ITコーディネータ協会(ITCA)Level 4

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

ITコーディネータ試験のサンプル問題(本番形式・解説付き)

ITコーディネータ試験(ITコーディネータ協会(ITCA)・一般コース(プロセスガイドライン Ver.4.0))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(100問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全917問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

CB の一言の役割として、PGL の図に添えられたものの組合せとして適切なものはどれか。

  • CB-2 はパフォーマンスを高める、CB-3 はアジリティと信頼性を高める
  • CB-2 は情報セキュリティリスクを低減する、CB-3 はサイクルを最適化する
  • CB-2 はアジリティと信頼性を高める、CB-3 はパフォーマンスを高める(正解)
  • CB-2 は組織全体が経験から学習する、CB-3 は情報セキュリティリスクを低減する

解説

コミュニケーション(CB-2)はアジリティと信頼性を高め、モニタリング&コントロール(CB-3)はパフォーマンスを高めます。2 つを入れ替えた組合せは、役割が逆になっています。情報セキュリティリスクの低減は CB-4、サイクルの最適化は CB-1、組織全体の学習は CB-5 の役割です。

設問2

価値実現サイクル(C2)のプロセスと、アクティビティ・タスクの構成の組合せとして、正しいものはどれか。

  • P4 は 3 つのアクティビティを持ち、タスクは計 6 つである
  • P6 は 2 つのアクティビティを持ち、タスクはアクティビティごとに分かれて計 5 つである
  • P3 は 2 つのアクティビティを持ち、タスクはアクティビティごとに分かれて計 9 つである
  • P5 は 2 つのアクティビティを持ち、タスクは計 8 つである(正解)

解説

P5 は P5-1 IT 利活用による価値の提供(4 タスク)と P5-2 IT サービス運用(4 タスク)の 2 アクティビティで、タスクは計 8 です。「P3 は 2 つのアクティビティ」は誤りで、P3 はアクティビティを持たずタスクが 9 つです。「P6 は 2 つのアクティビティ」も誤りで、P6 もタスクだけの 5 つです。「P4 は 3 つのアクティビティ」も誤りで、P4 は P4-1 IT 開発と P4-2 IT 導入の 2 つ、タスクは計 6 です。

設問3

経済産業省が 2018 年に発表し、これ以降、データやデジタル技術で新しい顧客価値を生む DX の重要性が高まったとされる文書はどれか。

  • デジタル社会形成基本法
  • 働き方改革実行計画
  • プロセスガイドライン Ver.4.0(PGL 4.0)
  • DX レポート(正解)

解説

2018 年に経済産業省が発表した DX レポートが正解です。これ以降、DX の重要性が高まりました。プロセスガイドラインはITコーディネータ協会が示す考え方の指針で、経済産業省が 2018 年に出した文書ではありません。デジタル社会形成基本法は、デジタル社会の定義を示す法律として登場する語です。働き方改革実行計画は、DX の重要性が高まる契機として挙げられていません。

設問4

次のうち、役割と担当する登場人物の組合せとして、適切なものはどれか。

  • 担当事業の戦略立案で経営者を支える役割は、運用リーダーである
  • 担当する事業分野の情報収集を進め、必要なら新しい技術のフィージビリティスタディを行う役割は、経営者である
  • 変革への気付きを得る情報収集を率先して行う役割は、経営者である(正解)
  • C2 から C1 へのフィードバックを中心になって行う役割は、開発リーダーである

解説

経営者は、変革への気付きを得る情報収集を自分の経験や人的ネットワークで率先して行います。「担当する事業分野の情報収集とフィージビリティスタディ」は推進者の役割で、経営者ではありません。「担当事業の戦略立案で経営者を支える」のも推進者で、運用リーダーには P1・P2 の行に印がありません。「C2 から C1 へのフィードバックを中心になって行う」のも推進者で、開発リーダーではありません。

設問5

ある会社の CB-2 で、重要な情報が現場から上がってきた。タスク 5 で、この情報を返す先として適切なものはどれか。

  • P1-2 へ、次の成熟度の目標として渡す
  • CB-5 へ、成熟度の指標として渡す
  • 経営者に、遅滞なく伝達する(正解)
  • サイクルマネジメントの責任者に、記録だけを残す

解説

CB-2 のタスク 5 は、重要な情報を経営者に遅滞なく伝達します。P1-2 から CB-5 へ渡すのは成熟度の目標です。CB-5 へ成熟度の指標を渡すのは CB-3 です。記録を残すだけで伝達しない扱いは、重要な情報を遅滞なく経営者に伝える点と合いません。

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