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AZ-700の勉強法と勉強時間【2026年版】

結論:ネットワークの基礎が先、Azure固有の名前は後

AZ-700(Designing and Implementing Microsoft Azure Networking Solutions)は、Azure上のネットワーク設計・実装・運用を問う試験です。合格すると Microsoft Certified: Azure Network Engineer Associate の認定を取得できます。

勉強法の結論を先に書きます。アドレス設計・ルーティング・名前解決という素のネットワーク知識が先で、Azureのサービス名を覚えるのはその後です。

理由は公式の対象者像に書かれています。Microsoftはこの試験の受験者に「名前解決」「ネットワークプロトコル」「ネットワークアドレス管理」の理解を前提として求めています。土台が無いままサービス名から入ると、UDR・強制トンネリング・ピアリングのゲートウェイ トランジットあたりで確実に詰まります。ネットワークの基礎に不安がある方は、そこを埋めてから始めるほうが結局は速いです。

AZ-700の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

試験の基本情報

項目 内容
試験名 AZ-700: Designing and Implementing Microsoft Azure Networking Solutions
認定名 Microsoft Certified: Azure Network Engineer Associate
運営 Microsoft
問題数 公式に記載がありません(Microsoftは試験ごとの出題数を公表していません)
試験時間 100分(認定ページの「You will have 100 minutes to complete this assessment.」)
合格ライン 700点(1,000点満点のスケールスコア。学習ガイドに明記)
出題形式 監督付きのCBT。公式には「インタラクティブな要素が含まれる場合がある」とのみ記載があり、本試験固有の形式の内訳は事前公表されません
試験言語 日本語を含む10言語(英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語[ブラジル]・簡体字中国語・繁体字中国語)
受験方法 ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン)
認定の更新 12か月ごと。Microsoft Learn上の無料のオンライン評価に合格することで更新できます

受験料は、認定ページに「価格は受験する国・地域により決まる」とあるだけで、具体的な金額の記載はありません。実際の金額はピアソンVUEの申し込み画面でご確認ください。

なお、希望する言語で提供されていない場合は、追加で30分の延長を申請できると公式に案内があります。

出題範囲と配点

公式の学習ガイド(Skills measured as of July 27, 2026)に記載された5領域と配点は次のとおりです。

出題領域 配点
コア ネットワーク インフラストラクチャの設計と実装 25〜30%(最大)
接続サービスの設計・実装・管理 20〜25%
アプリケーション配信サービスの設計と実装 15〜20%
Azure サービスへのプライベート アクセスの設計と実装 10〜15%
Azure ネットワーク セキュリティ サービスの設計と実装 15〜20%

Microsoftは配点を幅で公表しています。幅のまま受け取り、中央値で決め打ちしないでください。

最大配点の「コア ネットワーク インフラストラクチャ」には、IPアドレス設計とサブネット分割、名前解決(パブリック/プライベートDNSゾーン、DNS Private Resolver)、VNetピアリングとUDR、Route Server、NAT Gateway、そしてNetwork Watcher による監視までが含まれます。この領域はそのまま他の4領域の土台でもあるので、最初に固める価値があります。

独学の順番

  1. VNetとIPアドレス設計から入る。サブネットの切り方、ゲートウェイやAzure Bastion など専用サブネットが要るサービス、パブリックIPプレフィックスまで。
  2. 名前解決とルーティングを続けて押さえる。プライベートDNSゾーンのリンク、UDR、強制トンネリング、サービスチェイニング。ここが3〜5領域の前提になります。
  3. ハイブリッド接続に進む。サイト間VPN・ポイント対サイトVPN・ExpressRoute・Virtual WAN。SKUの選択とルート広報の考え方が問われます。
  4. アプリケーション配信を横断で比較する。Load Balancer / Traffic Manager / Application Gateway / Front Door は「どの層で何を分散するか」を並べて覚えると混ざりません。
  5. プライベートアクセスとセキュリティで締める。Private Link・プライベートエンドポイント・サービスエンドポイント、NSG/ASG、Azure Firewall、WAF。

つまずきやすいところ

  • プライベートエンドポイントとサービスエンドポイントの違い。どちらも「PaaSへ安全に繋ぐ」機能ですが、DNSの扱いとオンプレミスからの到達性が決定的に違います。
  • Application Gateway と Front Door の使い分け。リージョン内かグローバルか、WAFをどちらに載せるかで正解が変わります。
  • ExpressRouteの選択肢の多さ。接続モデル・SKU・ピアリング種別・Global Reach・FastPath・ExpressRoute Direct と、組み合わせで問われます。
  • 監視の位置づけ。Network Watcher と Azure Monitor、さらに Microsoft Defender for Cloud の推奨事項まで到達目標に含まれており、「設定して終わり」では答えられません。

よくある質問

Q. AZ-700の勉強時間はどれくらいですか?

公式に基準はありません。一般的な目安としては、Azureの運用経験とネットワークの実務経験がある方で数十時間程度、どちらかが不足している方はそれ以上を見込む、と言われることが多いようです。公式の基準ではないため、目安としてのみ扱ってください。

Q. AZ-104を先に取る必要がありますか?

いいえ。AZ-700に前提資格は設定されていません。ただし公式の対象者像は「Azureでコンピューティング・ストレージ・ネットワークのリソースを作成し管理した経験」を求めているため、Azureそのものが初めての方は基礎から入るほうが安全です。

Q. 問題数は何問ですか?

公式に記載がありません。 Microsoftは試験ごとの出題数を公表していないため、本記事でも書きません。試験時間は100分と公式に明記されています。

Q. ラボ(実機操作)は出ますか?

確定的なことは言えません。 認定ページには「インタラクティブな要素が含まれる場合がある」とだけあり、Microsoftはラボを含む試験の一覧を公開しない方針を示しています。

まとめ

  • AZ-700はAzureネットワークの設計・実装・運用を問うAssociateレベルの試験
  • 試験時間100分・合格ライン700点・日本語受験可。問題数は公式に記載なし
  • 配点はコアネットワークインフラが25〜30%で最大、接続サービス20〜25%が続く
  • 素のネットワーク知識(アドレス設計・ルーティング・名前解決)が土台。ここが弱いと全域に響く
  • 受験料は国・地域により決まるため、公式ページに具体額の記載はありません

出題範囲に沿って手を動かして確かめたい方は、資格道場のAZ-700問題集をどうぞ。 収録は1,000問(本番目安50問×20回の模試形式)、価格は2,980円(税込)の買い切りです。 まず50問は、会員登録もログインもなしでその場で解けます(すぐ解いてみる)。

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参考(公式・一次情報)

※ 本記事は2026年9月9日時点で公式ページを確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。