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勉強法

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

GCP PCD(Professional Cloud Developer)の勉強法と勉強時間【2026年版】

結論:「書ける」より「Google Cloudに載せられる」かを問う試験

Professional Cloud Developer(PCD)は、Google Cloud認定のプロフェッショナルレベルにあるアプリケーション開発者向けの試験です。名前から言語仕様やアルゴリズムの試験を想像しがちですが、公式の試験ガイドを読むと中身はそこではありません。設計・ビルド・デプロイ・統合というアプリケーションをGoogle Cloud上で動かし続けるための一連の工程が、そのままセクションになっています。

つまり問われるのはコードの巧拙ではなく、Cloud Run・GKE・Cloud Build・Artifact Registry・Firestore・Pub/Sub をどう組み合わせるかの判断です。普段からアプリを書いている方でも、デプロイと統合まわりを触っていないと点が伸びません。

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試験の基本情報

項目 内容
試験名 Professional Cloud Developer(PCD)/運営:Google Cloud
問題数 50〜60問(公式は幅で案内しており、固定数ではありません)
試験時間 2時間(120分)
合格ライン 公式に合格ラインの記載はありません(点数ではなく合否のみが通知されます)
出題形式 択一選択・複数選択(ケーススタディの記載はありません)
受験料 200米ドル(税は別途)
受験方法 オンライン監督またはテストセンター
試験言語 英語・日本語(日本語で受験できます)
前提条件 なし。推奨経験は「業界経験3年以上(うちGoogle Cloudでの設計・管理1年以上)」

認定の有効期間について、公式ページは更新資格期間内に更新できる旨を案内するのみで、この試験ページに年数の明記はありませんでした。あわせて「This exam was updated to reflect recent branding changes.(最近のブランド名変更を反映して更新されました)」との案内があるため、製品名は公式の試験ガイドを正としてください。

出題範囲と配点

公式の試験ガイド(英語版PDF)に記載された4セクションと配分です。

セクション 配点
高いスケーラビリティ・セキュリティ・信頼性を備えたクラウドネイティブアプリケーションの設計(Designing highly scalable, secure, and reliable cloud-native applications) 約32%
アプリケーションの構築とテスト(Building and testing applications) 約23%
デプロイに向けたクラウドネイティブアプリケーションの構成(Configuring cloud-native applications for deployment) 約24%
アプリケーションとGoogle Cloudサービスの統合(Integrating applications with Google Cloud services) 約21%

公式は各セクションを「32% of the exam」のように「約()」付きで表記しており、確定値ではありません。到達目標(1.1・1.2…)ごとの配分は公表されていないため、対策はセクション単位で組み立てます。

配分の特徴は極端に軽いセクションが無いことです。最大の「設計」で約32%、最小の「統合」でも約21%。どれか1つを捨てる戦略が取りにくく、4つを均して仕上げる必要があります。

独学の順番

  1. セクション1の設計(約32%)から入る。 高性能なアプリとAPIの設計、セキュアなアプリの設計、データの保存とアクセス。Firestore・Cloud SQL・Spanner・Bigtable・Cloud Storage を「どのアクセスパターンならどれか」で整理し、署名付きURLによるオブジェクト公開のような定番も押さえます。
  2. セクション3のデプロイ(約24%)を手で通す。 ソースコードからのCloud Runデプロイ、EventarcやPub/Subによる起動、GKEへのコンテナデプロイ、Kubernetesのヘルスチェック、Horizontal Pod Autoscaler。実際に1つアプリをデプロイすると、以降の設問の解像度が変わります。
  3. セクション2の構築とテスト(約23%)を足す。 Google Cloud CLIによるローカルエミュレーション、Cloud BuildとArtifact Registryでのビルドと格納、Binary Authorizationによる来歴の設定、Cloud Build上の自動統合テスト。CI/CDの具体名で覚えるのがコツです。
  4. セクション4の統合(約21%)で締める。 データ・ストレージサービスへの接続管理、Google Cloud APIの利用(バッチ処理・返却データの絞り込み・ページング・キャッシュ・エラー処理)、トラブルシューティングとオブザーバビリティ。
  5. 時間を計って通す。 50〜60問を120分なので1問あたり約2分。迷った問題に固執しない練習を最後に入れてください。

勉強時間は、一般的な目安としてクラウド上での開発経験がある方で60〜100時間程度、Google Cloudが初めてなら120時間以上と言われることが多いようです。公式の基準ではありません。

つまずきやすいところ

  • Cloud RunとGKEの使い分け。 デプロイ先の選択は頻出の判断軸です。リクエスト駆動で状態を持たないならCloud Run、細かなスケジューリング制御や既存Kubernetes資産があるならGKE、という軸を先に固めておきます。
  • データストアの選択が答えに直結する。 リレーショナルか、ドキュメントか、ワイドカラムか、オブジェクトか。設問はアクセスパターンとスケール要件で誘導してくるため、製品の特徴を並列に暗記するだけでは迷います。
  • AI支援ツールが範囲に入っている。 公式の試験ガイドには、AIコーディングアシスタントを使ったユニットテストの記述や、AI支援によるオブザーバビリティが明記されています。古い教材だけだとこの部分が丸ごと抜けます。

よくある質問

Q. 日本語で受験できますか?

できます。公式の試験言語は英語と日本語の2つです。

Q. 合格ラインは何点ですか?

公式に合格ラインの記載はありません。 Google Cloud認定は点数のスケールスコアを通知せず、合否のみが返ってきます。

Q. ケーススタディは出ますか?

出ません。公式ページ・試験ガイドとも、この試験にケーススタディの記載はありません(同じプロフェッショナルレベルでもPCAには2本のケーススタディがあります)。

Q. 特定のプログラミング言語の知識が必要ですか?

試験ガイドに特定言語の指定はありません。問われるのは言語仕様ではなく、Google Cloudのサービス選定・デプロイ・統合の判断です。

まとめ

  • 50〜60問・120分200米ドル日本語受験可、ケーススタディなし
  • 合格ラインは公式に記載なし(合否のみ通知)
  • 配点は約32 / 23 / 24 / 21%。捨てられるセクションが無い均等型
  • 学習は設計→デプロイ→ビルドとテスト→統合の順が回しやすい
  • Cloud RunとGKEの使い分け、データストアの選択が得点の分かれ目

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参考(公式・一次情報)

※ 本記事は2026年9月9日時点で公式ページおよび公式試験ガイドを確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。