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基本情報技術者 科目Aの対策法 ── テクノロジ系約68%の配点をどう取りにいくか【2026年版】

結論:科目Aは「テクノロジ系を軸に、3系統すべてに触れる」

基本情報技術者試験(FE)の科目Aは、60問・90分の多肢選択式です。合格ラインは1,000点満点中600点以上

対策の方針は配点表を見れば一意に決まります。科目Aの出題はテクノロジ系が**約68%**を占めます。ここを外して600点に届く設計はありません。

ただし「テクノロジ系だけやればいい」わけでもありません。マネジメント系(約12%)とストラテジ系(約20%)を足すと3割強。しかもこの2系統は、用語の言い回しがそのまま問われる素直な問題が多く、短期間でも伸ばしやすいという性質があります。時間対効果でいえば、むしろ最後まで手を付けないほうが損をします。

科目Aは「テクノロジ系を主軸に据えたうえで、残り2系統を短期間で刈り取る」── この二段構えが最短です。

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科目Aの基本情報

項目 内容
出題数・試験時間 60問・90分(うち採点対象は56問。残り4問は今後の出題のための評価用で、採点には含まれません)
出題形式 多肢選択式(CBT方式)
合格ライン 1,000点満点中600点以上(科目A・科目Bとも基準を満たして合格)
採点方式 IRT(項目応答理論)方式 ── 問題ごとの配点は一律ではありません
実施方式 全国のテストセンターで随時実施(通年CBT)
受験料 7,500円(税込) ※2026年7月時点

受験料・試験仕様は改定されることがあります。お申し込みの前に必ずIPA公式サイトで最新情報をご確認ください。

押さえておくべき2つの仕様

採点対象は56問 ── 手応えと結果はズレる

60問のうち、採点されるのは56問です。残り4問は今後の出題のための評価用で、採点には含まれません。そしてどの4問が評価用かは受験者には分かりません

ここから導かれる実践的な結論はひとつです。見たことのない設問や、明らかに毛色の違う設問に時間を溶かさないこと。 それが評価用である可能性は十分にあります。分からない設問は印を付けて先に進み、確実に取れる設問を全部拾ってから戻る。この進め方が、CBTでは特に効きます。

IRT方式 ── 正答率と得点は一致しない

科目AはIRT(項目応答理論)方式で採点されます。問題ごとの配点が一律ではないため、「何問正解したか」と「何点になるか」は単純に対応しません。

そのため、模試の正答率をそのまま得点として読み替えることはできません。かわりに使えるのは、「安定して一定の正答率を出せているか」という再現性の指標です。1回だけ高い正答率が出ても、次で崩れるなら知識が定着していません。同じ水準を複数回出せることのほうが、当日の結果に近い情報になります。

3系統の配点と優先順位

系統 出題比率の目安 中身
テクノロジ系 約68% コンピュータ構成要素・ネットワーク・データベース・セキュリティ・ソフトウェア・基礎理論など
ストラテジ系 約20% 経営戦略・企業と法務など
マネジメント系 約12% 開発技術・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント

出題比率はIPA公式のシラバス・サンプル問題を根拠とする概数です。

優先順位は、テクノロジ系 → ストラテジ系 → マネジメント系の順が合理的です。ストラテジ系をマネジメント系より先に置く理由は、出題比率が約20%と約12%で差があるためです。ただし両者とも短期間で伸ばしやすい性質は共通しているので、順番より「両方に必ず手を付ける」ことのほうが大事です。

テクノロジ系の攻め方

約68%を占めるテクノロジ系は、さらに性質の違う2種類に分かれます。

(1)用語と原理を問うもの ── ネットワークのプロトコル、データベースの正規化、セキュリティの攻撃手法と対策、OSの仕組みなど。ここは「用語を知っているか」ではなく「その仕組みがなぜそう動くか」を一度理解しておくと、初見の選択肢でも絞り込めるようになります。丸暗記だと言い換えられた瞬間に落とします。

(2)計算するもの ── 稼働率、待ち行列、基数変換、サブネット、ビット演算など。この種類は理解よりも手を動かした回数がそのまま得点になります。解法の型を覚えたら、あとは繰り返しです。試験当日に計算を思い出しているようでは時間が足りません。

学習の初期は(1)に偏りがちですが、(2)は伸びが確実な分だけ費用対効果が高い領域です。早めに演習へ入ってください。

ストラテジ系・マネジメント系の刈り取り方

この2系統は、テクノロジ系と同じ密度で勉強する必要はありません。合わせて3割強という配点に見合うのは、用語と定義を正確に対応づける作業です。

  • 経営戦略・企業と法務の用語(ストラテジ系)
  • プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント・システム監査の用語(マネジメント系)

出題は素直な問われ方が多いため、問題を解いて間違えたものだけ定義に戻る、という往復で十分に伸びます。テクノロジ系の学習に疲れた日の枠として使うのも現実的です。

仕上げ方 ── 科目Aと科目Bは別々に見る

模試形式で仕上げるときは、科目Aと科目Bの正答率を必ず分けて確認してください。見るべきものが違うからです。

  • 科目A ── 知識の抜けを見る。どの系統・どの分野で落としているかを記録する
  • 科目B ── トレースの精度を見る。どこで読み違えたかを追う

この2つを混ぜた「総合正答率」は、次に何をすべきかを教えてくれません。科目Aで落ちているのに科目Bのトレース練習を積んでも前進しないからです。

なお、FE全体の勉強時間の目安は科目A・科目B合わせて150〜200時間、期間にして2〜3か月程度と言われることが多い試験です。公式の基準ではないため、目安として扱ってください。

よくある質問

Q. 科目Aは何問正解すれば合格ですか?

問題数では表せません。合格ラインは1,000点満点中600点以上で、採点はIRT(項目応答理論)方式のため問題ごとの配点が一律ではありません。「何問取れば」という形で目標を置くのではなく、模試で安定した正答率を再現できる状態を目指してください。

Q. 採点されない4問があるというのは本当ですか?

はい。科目Aの60問のうち採点対象は56問で、残り4問は今後の出題のための評価用として採点に含まれません。どの4問が評価用かは受験者には分かりません。見慣れない設問に時間を使いすぎないことが実践的な対策になります。

Q. 科目Aの試験時間90分は足りますか?

60問を90分で解く配分です。分からない設問に固執せず、印を付けて先へ進み、確実に取れる設問を拾いきってから戻る進め方であれば、見直しの時間も確保できます。CBTでは設問間の移動が画面操作になるため、この進め方に事前に慣れておくと安定します。

Q. テクノロジ系だけ勉強すれば受かりますか?

おすすめしません。テクノロジ系は約68%と最大ですが、ストラテジ系(約20%)とマネジメント系(約12%)で3割強あります。しかもこの2系統は短期間で伸ばしやすいため、手を付けないのは時間対効果の面でも損です。

Q. 受験料はいくらですか?

7,500円(税込)です(2026年7月時点)。改定されることがあるため、お申し込み前にIPA公式サイトでご確認ください。

まとめ

  • 科目Aは60問・90分採点対象は56問(残り4問は評価用)
  • 合格ラインは1,000点満点中600点以上、採点はIRT方式で正答率と得点は一致しない
  • 配点はテクノロジ系 約68%・ストラテジ系 約20%・マネジメント系 約12%
  • テクノロジ系は「原理を理解するもの」と「手を動かすもの」に分けて攻める
  • 仕上げは科目Aと科目Bの正答率を分けて確認する

資格道場の使い方

科目Aは、演習で抜けを炙り出して埋める進め方がそのまま得点になる科目です。資格道場では基本情報技術者試験のオリジナル問題集を、本番CBT準拠の形式で用意しています。

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参考(一次情報)

※ 本記事は2026年7月時点のIPA公式情報をもとに作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。