難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。
ITIL ファンデーション(バージョン5)のサンプル問題(本番形式・解説付き)
ITIL ファンデーション(バージョン5)(PeopleCert・ITIL Foundation (Version 5))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(40問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全240問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。
設問1
ITIL バリューシステムの構成要素である「バリューチェーン」の説明として、最も適切なものはどれですか?
- 組織が保有する構成アイテムとその関係を記録し、必要なときに参照できるようにしたもの
- サービス消費者と合意したサービスレベルの目標値を、文書としてまとめたもの
- プロダクトおよびサービスのライフサイクルを実現する、相互に連携した活動をまとめたもの(正解)
- 組織が提供しているプロダクトおよびサービスの一覧を、投資の判断に用いるために整理したもの
解説
バリューチェーンは ITIL バリューシステムの構成要素の1つで、プロダクトおよびサービスのライフサイクルを実現するために相互に連携して実行される活動のまとまりを指します。構成アイテムとその関係を記録して参照可能にするのは構成情報の管理にあたる働きで、バリューチェーンそのものの説明ではありません。サービスレベルの目標値を文書化したものはサービスレベルアグリーメントであり、バリューチェーンとは別の概念です。提供中のプロダクトおよびサービスを投資判断のために一覧化したものはポートフォリオの考え方であり、バリューチェーンとは異なります。
他の選択肢が誤りである理由
- 「組織が保有する構成アイテムとその関係を記録し、必要なときに参照できるようにしたもの」構成アイテムとその関係を記録して参照可能にするのは構成情報の管理にあたる働きで、バリューチェーンそのものの説明ではありません。
- 「サービス消費者と合意したサービスレベルの目標値を、文書としてまとめたもの」サービスレベルの目標値を文書化したものはサービスレベルアグリーメントであり、バリューチェーンとは別の概念です。
- 「組織が提供しているプロダクトおよびサービスの一覧を、投資の判断に用いるために整理したもの」提供中のプロダクトおよびサービスを投資判断のために一覧化したものはポートフォリオの考え方であり、バリューチェーンとは異なります。
設問2
サービスプロバイダの役割に関する説明として、最も適切なものはどれですか?
- サービスを利用し、その対価としてリソースを提供する主体としての役割
- サービス関係の中で、サービス消費のための予算を承認する立場としての役割
- サービス関係の中で、消費者に向けてサービスを提供する主体としての役割(正解)
- サービス関係の当事者として、デジタルプロダクトを開発し提供する独立した役割
解説
サービスプロバイダは、サービス関係の中で消費者に向けてサービスを提供する主体としての役割を担います。サービスを利用し対価を払うのは、サービス消費者の役割です。サービス消費のための予算を承認するのは、消費者側の役割の1つであるスポンサーです。「サービス関係の当事者として、デジタルプロダクトを開発し提供する独立した役割」は V5 で明示されたデジタルプロダクトベンダーの説明で、サービスプロバイダとは別の当事者です。
他の選択肢が誤りである理由
- 「サービスを利用し、その対価としてリソースを提供する主体としての役割」サービスを利用し対価を払うのは、サービス消費者の役割です。
- 「サービス関係の中で、サービス消費のための予算を承認する立場としての役割」サービス消費のための予算を承認するのは、消費者側の役割の1つであるスポンサーです。
- 「サービス関係の当事者として、デジタルプロダクトを開発し提供する独立した役割」これは V5 で明示されたデジタルプロダクトベンダーの説明で、サービスプロバイダとは別の当事者です。
設問3
ITIL の従うべき原則は全部で [?] つある。
- 5
- 7(正解)
- 4
- 10
解説
ITIL の従うべき原則は7つで構成され、ITIL 4 から数・名称ともに変更はありません。5は ITIL VS の構成要素の数で、原則の数ではありません。4は ITIL プロダクトおよびサービスマネジメントの「4つの側面」の数で、原則の数ではありません。10は原則の数とも構成要素の数とも合わない数です。
他の選択肢が誤りである理由
- 「5」5という数は従うべき原則の数として示されているものではありません。
- 「4」4という数は ITIL プロダクトおよびサービスマネジメントの「4つの側面」の数であり、従うべき原則の数ではありません。
- 「10」10という数は従うべき原則の数として示されているものではありません。
設問4
ITIL ファンデーション(バージョン5)において、ITIL 4 の「サービスマネジメント」という用語に代わって導入された名称はどれですか?
- デジタルサービスガバナンス
- プロダクトバリューマネジメント
- デジタルプロダクトおよびサービスマネジメント(正解)
- ITILデジタル変革モデル
解説
V5 では、ITIL 4 の「サービスマネジメント」に代わり、プロダクトとサービスの双方を扱う枠組みとして「デジタルプロダクトおよびサービスマネジメント」という名称が採用されています。「デジタルサービスガバナンス」という名称は、V5 の主要用語としては使われていません。「プロダクトバリューマネジメント」は、V5 で定義された正式な枠組み名ではありません。「ITILデジタル変革モデル」は、V5 の正式な枠組み名として使われていません。
他の選択肢が誤りである理由
- 「デジタルサービスガバナンス」「デジタルサービスガバナンス」という名称は、V5 の主要用語としては使われていません。
- 「プロダクトバリューマネジメント」「プロダクトバリューマネジメント」は、V5 で定義された正式な枠組み名ではありません。
- 「ITILデジタル変革モデル」「ITILデジタル変革モデル」は、V5 の正式な枠組み名として使われていません。
設問5
ITIL プロダクトおよびサービスマネジメントの4つの側面について、正しい記述はどれとどれですか? 1. 「組織と人材」は4つの側面の1つで、役割・責任・組織文化を扱う。 2. 「資金とコンプライアンス」は4つの側面の1つで、予算配分と法令順守を扱う。 3. 「顧客とマーケット」は4つの側面の1つで、市場調査と顧客獲得を扱う。 4. 「情報とテクノロジー」は4つの側面の1つで、知識・情報とそれを支える技術を扱う。
- 1および2
- 2および3
- 3および4
- 1および4(正解)
解説
4つの側面は、組織と人材/パートナーとサプライヤー/情報とテクノロジー/バリューストリームとプロセスです。したがって記述1と記述4が正しい組み合わせになります。1 は正しい記述ですが、2 の「資金とコンプライアンス」は4つの側面に含まれず、予算や法令順守は別の枠組みで扱われます。2 の「資金とコンプライアンス」も 3 の「顧客とマーケット」も4つの側面の名称ではないため、どちらの記述も誤りです。4 は正しい記述ですが、3 の「顧客とマーケット」は4つの側面に含まれません。
他の選択肢が誤りである理由
- 「1および2」1 は正しい記述ですが、2 の「資金とコンプライアンス」は4つの側面に含まれず、予算や法令順守は別の枠組みで扱われます。
- 「2および3」2 の「資金とコンプライアンス」も 3 の「顧客とマーケット」も4つの側面の名称ではないため、どちらの記述も誤りです。
- 「3および4」4 は正しい記述ですが、3 の「顧客とマーケット」は4つの側面に含まれません。
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