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経済産業省(IPA)基礎

基本情報技術者試験(FE)とは?出題範囲・合格ライン・勉強時間の目安

基本情報技術者試験(FE)の試験概要・出題範囲・勉強時間の目安を、公式情報をもとに整理したページです。

基本情報技術者 とはどんな試験か

基本情報技術者試験(FE)は、経済産業省が認定する国家試験「情報処理技術者試験」の一区分で、ITエンジニアの登竜門と位置づけられる資格です。ITパスポートが「ITを利活用する人」向けの基礎試験であるのに対し、FEは「ITを作る・運用する人」向けに一段深く踏み込み、アルゴリズムとプログラミングの実践的な内容を含みます。

試験は科目A(知識を問う)と科目B(実践的な読解・アルゴリズムを問う)の2科目で構成され、両方に合格して初めて資格取得となります。前提資格はなく、ITパスポート未取得でも受験できますが、IPA公式でもITパスポートで基礎を固めた次のステップとして案内されています。

対象はプログラマー・システムエンジニアを目指す方だけでなく、社内SEやIT運用担当など、開発の現場と接点を持つすべての方です。試験は全国のテストセンターで年間を通じてCBT方式で実施され、都合の良い日時・会場を選んで申し込みます。

試験概要

試験名
基本情報技術者試験(FE)
運営
経済産業省・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
出題形式
多肢選択式(CBT方式)。科目A・科目Bの2科目に合格が必要
問題数・試験時間(科目A)
60問・90分(うち採点対象は56問。残り4問は今後の出題のための評価用で、採点には含まれません)
問題数・試験時間(科目B)
20問・100分(情報セキュリティ4問+データ構造及びアルゴリズム16問が中心)
合格ライン
科目A・科目Bともに1,000点満点中600点以上(両科目とも基準を満たして合格)
受験料
7,500円(税込)※2026年7月時点
実施方式
全国のテストセンターで随時実施(通年CBT)。希望日時・会場を選んで申し込みます

採点はIRT(項目応答理論)方式で行われるため、問題ごとの配点は一律ではありません。

科目Bはかつての午後試験に代わるもので、特定のプログラム言語(C・Java・Pythonなど)ではなく、擬似言語(疑似コード)による出題に統一されています。

受験料・試験仕様は改定されることがあります。お申し込みの前に必ずIPA公式サイトで最新情報をご確認ください。

※ 上記は2026年7月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

出題範囲の概観

  • 科目A:テクノロジ系(コンピュータ構成要素・ネットワーク・データベース・セキュリティなど)約68%
  • 科目A:マネジメント系(開発技術・プロジェクト/サービスマネジメント)約12%
  • 科目A:ストラテジ系(経営戦略・企業と法務)約20%
  • 科目B:データ構造及びアルゴリズム(擬似言語での読解・トレース)約80%
  • 科目B:情報セキュリティ約20%

出題比率はIPA公式のシラバス・サンプル問題を根拠とする概数です(2026年7月確認)。科目Aはテクノロジ系が7割近くを占め、科目Bはデータ構造及びアルゴリズム(擬似言語)が8割を占めるため、この2領域が実質的な合否の分かれ目になります。

勉強時間の目安と進め方

一般的な目安は科目A・科目B合わせて150〜200時間、期間にして2〜3か月程度と言われることが多い試験です。ITパスポート合格者やプログラミング経験者はこれより短縮できますが、未経験からだと科目B(擬似言語)に慣れる時間を多めに見込んでおくと安心です。公式の基準ではないため、あくまで目安として扱ってください。

科目Aはテクノロジ系の比重が大きいため、コンピュータの仕組み・ネットワーク・データベース・セキュリティの用語と原理を優先して固めるのが効率的です。マネジメント系・ストラテジ系は出題数こそ少ないものの、用語の言い回しがそのまま問われる素直な問題が多く、短期間でも伸ばしやすい分野です。

科目Bは暗記よりも「慣れ」が効く科目です。擬似言語の読み方(変数・条件分岐・繰り返し・配列の表記ルール)を最初に一度しっかり覚えてしまえば、あとはトレース(コードを1行ずつ手で追う)の反復練習で正答率が上がっていきます。情報セキュリティは科目Aの知識の延長で対応できます。

模試形式で仕上げるときは、科目Aと科目Bを分けて正答率を確認してください。科目Aは知識の抜けを、科目Bはトレースの精度(どこで読み違えたか)を見る、という異なる復習の仕方が必要になります。

この問題集の使い方

当サイトの 基本情報技術者 問題集は、全1400問のオリジナル問題を本番形式の模試18回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。

  1. 無料の第1回(80問)を解く

    無料の会員登録で、このままブラウザで始められます。本番の出題数に寄せた通し形式なので、いまの実力と出題の肌感が一度につかめます。

  2. 解説で弱点をつかむ

    1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。

  3. 合うと感じたら、残りの模試を解放する

    第2回以降の17回・1320問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。

  4. 全18回・1400問を周回する

    1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。

  5. 間違えた問題だけを復習する

    復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。

まずは無料の第1回(80問)で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。

基本情報技術者 の模試を見る(第1回は無料)