難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。
情報処理安全確保支援士試験(SC)とは?出題範囲・合格ライン・勉強時間の目安
情報処理安全確保支援士試験(SC)の試験概要・出題範囲・勉強時間の目安を、公式情報をもとに整理したページです。
情報処理安全確保支援士 とはどんな試験か
情報処理安全確保支援士試験(SC)は、IPAが実施する「高度情報処理技術者試験」の一区分(レベル4)で、情報システムのセキュリティ対策の計画・設計・構築・運用を支援する専門家に必要な高度な知識と技能を問う国家資格です。ネットワークスペシャリスト(NW)やデータベーススペシャリスト(DB)と並ぶ、情報処理技術者試験の中でも難関に位置づけられる資格です。
試験は科目A-1(50分・30問・多肢選択式)、科目A-2(40分・25問・多肢選択式、専門知識を問う内容)、科目B(150分・記述式、4問中2問を選択して解答)の3区分構成です。NW・DBが記述式区分を「科目B-1・B-2」の2つに分けているのに対し、SCは「科目B」1区分にまとまっている点が構成上の特徴です。合格には3区分すべてで100点満点中60点以上が必要で、いずれか一つでも基準に届かないと、それ以降の区分は採点されず不合格となる「多段階選抜方式」が採られています。
2026年度(令和8年度)からは実施方式が紙の試験からCBT方式へ移行し、区分の呼称も「午前I/II」→「科目A-1/A-2」、「午後」→「科目B」に変わります。IPAは出題形式・出題数・試験時間・採点方式・合格基準はいずれも変更しないと公式に案内しています。SCはNW(前期のみ)・DB(後期のみ)と異なり、2026年度は前期(2026年11月頃)・後期(2027年2月頃)の両方に実施される予定です。なお、他の高度情報処理技術者試験で科目A-1試験に合格すると、以降2年間は高度試験の科目A-1試験が免除される制度があります。
前提資格はなく、応用情報技術者試験(AP)合格者に限らず受験できますが、IPA公式には「応用情報技術者試験(レベル3)相当の基礎知識」と「情報セキュリティ対策の実務経験3年以上」が望ましい水準として案内されています。
試験概要
- 試験名
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
- 運営
- 経済産業省・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
- 試験区分
- 高度情報処理技術者試験の一区分(レベル4)
- 出題形式
- 科目A-1・A-2(多肢選択式)と科目B(記述式)の3区分。すべてに合格する必要があります(2026年度からCBT方式)
- 問題数・試験時間(科目A-1)
- 30問・50分
- 問題数・試験時間(科目A-2)
- 25問・40分(専門知識を問う内容)
- 問題数・試験時間(科目B)
- 4問中2問を選択・150分(記述式)
- 合格ライン
- 科目A-1・A-2・Bのすべてで100点満点中60点以上(素点方式)。いずれか一つでも基準に届かないと、それ以降の区分は採点されず不合格となります(多段階選抜方式)
- 受験料
- 7,500円(税込)※2026年7月時点
- 実施方式
- 2026年度からCBT方式に移行(全国のテストセンターで実施)。2026年度は前期(2026年11月頃)・後期(2027年2月頃)の両方に実施予定(NW・DBと異なり年2回)
2026年度(令和8年度)から実施方式が紙の試験からCBT方式に変わり、区分の呼称も「午前I/II」→「科目A-1/A-2」、「午後」→「科目B」に変更されます。IPAの公式発表によれば、出題形式・出題数・試験時間・採点方式・合格基準そのものは変更されません。
他の高度情報処理技術者試験で科目A-1試験に合格すると、以降2年間は高度試験の科目A-1試験が免除される制度があります。
当サイトの問題集は、科目A-2(専門知識・多肢選択式)相当の一問一答に加え、科目B対策として「長文の事例を読んで判断する」事例演習(事例文+選択式設問)を収録し、購入者限定の学習用テキストには記述式の例題・解答例(科目B対策編)も掲載しています。本試験の科目Bは実際に文章で解答する記述式のため、仕上げには例題を参考に自分の手で解答を書く練習も行ってください。
受験料・試験仕様は改定されることがあります。お申し込みの前に必ずIPA公式サイトで最新情報をご確認ください。
※ 上記は2026年7月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出題範囲の概観
- 攻撃手法・脅威分析、認証・アクセス管理技術(専門領域で最頻出の2分野)
- 暗号技術・暗号プロトコル、PKI・デジタル証明書、セキュリティ運用製品・技術
- セキュリティ組織・標準フレームワーク、セキュリティ制度・ガイドライン・法規、脆弱性管理・インシデント対応・フォレンジック、メールセキュリティ、AIセキュリティ
- 共通知識分野(ネットワーク基礎・開発技術/プロジェクトマネジメント・データベース・ITサービスマネジメント・システム監査・内部統制・法務/知財、他区分と重なる領域)
IPA公式シラバス「情報処理安全確保支援士試験(レベル4)シラバス」に基づく出題範囲の大分類です(2026年7月確認)。ベンダー資格と異なりIPAは分野別の出題比率(%)を公表していないため、ここでは分野名のみを掲載しています。本来は科目B(記述式)で問われる専門知識の一部も、当サイトでは多肢選択式に構成し直して収録しています(詳細は上記の注記を参照)。
勉強時間の目安と進め方
各種解説サイトでは、未経験・初心者で300〜400時間、基本情報技術者試験合格レベルで200〜300時間、応用情報技術者試験合格レベルで100〜200時間、セキュリティ実務経験がある方で50〜100時間程度が目安として紹介されることが多い試験です。公式の基準ではないため、あくまで目安として扱ってください。
国家資格の中でも難関とされる高度試験(レベル4)で、科目A-1・A-2・Bのすべてで基準点を超える必要があります。特に科目B(記述式)は事例文を読み解いて対策・手順を文章で答える力が問われるため、暗記だけでは対応しきれません。
当サイトの問題集は、科目A-2相当の一問一答で専門知識の土台を固めたあと、科目B対策の事例演習(長文の事例+選択式設問)で「事例を読んで判断する」型を身につける二段構えで使えます。仕上げは学習用テキスト「科目B(記述式)対策編」の例題・解答例を参考に、実際に自分の手で解答を書く練習まで行うと、本試験の記述式に無理なくつながります。
2026年度からCBT方式に変わりますが、出題形式・出題数・時間・合格基準はIPAの公式発表どおり変更されません。模試形式の演習で正答率を安定して7〜8割以上に上げておくと、専門知識の土台としては十分な水準です。
この問題集の使い方
当サイトの 情報処理安全確保支援士 問題集は、全317問のオリジナル問題を本番形式の模試13回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。
無料の第1回(25問)を解く
無料の会員登録で、このままブラウザで始められます。本番の出題数に寄せた通し形式なので、いまの実力と出題の肌感が一度につかめます。
解説で弱点をつかむ
1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。
合うと感じたら、残りの模試を解放する
第2回以降の12回・292問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。
全13回・317問を周回する
1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。
間違えた問題だけを復習する
復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。
まずは無料の第1回(25問)で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。
情報処理安全確保支援士 の模試を見る(第1回は無料)