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LinuC レベル1 102試験の勉強法と勉強時間【2026年版】

結論:102試験は「運用側の広く浅い範囲」を、重要度の重い順に潰す

LinuC レベル1 102試験は、101試験で作ったLinuxの土台の上に、運用する側の知識を積む試験です。シェルスクリプト、ネットワーク、アカウントとジョブ、ログ、セキュリティ、オープンソースの文化まで、扱う話題がひとつずつ独立しています。

勉強法の結論はシンプルです。深追いより、順番。公式が各トピックに割り振る「重要度」の数字を見て、重い主題から手を付けてください。101試験のようにコマンド操作へ一極集中する構成ではないため、範囲全体をならして周回するほうが得点が安定します。

LinuC レベル1 102試験の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

試験の基本情報

項目 内容
試験名 LinuC レベル1 102試験
認定名 LinuC レベル1(101試験と102試験の両方に合格して認定)
運営 LPI-Japan
問題数 約60問
試験時間 90分(試験後アンケート5分を含むため、解答時間は実質85分)
合格ライン 公表されていません(公式FAQは「目安として65〜75%程度の正解率」と案内)
出題形式 CBT。マウスによる選択方式がほとんどで、キーボード入力問題も多少出題される場合があります。実技や面接はありません
受験方法 ピアソンVUE経由(テストセンター、または自宅・職場からのOnVUE受験)。団体向けにPBT(ペーパーテスト)もあります
受験料 16,500円(税込)/1試験あたり
試験言語 日本語・英語
受験の前提条件 ありません(実務経験・前提資格は不要)

合格ラインが公表されていない以上、ギリギリを狙う戦い方が成立しません。演習で余裕を作ってから受験してください。また認定の条件は「101試験と102試験の両方に、5年以内に合格すること」です。受験順は自由ですが、先に合格した試験から5年を超えると効力が失われ、再受験になります。

出題範囲と重要度

LinuCの出題範囲は、AWSやMicrosoftの試験ガイドのような「◯〜◯%」というパーセンテージではなく、各トピックに「重要度」という数値が割り振られる方式です。重要度が高いトピックほど、試験で多くの問題が出題されます。102試験の重要度は合計60で、主題ごとの内訳は次のとおりです。

主題 重要度(合計60)
1.07 ネットワークの基礎 14
1.08 システム管理 12
1.10 セキュリティ 12
1.06 シェルおよびスクリプト 10
1.09 重要なシステムサービス 9
1.11 オープンソースの文化 3

上位3主題で38/60を占めます。ネットワークの基礎は「インターネットプロトコルの基礎」「基本的なネットワーク構成」「基本的なネットワークの問題解決」がそれぞれ重要度4と横並びで、設定・確認・切り分けが均等に問われます。

副主題の単位で最も重いのはシェルスクリプト(重要度6)、次いでアカウント管理とシステムのログ(各5)です。

独学の順番

  1. ネットワークの基礎から入る ── 重要度14で最大。IPとサブネット、ip コマンドでの設定確認、疎通と名前解決の切り分けを実機で打ちながら確認します。
  2. シェルスクリプトを自分で書く ── 単独では最大の重要度6。パイプとリダイレクト、条件分岐、ループを含む短いスクリプトを5本ほど自分で書いてください。読むだけでは身につきません。
  3. システム管理とログを固める ── ユーザーを作って消す、cronを1本仕掛ける、rsyslogの出力先を変える、を一度ずつ通します。
  4. セキュリティを面で押さえる ── 重要度3の副主題が4つ並ぶ範囲です。深追いせず、概要と代表的なコマンドを一巡させます。
  5. 模試形式で周回して穴を測る ── 正答率の低い主題を重要度順に埋め直します。

つまずきやすいところ

  • MTAを勉強しすぎる ── 公式の概要欄に「ホストで配送とエイリアスの基本的な設定を行える。その他の設定ファイルについては対象外となる」と明記があり、重要度も2です。深追いは不要です。
  • クラウドセキュリティの基礎を見落とす ── 「パブリッククラウドとオンプレミスのセキュリティ対応の差」が範囲に入っています。古い教材では扱われていないことがあります。
  • オープンソースの文化を捨てる ── 重要度3と最小ですが、覚えれば取れる部分です。直前に一度読むほうが割に合います。
  • キーボード入力形式に慣れていない ── 選択肢を見て思い出す練習だけでは、本番で手が止まります。

よくある質問

Q. 101と102はどちらを先に受けるべきですか?

受験順に制限はありませんが、101 → 102の順が自然です。101がLinuxの構造と基本操作、102がその上の運用という積み上げになっているためです。

Q. 合格ラインは何割ですか?

公式は合格点を公表していません。 公式FAQに「合格点は公表しておりません。目安として65〜75%程度の正解率で合格点となるとお考えください」という記載があるだけです。断定的な数字を掲げている情報を見かけても、公表値ではない点にご注意ください。

Q. 勉強時間はどれくらい必要ですか?

各種解説サイトでは、レベル1(101と102の合計)でIT未経験の方が130〜200時間程度、基礎知識がある方で100〜150時間程度という目安が紹介されることが多いようです。これは公式の基準ではなく、102単体の数字でもありません。 半分に割って見積もりを立ててください。

Q. 受験料はいくらですか?

1試験あたり16,500円(税込)です。レベル1の認定には101と102の2試験が必要なので、合計33,000円かかります。

まとめ

  • 102試験は約60問・90分(解答時間は実質85分)・受験料16,500円(税込)
  • 合格ラインは公表されていない。公式FAQの65〜75%はあくまで目安なので、演習で余裕を作ってから受ける
  • 配点はパーセンテージではなく「重要度」の数値(合計60)で示される
  • ネットワーク14・システム管理12・セキュリティ12で38/60。ここから潰す
  • 副主題の単位ではシェルスクリプト(6)が最大の山。実際に書いて覚える

出題範囲に沿って手を動かして確かめたい方は、資格道場のLinuC レベル1 102試験問題集をどうぞ。 収録は445問(本番目安60問×7回の模試形式)、価格は2,480円(税込)の買い切りです。 まず50問は、会員登録もログインもなしでその場で解けます(すぐ解いてみる)。

コマンドを実際に入力する形式の問題への向き合い方は、コマンド入力問題の対策にまとめています。

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参考(公式・一次情報)

※ 本記事は2026年9月9日時点で公式ページを確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。