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AI-103の勉強法と勉強時間 ── 生成AI・エージェント30〜35%をどう積むか【2026年版】

結論:Foundryで「実際に動かした経験」が中心になる試験

AI-103(Developing AI Apps and Agents on Azure)は、AI-102(Azure AI Engineer Associate・公式ページで終了案内済み)の後継にあたる、2026年開始の新試験です。合格すると Microsoft Certified: Azure AI Apps and Agents Developer Associate を取得できます。

勉強法の結論を先に書きます。座学よりも、実際にFoundry SDKでコードを書いて動かす経験が効いてくる内容です。

理由は出題の中身にあります。問われるのは、Foundryでのモデル・エージェントのデプロイ、RAGパイプラインの実装、マルチエージェントのオーケストレーション、Content Understandingを使った画像・動画・音声・文書からの情報抽出── 実装対象がかなり具体的です。用語を読んで覚えるだけでは、選択肢の細かい差を判別できません。

AI-103の問題演習はこちら →(第1回の模試は無料の会員登録ですぐ解けます)

試験の基本情報

項目 内容
試験名 AI-103: Developing AI Apps and Agents on Azure
認定名 Microsoft Certified: Azure AI Apps and Agents Developer Associate
運営 Microsoft
位置づけ AI-102の後継にあたる2026年開始の新試験(現在ベータ提供中)。Microsoft Foundryを中心とした出題内容
問題数 非公表(ベータ試験のため確定情報なし。Microsoft認定試験は通常40〜60問程度と公式に案内)
試験時間 120分(Microsoft公式ページで明記。着席全体の時間は本試験固有には公表されていません)
合格ライン 700点(1,000点満点のスケールスコア)
試験言語 現時点では英語のみです(日本語は未提供 ※2026年7月確認)
受験方法 ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン)

受験料は受験する国・地域により決定されるため、Microsoft公式ページに具体的な金額の記載はありません。Associate/Expertレベル試験全般の目安として、Microsoft公式FAQは「通常US$165程度(実際の価格は受験する国・地域の通貨に応じて決定)」としています(2026年7月確認)。

出題形式は選択式を中心としたCBTです。Associate/Expertレベルの試験全般ではラボ(実機操作)なども使われることがありますが、本試験固有にどの形式が出るかはMicrosoftの方針として事前公表されません

ベータ試験であることの3つの注意点

AI-103は現在ベータ提供中です。学習計画に直接影響する点が3つあります。

1. スコアの反映が遅れます ベータ試験は採点モデルが未確定のため、スコアの反映が通常より遅れます。目安として、試験が世界で本提供開始してから約10日〜、ベータ開始から10〜14週間程度とMicrosoft公式に案内があります。すぐに結果が必要な事情(転職の期限など)がある方は、この遅延を織り込んでください。

2. 出題範囲がGA移行時に変わる可能性があります 出題範囲・出題形式・問題数は、GA(一般提供)移行時に変更される可能性があります。学習を始める前に、Microsoft公式ページで最新のskills measuredをご確認ください。

3. 割引について Microsoftのベータ試験共通ポリシーとして、開始から3〜4週間限定で受験料80%オフのコードがMicrosoft Learnブログ等で案内されることがあります。ただし本試験固有の割引時期・金額は確認できておらず、本記事の確認時点では対象期間を過ぎている可能性があります。

5ドメインの配点

ドメイン 配点
生成AI・エージェントソリューションの実装 30〜35%
Azure AI ソリューションの計画と管理 25〜30%
コンピューター ビジョンソリューションの実装 10〜15%
テキスト分析ソリューションの実装 10〜15%
情報抽出ソリューションの実装 10〜15%

配点比率はMicrosoft公式の学習ガイド(2026年4月16日時点の skills measured)によります。

「生成AI・エージェントソリューションの実装」が最大の配点で、RAG実装・マルチエージェントのオーケストレーション・ツール呼び出しなど、Foundryでのアプリ・エージェント構築そのものが試験の中心であることが配点にも表れています。

コンピューター ビジョン・テキスト分析・情報抽出はそれぞれ10〜15%と、生成AI・エージェント分野に比べると配点は小さめです。ただし3分野あるため、まとめて捨てることはできません。

学習時間の配分プラン

第1段:生成AI・エージェントの実装(30〜35%)── ここに最も時間を置く

最大配点であり、AI-103という試験の主題そのものです。

  • Foundryでのモデルデプロイ
  • エージェントの作成とツール呼び出し
  • RAG(検索拡張生成)パイプラインの実装
  • マルチエージェントのオーケストレーション

この領域は、読んで理解した気になりやすい反面、実際に組むと詰まる箇所が多い場所です。手を動かして一度通しで動かすことを、学習の早い段階に置いてください。

第2段:計画と管理(25〜30%)── 実装の前提になる

2番目の配点で、実装領域の前提でもあります。どのサービスを選ぶか、リソースをどう配置するか、認証・監視・コストをどう設計するか。

第1段と往復しながら進めるのが効率的です。「実装できる」だけでは足りず、「なぜその構成を選ぶか」まで答えられる状態を目指してください。

第3段:ビジョン・テキスト分析・情報抽出(各10〜15%)

個別の配点は小さいものの、3分野あるぶん、まとめて落とすと致命的です。

特にContent Understandingは、画像・動画・音声・文書からの情報抽出を担う要素として、AI-103で新しく主役級に扱われています。「何ができて、何ができないか」の境界を押さえておいてください。

勉強時間の目安

2026年開始の新しい試験のため、定まった勉強時間の相場はまだありません。

前身のAI-102は目安として40〜80時間程度と言われることが多い試験でしたが、AI-103は生成AI・エージェント・マルチモーダル理解といった新しい要素が中心になっているため、AI-102時代の相場をそのまま当てはめず、Foundryに触れたことがない方は多めに見込んでおくと安心です。

仕上げ方 ── 公式の模擬アセスメントがまだありません

模擬アセスメント(Practice Assessment)は、本記事の確認時点では提供されていません。 Microsoft公式には「ベータを終えGA(一般提供)になってから8週間以内を目安に提供」と案内されています。

そのため仕上げは次の2本立てになります。

  1. Microsoft Learnの公式ドキュメント(Microsoft Foundry・Azure AI Search・Azure AI Speechなど)で一次情報を確認する
  2. 模試形式の問題集で「どういう場面でどのFoundryサービス・手法を選ぶか」という判断の感覚を養う

「動かせる」と「選べる」は別の能力です。実装の練習だけでは、要件から手法を選ぶ設問に対応しきれません。

英語のみであることへの備え

本試験は英語のみでの提供です。日本語で学習した知識を英語の設問文でも認識できるよう、Foundry関連の英語の専門用語(agent・grounding・orchestrationなど)に一度目を通しておくことをおすすめします。

英作文は不要です。読んで意味が取れれば十分です。日本語で理解を作ったあとに用語だけ英語で上書きする形にすると、追加の負担を抑えられます。

よくある質問

Q. AI-103の勉強時間はどれくらいですか?

2026年開始の新しい試験のため、定まった相場はまだありません。前身のAI-102は40〜80時間程度と言われることが多い試験でしたが、AI-103は生成AI・エージェントといった新しい要素が中心のため、Foundry未経験の方は多めに見込んでおくと安心です。

Q. AI-103は日本語で受験できますか?

現時点では英語のみの提供です(2026年7月確認)。日本語での受験はできません。

Q. AI-103の試験時間と合格点は?

試験時間は120分、合格ラインは700点(1,000点満点のスケールスコア)です。問題数はベータ試験のため非公表で、Microsoft認定試験は通常40〜60問程度と公式に案内されています。

Q. ベータ試験だと何が違いますか?

採点モデルが未確定のため、スコアの反映が通常より遅れます(試験が世界で本提供開始してから約10日〜、ベータ開始から10〜14週間程度とMicrosoft公式に案内があります)。また、出題範囲・出題形式・問題数はGA移行時に変更される可能性があります。

Q. 公式の練習問題はありますか?

本記事の確認時点では提供されていません。Microsoft公式には、ベータを終えGAになってから8週間以内を目安に提供されると案内されています。

Q. AI-102の勉強はAI-103に使えますか?

一部は使えますが、そのままでは足りません。AI-103はMicrosoft Foundryを中心とした構成で、生成AI・エージェント・マルチモーダル理解が主役になっています。AI-102時代の学習時間の相場をそのまま当てはめることも避けてください。

Q. 受験料はいくらですか?

受験する国・地域により決定されるため、Microsoft公式ページに具体的な金額の記載はありません。Associate/Expertレベル試験全般の目安として、Microsoft公式FAQは通常US$165程度としています(2026年7月確認)。

まとめ

  • AI-103は2026年開始の新試験(現在ベータ提供中)。AI-102の後継にあたる
  • 試験時間120分・合格ライン700点・英語のみ
  • 配点は**生成AI・エージェントの実装30〜35%**が最大、**計画と管理25〜30%**が続く
  • ビジョン・テキスト分析・情報抽出は各10〜15%。個別は小さいが3分野あるので、まとめては捨てられない
  • ベータ試験のためスコア反映が遅れGA移行時に範囲が変わる可能性がある
  • 公式の模擬アセスメントは確認時点で未提供。公式ドキュメント+模試形式の演習で仕上げる

資格道場の使い方

公式の模擬アセスメントがまだ提供されていない以上、「要件からどの手法を選ぶか」を練習する材料は自分で確保する必要があります。

資格道場ではAI-103のオリジナル問題集を、本番CBT準拠の形式で用意しています。

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参考(一次情報)

※ 本記事は2026年7月時点のMicrosoft公式情報をもとに作成しています。本試験はベータ提供中のため、出題範囲・出題形式・問題数はGA移行時に変更される可能性があります。お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。