Salesforce 認定 Platform アドミニストレーターは「画面の設定で要望をかなえる力」を60問で問う
Salesforce 認定 Platform アドミニストレーターは、Salesforce のシステム管理者向けの資格です。旧名は「Salesforce 認定アドミニストレーター」で、今もこの名前で探す人が多い試験です。
日本語の試験は、2026年4月24日から新しい範囲に切り替わりました。変わった点は次の3つです。
- 8セクションになった。AI エージェントを扱う Agentforce(8%)が新しく加わりました
- 出題は Summer '25 の製品リリースに合わせた内容。受験ガイドにこう書かれています
- 形式は択一と複数選択だけ。事例を読む長文の問題はありません
問われるのは、機能名の暗記より「会社の要望と今の設定を読み、システム管理者が何を設定するか」です。勉強の順番も、この判断の型から組むと迷いません。
Salesforce 認定 Platform アドミニストレーターの問題演習はこちら →
Salesforce 認定 Platform アドミニストレーターの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験名 | Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター(Plat-Admn-201) |
| 問題数 | 60問(ほかに採点対象外の問題が最大5問) |
| 試験時間 | 105分 |
| 合格点 | 68%(日本語の受験ガイド) |
| 受験料 | 30,000円(税抜)。再受験は 15,000円(税抜) |
| 試験言語 | 日本語で受験できます |
| 受験方法 | テストセンター、または試験監督付きのオンライン試験 |
| 前提条件 | ありません |
| 資格の維持 | 年1回、Trailhead の更新用のバッジを完了します |
英語の受験ガイドには、日本語版の合格点を 65% とする記載もあります。日本語の受験ガイドは 68% なので、日本語で受ける人は 68% を目安にしてください。
新範囲の8セクションと配分
| セクション | 配分 |
|---|---|
| 設定とセットアップ | 15% |
| オブジェクトマネージャーと Lightning アプリケーションビルダー | 15% |
| セールス&マーケティングアプリケーション | 10% |
| サービス&サポートアプリケーション | 10% |
| 生産性向上とコラボレーション | 10% |
| データ管理&分析 | 17% |
| 自動化 | 15% |
| Agentforce | 8% |
配分が公表されているのはセクション単位だけです。8セクションの下に28の項目があり、項目ごとの配分はありません。60問に直すと、Agentforce は5問ほど。最も多いデータ管理&分析でも10問ほどなので、1つのセクションだけで点を稼ぐことはできません。
勉強の順番:共有モデルから入り、データと自動化を厚く
1. 共有モデルで「誰に、どこまで見せるか」を固める
設定とセットアップ(15%)の中心は、レコードの見え方を決める共有モデルです。組織の共有設定で最も狭い範囲を決めてから、ロール階層や共有ルールで広げます。この順番が分かると、プロファイルと権限セットの使い分けも同じ見方で解けます。
2. オブジェクトとリレーションを押さえる
主従関係と参照関係の違いが分からないと、積み上げ集計項目やレコードの削除の問題は解けません。ページレイアウト、レコードタイプ、ビジネスプロセスの割り当てもここで扱います。
3. データ管理&分析(17%)を一番厚く回す
8セクションで最も配分が大きく、覚える数字も多い範囲。インポートの道具の選び方には、件数の上限のような数字が出てきます。データインポートウィザードが一度に扱えるのは5万件まで。それを超えるならデータローダーを選びます。レポートの形式、レポートタイプ、ダッシュボードの実行ユーザーも、ここでまとめて出ます。
4. 自動化(15%)は「どの道具を使うか」を場面から選ぶ
フロー、承認プロセス、割り当てルール、エスカレーションルールのどれを使うかを、要望の言葉から選び分けます。レコードを保存した時の実行順序も、範囲から外れていません。保存前のフローと保存後のフローの違いは、ここで必ず押さえておきたい論点になります。
5. Agentforce(8%)は仕組みとテストの進め方を押さえる
Agentforce は、Salesforce のヘルプで名前が変わりつつある製品です。2026年4月以降、ヘルプは「トピック」を「サブエージェント」と呼ぶようになりました。画面名を細かく覚えるより、エージェントがトピックとアクションで動く仕組みと、会話プレビューで試してから広げるテストの順番を押さえるほうが確実です。
6. 60問を105分で通して解く
1問あたりの時間は約1分45秒です。状況判断の問題は文が長めなので、通しの模試で時間の感覚をつかんでおくと本番で慌てません。
日本語の問題集の比較
日本語で解けて、新しい範囲への対応を明記している教材を並べました。2026年9月26日に各ページで確かめた数字です。
| 教材 | 問題数 | 価格 | 1問あたり | 新範囲への対応 |
|---|---|---|---|---|
| note「本番準拠の模擬問題集 全300問」(Salesforce問題集 フォロバ100) | 300問 | 3,000円 | 約10円 | 明記あり |
| note「実践問題150問×全問解説 2026年版」(セールスフォース過去問研究所) | 150問 | 2,000円 | 約13.3円 | 明記あり |
| note「Platformアドミニストレーター100題(26年)」(Salesforce過去問解説おじさん) | 110題 | 2,000円〜 | 約18.2円 | 明記あり |
| Udemy「徹底対策 555問」 | 555問 | ページで確認できず | ― | 記載なし(最終更新 2025年6月) |
| 資格道場 Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター問題集 | 600問 | 2,980円(税込) | 約5円 | 新範囲の8セクション28項目で作成 |
中身を確かめられた Udemy の講座には、新しい範囲への対応の記載がありませんでした。価格はアカウントや時期で変わるので、各教材のページでご確認ください。
資格道場の600問で仕上げる
資格道場の問題集は、600問を60問×10回の模試に分けました。1回ごとに、本番と同じ105分で通しの練習ができます。1回の中身は択一48問と複数選択12問です。本番の比率は公表されていないので、この内訳は本番と同じであることを示すものではありません。
問題は、受験ガイドの28項目に割り当てて作りました。各問の解説の最後に、学習用テキストのどの節を読めばよいかを書いてあります。
購入すると、テキストが3点付きます。
- 学習用テキスト:受験ガイドの8セクション28項目の順に、設定の場所と判断の順序まで書いた本編
- 出る順ドリル:収録問題から頻出の論点を抜き出したもの
- 一問一答:600問の答えと理由を短く確かめるもの
まず50問は、会員登録もログインもなしでその場で解けます(Salesforce 認定 Platform アドミニストレーターの50問を解いてみる)。第1回の60問は、無料の会員登録で解けます。
新しい範囲の問題に慣れたい方は、資格道場の問題集から始めてください。
よくある質問
Q. 旧名の「Salesforce 認定アドミニストレーター」と同じ試験ですか?
同じ系統の試験です。Salesforce は2025年7月22日から、認定資格の名称の一部を変えました。取得済みの資格は再取得の必要がなく、Trailblazer アカウントの表示が新しい名称に変わります。ただし日本語の試験は2026年4月24日から範囲が変わったので、教材は新しい範囲に対応したものを選んでください。
Q. 合格点は何%ですか?
日本語の受験ガイドでは 68% です。英語の受験ガイドには、日本語版を 65% とする食い違った記載がありました。日本語で受ける人が読むのは日本語の受験ガイドなので、68% を目安にしてください。
Q. 実務経験がなくても受けられますか?
受けられます。前提条件はありません。受験ガイドは、Platform アドミニストレーターとして6か月以上の経験を持つ人を想定しています。経験が少ない人ほど、設定の場所と判断の順序をテキストで押さえてから問題を解くと、状況判断の問題で迷わずに済みます。
Q. 資格はずっと有効ですか?
年1回、Trailhead で提供される更新用のバッジを完了する必要があります。期限までに完了しないと、資格は失効します。
あわせて読みたい
参考(公式・一次情報)
- 受験ガイド(問題数・合格点・受験料・配分)
- 試験ページ(形式・言語)
- 範囲の変更の告知(切り替え日)
- 認定資格プログラムの刷新(Salesforce ブログ)(名称の変更)
※ 2026年9月26日時点で公式ページを確認して作成しています。試験仕様・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に公式サイトで最新情報をご確認ください。Salesforce、Trailhead、Agentforce は Salesforce, Inc. の商標です。