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AZ-305の勉強法と勉強時間【2026年版】

AZ-305は「試験に受かる」だけでは資格にならない

AZ-305(Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions)を調べ始めると、早い段階でこの一文に行き当たります。Microsoft公式の認定ページには、はっきりこう書かれています。

「Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expertになるには、先にMicrosoft Certified: Azure Administrator Associate(AZ-104の認定)を取得している必要があります」

AZ-305という試験自体は単独で受験できます。ただし合格しただけでは「Azure Solutions Architect Expert」の認定になりません。AZ-104の合格が、認定取得の必須条件として公式に定められています。 学習計画を立てる前に、この前提を押さえてください。

AZ-104は「運用・実装」を問う試験です。AZ-305の重心は実装ではありません。「設計」です。要件を読んで最適な構成を選べるかどうかを見る試験で、Azure資格群の中ではエキスパートレベルに位置づけられます。

AZ-305の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

試験の基本情報

項目 内容
試験名 AZ-305: Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions
認定名 Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert
運営 Microsoft
認定の前提条件 Microsoft Certified: Azure Administrator Associate(AZ-104の認定)を先に取得していること
出題形式 選択式を中心としたCBT。ケーススタディやラボ(実機操作)が使われることもありますが、本試験固有にどの形式が出るかはMicrosoftの方針として事前公表されません
問題数 固定数は非公表(Microsoft認定試験は通常40〜60問程度と公式に案内)
試験時間 本試験固有の分数は公式ページに明記が見当たりませんでした(受験前に試験画面の案内でご確認ください)
合格ライン 700点(1,000点満点のスケールスコア)
受験料 受験する国・地域により決定(公式ページに具体額の記載なし)。Associate/Expertレベル試験全般の目安として、Microsoft公式FAQは「Associate and Expert exams typically cost US$165」としています
試験言語 日本語を含む10言語(英語・日本語・簡体字中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語[ブラジル]・繁体字中国語・イタリア語)
受験方法 ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン)
廃止予定 本記事確認時点(2026年8月)で廃止(Retirement date)の記載なし

※受験料は変更されることがあります。日本円での実際の金額は、Pearson VUEのお申し込み画面でご確認ください。

4つの出題領域と配点

配点はMicrosoft公式の学習ガイド(2026年4月17日適用版 Skills measured)から引きました。AZ-305は次の4領域で構成されます。

出題領域 配点
ID・ガバナンス・監視ソリューションの設計 25〜30%
データストレージソリューションの設計 20〜25%
ビジネス継続性ソリューションの設計 15〜20%
インフラソリューションの設計 30〜35%(最大)

最大配点は「インフラソリューションの設計」です。この領域が抱える中身は、次の4つに分かれます。

  • コンピューティング(VM・コンテナー・サーバーレス・バッチ処理)
  • アプリケーションアーキテクチャ(メッセージング・イベント駆動・API連携・キャッシュ)
  • 移行(Cloud Adoption Frameworkに沿った評価と実行)
  • ネットワーク設計

「ID・ガバナンス・監視」と合わせると、全体の過半をこの2領域が占めます。

勉強時間の目安

AZ-305は、AZ-104合格(または同等の実務経験)を前提にした試験です。一般的な目安は、AZ-104からの上積みで80〜150時間程度、期間にして1〜3か月ほどと言われます。公式の基準ではありません。目安として扱ってください。

大事なのは時間の長さより中身です。AZ-305の中心は、ハンズオンの操作手順ではありません。シナリオ(要件文)を読んで「どの構成が最適か」を選ぶ設計判断です。「コストを最優先するなら」「可用性を最優先するなら」という条件ひとつで、正解が入れ替わります。だから教材を読むだけでは足りません。問題演習で選択肢どうしを比べる時間を、同じくらい取ってください。

勉強法:AZ-104の知識を「設計」の視点で問われ直す

インフラソリューションの設計(最大30〜35%)

範囲はコンピューティング、アプリケーションアーキテクチャ、移行、ネットワークまで広がります。だから優先して固めておくと得点が安定します。「要件からVM・コンテナー・サーバーレスのどれを選ぶか」「バッチ処理に何を使うか」。この判断軸をパターンとして整理しておくのが効きます。

ID・ガバナンス・監視ソリューションの設計(25〜30%)

Entra ID・RBAC・Azure Policy・管理グループ構造など、AZ-104でも扱った要素が中心です。ただしAZ-305で問われるのは「運用する」視点ではありません。「設計する」視点です。範囲はそれだけで終わりません。シークレット・証明書・キーの管理方法や、オンプレミスリソースへのアクセス許可の設計まで含みます。

データストレージソリューションの設計(20〜25%)

リレーショナルデータ、半構造化データ、非構造化データのそれぞれで問われます。「どのサービスを選ぶか」「スケーラビリティと保護をどう両立するか」の2点です。機能、パフォーマンス、コストのバランスを取る視点が欠かせません。

ビジネス継続性ソリューションの設計(15〜20%)

配点は最小です。ただし軽視できません。復旧目標(RPO/RTO)などの要件から逆算して、バックアップ・災害復旧・高可用性の解決策を選ぶ視点が問われます。AZ-104の実装知識と、AZ-305の設計知識の違いを意識して復習してください。

仕上げには模試形式の問題演習が向いています。実務経験があっても、細部の判断軸が曖昧なまま残ることは珍しくありません。演習で先に炙り出しておくと安心です。

まだAZ-104を持っていない方へ

AZ-305は前提条件つきの試験です。まだAZ-104に合格していない場合は、先にそちらから取り組む必要があります。

よくある質問

Q. AZ-305はAZ-104に合格していなくても受験できますか?

試験自体(AZ-305)は単独でも受験できます。ただし「Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert」の認定には条件が付きます。AZ-104(Azure Administrator Associate)の合格が、公式の前提条件です。認定として完成させるには、両方の合格が欠かせません。

Q. AZ-305の勉強時間はどれくらいですか?

AZ-104合格を前提にした試験です。一般的な目安は、AZ-104からの上積みで80〜150時間程度、期間にして1〜3か月ほどと言われます。公式の基準ではありません。目安として扱ってください。

Q. AZ-305の試験時間は何分ですか?

本試験固有の分数は、Microsoft公式ページに明記が見当たりませんでした。受験申込・当日の案内画面で確認してください。

Q. AZ-305はいつ廃止されますか?

この記事の確認時点(2026年8月)で、廃止(Retirement date)の予定は公式ページに記載がありません。

AZ-305で押さえておく5点

  • AZ-305はAZ-104の合格が認定取得の必須前提条件という点が最大の特徴
  • 出題は4領域。最大配点は「インフラソリューションの設計」(30〜35%)
  • 勉強時間の目安はAZ-104からの上積みで80〜150時間・1〜3か月(公式基準ではない)
  • 合格ラインは700点。試験時間は公式に非公開
  • 廃止の予定は現時点でなし

出題領域に沿って設計判断の感覚を確かめたい方は、資格道場のAZ-305問題集をご活用ください。まず50問は、会員登録もログインもなしでその場で解けます(すぐ解いてみる)。

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参考(Microsoft公式・一次情報)

※ この記事は2026年8月6日時点でMicrosoft公式ページを直接確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。