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サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

PL-300の勉強法と勉強時間【2026年版】

結論:Power Query と DAX を「書ける」ところまで持っていく試験

PL-300(Microsoft Power BI Data Analyst)は、Power BI を使ってデータを準備し、モデル化し、可視化し、共有・保護するまでを問う試験です。合格すると Microsoft Certified: Power BI Data Analyst Associate の認定を取得できます。

勉強法の結論を先に書きます。Power Query と DAX を自分で書ける状態まで持っていくことが、そのまま合格ラインに直結します

理由は公式の対象者像にあります。Microsoftはこの試験の受験者について「Power Query と Data Analysis Expressions(DAX)の使用に習熟していること」を求めています。画面の操作手順を覚えるだけでは届かないと、公式が最初に宣言している試験です。

PL-300の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

試験の基本情報

項目 内容
試験名 PL-300: Microsoft Power BI Data Analyst
認定名 Microsoft Certified: Power BI Data Analyst Associate
運営 Microsoft
問題数 固定数は非公表(Microsoft認定試験は通常40〜60問程度と公式に案内)
試験時間 100分(認定ページの「You will have 100 minutes to complete this assessment.」)
合格ライン 700点(1,000点満点のスケールスコア)
出題形式 監督付きのCBT。公式には「インタラクティブな要素が含まれる場合がある」とのみ記載があり、本試験固有の形式の内訳は事前公表されません
試験言語 日本語を含む10言語(英語・日本語・簡体字中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語[ブラジル]・繁体字中国語・イタリア語)
受験方法 ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン)
認定の更新 12か月ごと。Microsoft Learn上の無料のオンライン評価に合格することで更新できます

受験料は、認定ページに「価格は受験する国・地域により決まる」とあるだけで、具体的な金額の記載はありません。実際の金額はピアソンVUEの申し込み画面でご確認ください。

出題範囲と配点

公式の学習ガイド(Skills measured as of April 20, 2026)に記載された4領域と配点は次のとおりです。

出題領域 配点
データを準備する 25〜30%
データのモデル化 25〜30%
データの視覚化と分析 25〜30%
Power BI の管理とセキュリティ保護 15〜20%

Microsoftは配点を幅で公表しています。幅のまま受け取り、中央値で決め打ちしないでください。

特徴的なのは、上位3領域が同じ25〜30%で横並びという点です。「準備・モデル化・可視化」のどれかに偏った学習では、配点の3分の2以上を取りこぼす可能性があります。最後の「管理とセキュリティ保護」だけが15〜20%とやや低いものの、行レベルセキュリティ(RLS)や秘密度ラベルなど落としにくい論点が並んでいます。

独学の順番

  1. データを準備するところから始める。データソースへの接続、DirectLake・DirectQuery・インポートの選択、列の型とクエリの整形、ファクトテーブルとディメンションテーブルの作成まで。
  2. モデル化に進む。リレーションシップのカーディナリティとクロスフィルター方向、共通の日付テーブル、計算列と計算テーブルの使い分け。ここで手が止まるなら、先に進まず戻ってください。
  3. DAXを書く。CALCULATE、タイム インテリジェンス、準加法的メジャー、計算グループ。PL-300で最も差がつくのがここです。
  4. 可視化とストーリーテリング。ブックマーク、カスタムツールヒント、ドリルスルー、同期スライサー、モバイル向けレイアウト、アクセシビリティ。
  5. 管理とセキュリティで締める。ワークスペースのロール、アプリの配布、ゲートウェイが必要になる条件、スケジュール更新、RLS、秘密度ラベル。

つまずきやすいところ

  • DirectLake・DirectQuery・インポートの選択。要件(鮮度・データ量・変換の自由度)が変わると正解が変わるため、比較表を自分で作っておくと安定します。
  • クロスフィルター方向と双方向リレーションシップ。動くけれど意図しない結果になる、という典型的な落とし穴です。
  • RLS のロールとグループ割り当て。「ロールを定義する」ことと「メンバーを割り当てる」ことは別作業で、片方だけでは効きません。
  • Copilot 関連の到達目標。ナラティブ ビジュアルの作成やレポートページの提案など、公式の到達目標に明記されています。触ったことがないと選択肢の判断がつきません。
  • パフォーマンス最適化。Performance Analyzer と DAX クエリ ビューで遅い箇所を特定する、という「測ってから直す」流れが問われます。

よくある質問

Q. PL-300の勉強時間はどれくらいですか?

公式に基準はありません。一般的な目安としては、Power BI の実務経験がある方で数十時間程度、Power Query や DAX が初めての方はそれ以上を見込む、と言われることが多いようです。公式の基準ではないため、目安としてのみ扱ってください。

Q. PL-900を先に取る必要がありますか?

いいえ。PL-300に前提資格は設定されていません。ただし Power Platform 全体の用語に不安がある方は、基礎レベルから入ると理解が早くなります。

Q. PL-300は日本語で受験できますか?

はい。認定ページに日本語を含む10言語の提供が明記されています。なお公式には、英語版の更新から他言語版への反映は約8週間遅れる場合があるとの案内があります。

Q. Excelの経験は活きますか?

ピボットや集計の考え方は活きます。ただし DAX は Excel の関数とは評価の仕組みが異なるため、同じ感覚のまま書くと詰まります。フィルターコンテキストの理解を別途作ってください。

まとめ

  • PL-300はPower BI でのデータ準備・モデル化・可視化・管理を問う試験
  • 試験時間100分・合格ライン700点・日本語受験可。問題数は非公表
  • 配点は上位3領域が同じ25〜30%で横並び、管理とセキュリティ保護が15〜20%
  • 公式が対象者像にPower Query と DAX の習熟を明記している。ここが学習の中心
  • 受験料は国・地域により決まるため、公式ページに具体額の記載はありません

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参考(公式・一次情報)

※ 本記事は2026年9月9日時点で公式ページを確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。