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LinuC レベル4 4SA02試験の勉強法と勉強時間【2026年版】

結論:4SA02は「捨てる主題を作れない」試験。均等に積むしかない

LinuC レベル4 システムアーキテクト(LinuC-4SA)の後半にあたるのが 4SA02試験です。認定を得るには、有意なLinuCレベル2の認定を持ったうえで、4SA01試験と4SA02試験の両方に合格する必要があります。

勉強法の結論はシンプルです。4SA02は5主題の重みがほぼ均等なので、「ここを捨てて他で取る」という戦略が成立しません。

範囲は、仮想マシンとコンテナ、セキュリティ、監視と分析、継続的開発とテスト・デプロイ、トラブルシューティング。運用フェーズのシステムを回し続けるための領域が横並びに置かれています。設計の土台を問う4SA01に対し、4SA02は動き出したあとに何が起きるかを問う構成だと考えると、学習の方向が定まります。

LinuC レベル4 4SA02試験の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

試験の基本情報

項目 内容
試験名 4SA02試験(LinuC Level-4 Certification System Architect Exam 4SA02)
認定名 LinuC レベル4 システムアーキテクト
運営 LPI-Japan
問題数 約40問/1試験
試験時間 90分(試験問題を解く時間は実質85分)
合格ライン 公式ページに記載が見当たりませんでした
出題形式 コンピュータベーストテスト(CBT)
受験方法 ピアソンVUE
試験言語 日本語・英語
受験料 1試験あたり27,500円(税込)
認定の条件 有意なLinuCレベル2の認定を持ち、4SA01・4SA02の両方に合格
認定の有効期間 認定日から5年以内に再認定が必要

受験料は1試験27,500円です。4SA01と合わせて合計55,000円かかるため、両方をまとめて予約するより、1試験ずつ仕上げて受けるほうが安全です。

合格ラインは公式に記載がありません。基準が示されていない以上、演習で正答率に余裕を作ってから受験するという組み立てになります。

出題範囲と重要度

LinuCの出題範囲は「配点◯%」ではなく、副主題ごとの「重要度」という数値で示されます。重要度が高いトピックほど、試験で多くの問題が出題されるという考え方です。

4SA02試験は5主題構成です(LinuC-4SA Version 1.0)。

主題 重要度の合計
仮想マシンとコンテナの設計 9
セキュリティ 9
監視と分析 8
継続的開発とテスト・デプロイ 8
トラブルシューティング 6

(主題ごとの数値は、公式が掲げる副主題の重要度を合計したものです。公式は主題レベルの重要度を示していません。)

5主題の重要度の合計は40で、公式が示す出題数「約40問/1試験」と一致します。重要度の数字を、そのまま「およそ何問出るか」の目安として読めるわけです。

そして最大が9、最小が6。この幅の狭さが4SA02の性格です。4SA01では最大主題が12ありましたが、4SA02にはそうした山がありません。5つを均等に積むのが唯一の攻め方になります。

副主題まで降りると、「トラブルシューティングのケーススタディ」だけが重要度4で単独の最大値です。主題としては最も軽いトラブルシューティング(重要度6)のうち、4がケーススタディに寄っている形になります。残りの副主題は重要度2〜3に収まっています。

独学の順番

  1. 4SA01の内容を先に固める ── 設計の言葉が入っていないと、4SA02の「なぜこの監視項目なのか」「なぜこのデプロイ方式なのか」が読み解けません。全体像はLinuCの勉強法と学習順から。
  2. 仮想マシンとコンテナの設計(重要度9)から入る ── 仮想マシンの設計と管理、コンテナの設計とビルド、コンテナオーケストレーションの3本立てです。手を動かして一度組んでおくと、後続の監視・デプロイの話が具体的になります。
  3. セキュリティ(重要度9)を並行で進める ── 認証認可とアクセス制御、予防措置、インシデントの検出。予防と検出は別の話として整理してください。
  4. 監視と分析(8)+継続的開発とテスト・デプロイ(8)をセットで ── ログ・メトリクス・トレースの取得と、テスト設計・CI/CDは、実務でも一続きの話です。まとめて学ぶほうが定着します。
  5. 最後にトラブルシューティング(6)で総合演習 ── ケーススタディが重要度4を占めます。他の4主題を学び終えてから取り組むほうが効率的です。順番を最後に置く理由がここにあります。

つまずきやすいところ

「ログ・メトリクス・トレース」の3語を区別できない。 何を取るための仕組みで、どの問いに答えるものなのかが混ざりがちです。3つを1行ずつで説明できる状態にしてください。

コンテナオーケストレーションを操作方法として覚えてしまう。 4SA02が問うのは設計です。コマンドではなく、どういう要件のときにその機能を使うのかを軸に読み直してください。

ケーススタディ対策を後回しにしすぎる。 単独では最大の重要度4です。障害時の基本手順(切り分けの順序、影響範囲の確定、復旧と恒久対策の切り分け)を型として持っておくと、初見の事例にも手が付きます。

よくある質問

Q. LinuC レベル4 4SA02の勉強時間はどれくらいですか?

一般的な目安として語られる数字は見当たらず、LPI-Japan公式にも勉強時間の基準はありません。5主題がほぼ均等なので、総時間から逆算するより、重要度の比(9:9:8:8:6)で時間を割り振るほうが計画が崩れにくくなります。

Q. 4SA01と4SA02はどちらから受けるべきですか?

公式に受験順の指定はありません。ただし主題の並びは4SA01が前半(4SA.01〜4SA.04)、4SA02が後半(4SA.05〜4SA.09)で、設計の土台は4SA01側にあります。4SA01から進めるのが自然です。

Q. 4SA02だけ合格した場合はどうなりますか?

レベル4の認定にはなりません。 認定には4SA01・4SA02の両方の合格と、有意なLinuCレベル2の認定が必要です。

Q. 合格ラインは何割ですか?

公式ページに記載が見当たりませんでした。 割合を示す情報を見かけても、LPI-Japanの公表値ではない点にご注意ください。

まとめ

  • 4SA02はLinuC レベル4の後半。認定には4SA01との両方合格+有意なレベル2認定が必要
  • 枠組みは約40問・90分(実質85分)・受験料27,500円(税込)/1試験・日本語と英語
  • 合格ラインは公式に記載なし。演習で余裕を作ってから受ける
  • 重要度の合計40が出題数「約40問」と一致。数字をそのまま問題数の目安に読める
  • 5主題は9・9・8・8・6とほぼ均等。捨てる主題を作れないのがこの試験の性格
  • 副主題ではトラブルシューティングのケーススタディ(重要度4)が単独最大。総仕上げに置く

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参考(公式・一次情報)

※ 本記事は2026年9月9日時点で公式ページを確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。合格ラインは公式に記載が見当たらないため、本記事では扱っていません。