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LinuC レベル2 202試験の勉強法と勉強時間【2026年版】

結論:202試験は「サービスの数」が敵。1つずつ、設定して起動するまでを1セットに

LinuC レベル2 202試験は、DHCP・LDAP・BIND・Apache・nginx・Squid・Postfix・Dovecot・Samba・NFS・OpenSSH・OpenVPN と、主要なネットワークサービスを一通り扱う試験です。レベル2の前半にあたる201試験がシステムを作る側なら、202はそのシステムでサービスを動かす側になります。

勉強法の結論は、まとめて詰め込まないこと。範囲は7主題に広く分散していて、突出した山がありません。まとめて読むと設定ファイルの記憶が混ざります。1サービスずつ、設定ファイルを編集して起動・確認するところまでを1セットにして、順に潰してください。

LinuC レベル2 202試験の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

試験の基本情報

項目 内容
試験名 LinuC レベル2 202試験
認定名 LinuC レベル2(有意なレベル1認定+201・202の両方に合格して認定)
運営 LPI-Japan
問題数 約60問
試験時間 90分(試験後アンケート5分を含むため、解答時間は実質85分)
合格ライン 公表されていません(公式FAQは「目安として65〜75%程度の正解率」と案内)
出題形式 CBT。マウスによる選択方式がほとんどで、キーボード入力問題も多少出題される場合があります。実技や面接はありません
受験方法 ピアソンVUE経由(テストセンター、または自宅・職場からのOnVUE受験)。団体向けにPBTもあります
受験料 16,500円(税込)/1試験あたり
試験言語 日本語・英語
受験の前提条件 ありません。ただしレベル1認定を取得するまでレベル2認定は取得できません

認定要件は「有意なLinuCレベル1の認定を持ち、かつ201試験と202試験の両方に合格すること」です。受験だけならレベル2から先に受けられますが、レベル1の認定がなければ合格してもレベル2にはなりません(レベル1認定を取得した時点で認定されます)。201と202は5年以内に合格する必要があります。

出題範囲と重要度

LinuCの出題範囲は、パーセンテージの配点比率ではなく各トピックに割り振られた「重要度」の数値で示されます。202試験(LinuC-2 Version 10.0)の合計は60です。

主題 重要度(合計60)
2.12 システムのセキュリティ 12
2.09 HTTPサーバーとプロキシサーバー 11
2.07 ネットワーククライアントの管理 9
2.13 システムアーキテクチャ 9
2.08 ドメインネームサーバー 7
2.11 ファイル共有サービス 7
2.10 電子メールサービス 5

最大でも12で、7主題に均等に散っているのが202試験の形です。丸ごと捨てられる主題がありません。

副主題まで下りると、重要度4はSambaの設定と管理OpenSSHサーバーの設定と管理の2つだけ。ここが最も厚い部分です。HTTPサーバー主題は Apache・OpenSSL/HTTPS・nginx が各3、Squid が2という配分で、Apache一本ではなくnginxも同じ重さで問われる点に注意してください。

独学の順番

  1. OpenSSHとSambaから ── 単独最大の重要度4が2つ。SSHの鍵管理と sshd_config の主要ディレクティブ、Sambaの共有定義とトラブルシューティングを先に固めます。
  2. Web系を3つまとめて ── Apache、HTTPS(OpenSSL)、nginx を続けて扱うと、設定の対応関係が見えて記憶が整理されます。仮想ホストとリバースプロキシは手で書いてみてください。
  3. DNSとメールを1周 ── BIND のゾーンファイル、Postfix のエイリアスと中継設定。設定ファイルの場所と役割を紐づけます。
  4. システムアーキテクチャは読み物として ── 高可用性、キャパシティプランニング、クラウド上の構成。手を動かす範囲ではないので、通勤時間などに読み込む枠に回すと効率的です。
  5. 模試形式で周回する ── 山が低いぶん、穴の場所を測る作業が効きます。正答率の低い主題を順に埋め直してください。

つまずきやすいところ

  • サービスを混ぜて覚えてしまう ── 202最大の失敗パターンです。設定ファイルのパスとディレクティブ名が似ているため、まとめて読むと混線します。1サービスずつ完結させてください。
  • nginxを軽く見る ── Apacheと同じ重要度3です。リバースプロキシとしての設定と、HTTPサーバーとしての設定の両方が対象と公式に明記されています。
  • システムアーキテクチャを捨てる ── 合計9あり、コマンドを覚えなくても答えられる知識問題が中心です。捨てるには惜しい範囲です。
  • 合格ラインを何割かで見積もる ── 公式は合格点を公表していません。目標正答率を自分で決め、余裕を作ってから受験してください。

よくある質問

Q. 201と202はどちらから受けるべきですか?

受験順に指定はありません。201が構築・カーネル側、202がサービス運用側なので、業務で近いほうからで構いません。ただし両方を5年以内に合格する必要があります。

Q. レベル1を持っていなくても202は受けられますか?

受験はできます。 公式も「受験するだけであればレベル2を先に受験することも可能」としています。ただしレベル2として認定されるには有意なレベル1認定が必要です。

Q. 勉強時間はどれくらい必要ですか?

各種解説サイトでは、レベル2(201と202の合計)で200時間前後、レベル1取得済みで実務経験があれば100〜150時間程度という目安が紹介されることが多いようです。これはLPI-Japan公式の基準ではなく、202単体の数字でもありません。

Q. 受験料はいくらですか?

1試験あたり16,500円(税込)です。レベル2の認定には201と202の2試験が必要なので、合計33,000円かかります。

まとめ

  • 202試験は約60問・90分(解答時間は実質85分)・受験料16,500円(税込)
  • 合格ラインは公表されていない。公式FAQの65〜75%はあくまで目安
  • 配点は「重要度」の数値(合計60)。最大でも12で、7主題に広く分散している
  • 副主題で最も重いのはSambaと OpenSSH(各4)。ここから固める
  • nginxはApacheと同じ重要度3。Apache一本の対策では足りない
  • 受験に前提資格はないが、レベル2認定にはレベル1認定が必要

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参考(公式・一次情報)

※ 本記事は2026年9月9日時点で公式ページを確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。