MicrosoftLevel 3

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

PL-300のサンプル問題(本番形式・解説付き)

PL-300(Microsoft・Power BI Data Analyst Associate)の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(50問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全850問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

あなたの売上モデルには、売上・粗利・数量のメジャーがあり、それぞれに前年同期の版を作る依頼が来ています。メジャーの数は増やしたくありません。前年同期の計算を、既存のどのメジャーにも当てはめられるように、計算グループを作ってスライサーで使います。モデルの「暗黙的なメジャーを抑制する」プロパティは、いまオフです。手順を、正しい順に並べてください。

    解説

    モデル ビューのリボンで [計算グループ] を選ぶと、暗黙的なメジャーの抑制がオフのモデルではそれをオンにするかを尋ねられ、[はい] で計算グループが作られます。最初の計算アイテムは式が SELECTEDMEASURE() の状態で自動で作られるので、名前と式を前年同期に書き換えます。「前年同期」という計算アイテムができてはじめて、レポートのスライサーで選べます。

    設問2

    あなたは月ごとの売上を折れ線グラフにしています。経営層から、来期の見込みを、どの程度の幅でぶれうるかの信頼区間つきで、グラフの右側に伸ばして示してほしいと依頼されました。適切な方法はどれか。

    • [分析] ペインを開き、[傾向線] を追加します。
    • [分析] ペインを開き、[中央値線] を追加します。
    • [分析] ペインを開き、[予測] を追加します。(正解)
    • [書式] ペインを開き、[データ ラベル] を追加します。

    解説

    将来の値と信頼区間を出すのは [分析] ペインの予測で、折れ線グラフの連続した日付軸で使えます。傾向線は既存のデータに直線を当てはめるだけの項目です。中央値線は集計値の位置を示す線です。データ ラベルは各点の値を文字で表示する書式の設定です。(根拠: 学習用テキスト 3-3-5 参照線、誤差範囲、予測を使用する [3.3])

    他の選択肢が誤りである理由

    • 「[分析] ペインを開き、[傾向線] を追加します。」傾向線は既存のデータに直線を当てはめるだけの項目です。
    • 「[分析] ペインを開き、[中央値線] を追加します。」中央値線は集計値の位置を示す線です。
    • 「[書式] ペインを開き、[データ ラベル] を追加します。」データ ラベルは各点の値を文字で表示する書式の設定です。

    設問3

    あなたの会社では、全社の売上のセマンティック モデルを、経営判断に使う公式のデータとして位置付けています。利用者がこのモデルを信頼できるように、組織として品質を保証した印を付ける必要があります。付ける印はどれか。

    • 昇格済みの印を付けます。
    • マスター データの印を付けます。
    • 認定済みの印を付けます。(正解)
    • エンドースメントなしのままにします。

    解説

    組織として品質を保証する印が認定済みで、テナント管理者が指定した担当者だけが付けられます。昇格済みは作成者の側が使ってよいと推す印です。マスター データは Fabric の信頼できる中核のデータに付ける印です。既定は印が無い状態で、品質を示しません。(根拠: 学習用テキスト 4-1-7 コンテンツの昇格または認定 [4.1])

    他の選択肢が誤りである理由

    • 「昇格済みの印を付けます。」昇格済みは作成者の側が使ってよいと推す印です。
    • 「マスター データの印を付けます。」マスター データは Fabric の信頼できる中核のデータに付ける印です。
    • 「エンドースメントなしのままにします。」既定は印が無い状態で、品質を示しません。

    設問4

    あなたは受注の履歴テーブルを取り込みました。同じ注文番号の行が、内容の更新のたびに複数残っています。レポートでは、注文番号ごとに更新日時が最も新しい1行だけを使い、古い行は取り除く必要があります。行う手順はどれか。

    • 更新日時の昇順に並べ替えてから [重複の削除] を実行します。
    • 並べ替えをせずに [重複の保持] を実行します。
    • 更新日時の降順に並べ替えてから [重複の削除] を実行します。(正解)
    • 更新日時の降順に並べ替えてから [エラーの削除] を実行します。

    解説

    更新日時の降順に並べてから [重複の削除] を実行し、最新の1行を残すのが基本の手順です。ただし Power Query は並べ替えの順序が重複の削除まで保たれることを保証しないため、確実にするには Table.Buffer で並び順を固定してから実行するか、ランク付けして1位の行だけを残します。昇順に並べると最初の1行が最も古い行になり、残るのは最新の行ではありません。重複の保持は重複した行だけを残す調査用の操作で、1行に絞る操作ではありません。エラーの削除はエラーの行を落とす操作で、重複を1行に絞る操作ではありません。(根拠: 学習用テキスト 1-2-3 不整合・予期しない値・null を解決する [1.2])

    他の選択肢が誤りである理由

    • 「更新日時の昇順に並べ替えてから [重複の削除] を実行します。」昇順に並べると最初の1行が最も古い行になり、残るのは最新の行ではありません。
    • 「並べ替えをせずに [重複の保持] を実行します。」重複の保持は重複した行だけを残す調査用の操作で、1行に絞る操作ではありません。
    • 「更新日時の降順に並べ替えてから [エラーの削除] を実行します。」エラーの削除はエラーの行を落とす操作で、重複を1行に絞る操作ではありません。

    設問5

    あなたのレポートの売上ページは、開くまでに時間がかかると利用者から報告がありました。1つのページに置いた10個のビジュアルのうち、どれが遅いのかを切り分けます。Performance Analyzer を使う手順を、正しい順に並べてください。

      解説

      Performance Analyzer はレポート ビューの機能で、Power BI Desktop では [最適化] リボンから開きます。開いただけでは何も記録されないため、次に [記録の開始] を押します。そのうえで [ビジュアルの更新] を押すか、ページを操作して、ビジュアルにクエリを発行させます。そこではじめてビジュアルごとの所要時間が並ぶので、DAX クエリとビジュアルの表示とその他の内訳を読みます。必要なら [エクスポート] で JSON に出して共有します。記録を開始する前の操作は記録されないため、この順序は入れ替えられません。(根拠: 学習用テキスト 2-3-4 Performance Analyzer でボトルネックを特定する [2.3])

      続きは、会員登録なしでそのまま50問解けます。採点と解説つきで、上と同じ本物の問題です。

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