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LPI-JapanLevel 2

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

LinuC レベル1 102試験のサンプル問題(本番形式・解説付き)

LinuC レベル1 102試験(LPI-Japan・LinuC-1 102試験(Linux技術者認定))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録ですぐ解ける模試 第1回(61問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全424問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

IPアドレス192.168.10.130/26が属するネットワークのネットワークアドレスとして、正しいものはどれか。

  • 192.168.10.0
  • 192.168.10.64
  • 192.168.10.128(正解)
  • 192.168.10.192

解説

/26はサブネットマスク255.255.255.192(先頭26ビットがネットワーク部)に相当し、第4オクテットを64個ずつのブロックに分割する(0〜63、64〜127、128〜191、192〜255)。130はこのうち128〜191のブロックに含まれるため、このネットワークのネットワークアドレスは192.168.10.128となる(ブロードキャストアドレスは192.168.10.191)。

他の選択肢が誤りである理由

  • 192.168.10.0誤り。192.168.10.0は第4オクテットが0〜63のブロックのネットワークアドレスであり、130はこの範囲に含まれない。
  • 192.168.10.64誤り。192.168.10.64は第4オクテットが64〜127のブロックのネットワークアドレスであり、130はこの範囲に含まれない。
  • 192.168.10.192誤り。192.168.10.192は第4オクテットが192〜255のブロックのネットワークアドレスであり、130はこの範囲より小さいため含まれない。

設問2

シェルスクリプト build.sh を、実行される各コマンドを変数展開後の実際の内容で表示しながら(デバッグモードで)実行するコマンドを入力せよ。

入力形式(コマンドを打ち込んで答える問題です)

bash -x build.sh(正解)

解説

bash -x(set -xと同義)は、シェルスクリプト内の各コマンドを、変数展開などを済ませた実際に実行される形で、実行直前に+記号を付けて表示するデバッグ用のオプションである。行の読み込みそのものを表示するだけの-v(verboseモード)とは表示内容が異なり、-xは実際の実行内容の追跡に向く。

設問3

次のIPv4アドレスのうち、RFC 1918で定義されたプライベートアドレスの範囲に該当するものはどれか。

  • 172.15.255.255
  • 172.20.10.5(正解)
  • 172.32.0.1
  • 192.169.1.1

解説

RFC 1918で予約されているプライベートアドレスの範囲は、10.0.0.0〜10.255.255.255(10.0.0.0/8)、172.16.0.0〜172.31.255.255(172.16.0.0/12)、192.168.0.0〜192.168.255.255(192.168.0.0/16)の3つである。172.20.10.5はこのうち172.16.0.0/12の範囲に含まれるため、プライベートアドレスに該当する。

他の選択肢が誤りである理由

  • 172.15.255.255誤り。172.15.255.255は172.16.0.0/12の範囲の一つ手前にあたり、プライベートアドレスの範囲には含まれないパブリックアドレスである。
  • 172.32.0.1誤り。172.32.0.1は172.16.0.0/12の範囲を超えており、プライベートアドレスの範囲には含まれないパブリックアドレスである。
  • 192.169.1.1誤り。192.169.1.1は192.168.0.0/16と数字が似ているが範囲外であり、プライベートアドレスには該当しないパブリックアドレスである。

設問4

プロトコルが標準で使用するトランスポート層プロトコルとポート番号について述べた次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • SMTPは、TCPの25番ポートを使用する。
  • SSHは、TCPの22番ポートを使用する。
  • NTPは、TCPの123番ポートを使用する。(正解)
  • HTTPSは、TCPの443番ポートを使用する。

解説

SSHはTCP/22、SMTPはTCP/25、HTTPSはTCP/443を標準で使用しており、いずれも正しい記述である。一方、NTP(Network Time Protocol)はUDPの123番ポートを使用するプロトコルであり、TCPではない。そのため「NTPはTCPの123番ポートを使用する」という記述は誤りである。

他の選択肢が誤りである理由

  • SMTPは、TCPの25番ポートを使用する。正しい記述である。SMTP(メール送信)はTCPポート25番を標準で使用する。この問題は誤っている記述を選ぶものなので、これは正解ではない。
  • SSHは、TCPの22番ポートを使用する。正しい記述である。SSH(Secure Shell)はTCPポート22番を標準で使用する。この問題は誤っている記述を選ぶものなので、これは正解ではない。
  • HTTPSは、TCPの443番ポートを使用する。正しい記述である。HTTPS(暗号化されたHTTP通信)はTCPポート443番を標準で使用する。この問題は誤っている記述を選ぶものなので、これは正解ではない。

設問5

シェルスクリプト build.sh を、シェルが読み込んだ行をそのまま(変数展開前の記述通りに)表示しながら実行するコマンドを入力せよ。

入力形式(コマンドを打ち込んで答える問題です)

bash -v build.sh(正解)

別解: bash --verbose build.sh

解説

bash -v(--verboseと同義)は、シェルが読み込んだ行を、変数展開などを行う前の記述通りの形でそのまま表示しながら実行する。実際に実行される内容(変数展開後)を表示する-x(デバッグモード)とは表示のタイミングと内容が異なる。

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