確認時点では見当たりませんでした。

Q. ITIL 4 Foundationは日本語で受けられますか?

受けられます。日本語のほか、英語ほか多言語に対応しています(本記事確認時点のPeopleCert公式情報)。

Q. ITIL 4 Foundationの受験料はいくらですか?

本記事の確認時点で、公式サイト上に試験単体の実額は明記されていません。公式eBook+試験バウチャー+学習リソースの「Exam bundle」形式で販売され、価格が変動するためです。お申し込みの前に必ず公式サイトで最新の受験料をご確認ください。

まとめ

  • ITIL 4 Foundationに過去問道場のような過去問サイトはありません。 PeopleCertが試験問題を公開していないためです
  • PeopleCert公式の「Malpractice and Maladministration Policy」は、試験教材の機密漏えい・無断複製・流布・販売を不正行為として明記しています
  • IPAの試験に過去問サイトがあるのは、IPA自身が問題を公開し、使用に許諾も使用料も不要としているから。この違いが決定的です
  • PeopleCert公式の無料教材はeLearningコースの一部プレビューのみ。まとまった演習量が欲しい場合は有料のExam bundleになります
  • ITIL 4 Foundationは40問・60分・合格ライン65%(26問正解)・前提資格なし・日本語で受験できます

資格道場の使い方

はっきり書きます。資格道場のITIL 4 Foundation問題集は「過去問」ではありません。 本試験の問題は公開されておらず、当サイトはそれを入手も掲載もしていません。公式シラバスに沿って、100%オリジナルで作成した問題集です。

過去問が存在しない試験では、これが唯一まっとうな演習の形になります。そのうえで、量と解説で本番に届かせる設計にしています。

  • 会員登録もログインもなしで50問を解けます ── 本物の問題で手触りを確かめてから決めてください

  • 1問ずつ正誤と解説を確認できます。誤答した選択肢については「なぜそれが違うのか」まで読めます

  • 全600問収録。似た用語・似たプラクティスを区別する問題も多く配置しています

  • 購入は買い切りで、月額の課金はありません。シラバスが改定された場合も追加料金なしでそのまま使えます

  • ITIL 4 Foundationの問題を、登録なしで50問解いてみる

  • ITIL 4 Foundation 問題集

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参考(一次情報)

※ 本記事は2026年8月13日にPeopleCertおよびIPAの公式ページを直接確認して作成しています。試験仕様・受験料・提供される学習リソースは変更されることがあります。 お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。