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ホーム/資格一覧/CCNA (200-301)/頻出コマンド帳

CCNA (200-301) 頻出コマンド帳

コマンド入力の問題だけを、公式の出題範囲の重要度順に並べ直した180件です。1件ごとに「覚える形」「実際の書き方の例」「別解」「よくある間違いと、その理由」が読めます。同じ180件は、日本語の課題文を読んでコマンドを打ち、その場で採点されるドリルとしても解けます。

頻出コマンド帳は CCNA・LinuC 101/102/201/202 の5試験ぶんを用意していて、合計591件です。このページはそのうち CCNA (200-301) の180件を扱います。

どこまで無料で、どこからが購入者向けか

登録なしで、いま無料でできること

  • ドリルを5問、実際に打って採点まで(正解・不正解の理由まで出ます)
  • 一覧のうち12件を、意味・別解・よくある間違いの理由まで全文
  • 分野の名前と、分野ごとの件数(全180件の内訳)

問題集のご購入で解放されること

  • 一覧の残り168件の中身
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コマンド帳はCCNA (200-301)の問題集を買うと追加の料金なしで付いてきます。別売りではありません。

無料で公開しているのは、公式の出題範囲での重みが大きい順の上位12件です(毎回同じ12件で、ランダムには変わりません)。

無料でドリルを5問打ってみる →CCNA (200-301)の問題集を見る →

180件のうちドリルとして打てるのは118件です。残り62件は、複数の手順をまとめて答える実技問題だけに出てくるコマンドで、「そのコマンド1つを答える課題文」が無いため、一覧での読み物としてのみ収録しています。

分野別のコマンド一覧

分野の並びと比率は、公式のExam Topics(CCNA Exam v1.1 (200-301))に載っている数値です。出題比率(%)。6ドメイン合計100%。

出典: https://learningcontent.cisco.com/documents/marketing/exam-topics/200-301-CCNA-v1.1.pdf
各コマンドに添えた「この問題集での登場◯回」は、当問題集でそのコマンドが模範解答として出た回数です。本試験での頻出度とは別の数値のため、並べ替えには使っていません。

3.0 IP Connectivity

出題比率 25%・32件
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 17回(参考値)

    network <ネットワークアドレス> <ワイルドカードマスク> area <エリアID>

    実際の書き方の例: network 10.0.0.0 0.0.0.255 area 0 / network 10.0.0.0 0.0.0.3 area 0 / network 10.0.1.0 0.0.0.3 area 0

    別解: network 10.0.0.0 0.0.0.255 area 0.0.0.0

    network <ネットワークアドレス> <ワイルドカードマスク> area <エリア番号> は、router ospfのサブモードで実行し、指定した範囲に含まれるIPアドレスを持つインタフェースをOSPFに参加させ、指定したエリアに所属させる。ワイルドカードマスクはサブネットマスクとはビットが反転した関係にあり、0.0.0.255は/24のネットワーク全体を表す。なお、OSPFのエリア番号は10進数(0等)でもドット付き10進数のIPアドレス形式(0.0.0.0等)でも指定でき、area 0とarea 0.0.0.0は同じエリアを指す同義の表記である。

    このコマンドの役割: router ospfモードのまま2つ目のnetwork文を追加

    よくある間違いと、その理由

    • network 10.0.0.0 255.255.255.0 area 0→OSPFのnetworkコマンドの第2引数はサブネットマスクではなく、ビットが反転したワイルドカードマスクである。/24のネットワークを表すワイルドカードマスクは0.0.0.255であり、255.255.255.0のままではより狭い範囲(実質1台のホストに近い範囲)を意味してしまう。
    • network 10.0.0.0/24 area 0→OSPFのnetworkコマンドはCIDR表記のスラッシュ形式ではなく、ネットワークアドレスとワイルドカードマスクを別引数として指定する書式である。
    • network 10.0.0.0 0.0.0.255 0→areaというキーワードを省略して数値だけを末尾に置く書式は認識されない。エリア番号を指定する際は、必ずareaキーワードを明示してから番号を続ける。
    • network 10.0.0.0 255.255.255.252 area 0→OSPFのnetworkコマンドはサブネットマスクではなくワイルドカードマスクを使う。/30の場合、サブネットマスクは255.255.255.252だが、ワイルドカードマスクはその論理否定にあたる0.0.0.3である。
    • network 10.1.2.0 0.0.0.255 area 0→今回はマルチエリア構成が要件であり、2つ目のネットワークはエリア1に所属させる必要がある。同じエリア0のままにしてしまうとシングルエリア構成になり要件を満たさない。
    • network 10.9.9.0 0.0.0.255 area 0→これは10.9.9.0/24のネットワーク全体を対象にするワイルドカードマスクであり、要件である「単一ホストだけ」にはならない。単一ホストを指定するワイルドカードマスクはすべて0の0.0.0.0である(あいまいさゼロ=一致条件が1アドレスだけ)。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 15回(参考値)

    router ospf <プロセスID>

    実際の書き方の例: router ospf 1 / router ospf 5 / router ospf 2

    router ospf <プロセスID> は、指定したプロセスIDでOSPFプロセスを起動し、そのプロセス専用のコンフィギュレーションモード(Router(config-router)#)に入る。プロセスIDはそのルータのローカルな管理番号に過ぎず、隣接ルータとネイバー関係を確立するための条件には含まれない点に注意する。

    このコマンドの役割: OSPFルータコンフィギュレーションモードへ

    よくある間違いと、その理由

    • ospf 1→先頭のrouterキーワードを省略した書式は存在しない。ルーティングプロトコルのプロセスを起動しそのコンフィギュレーションモードに入るコマンドは、必ずrouterから始まる。
    • router ospf area 0→router ospfコマンドの引数はプロセスIDの数値であり、areaというキーワードやエリア番号を直接指定する書式ではない。エリアの指定はこのモードに入った後のnetworkコマンドで行う。
    • ip ospf 1→ip ospf <プロセスID> areaはインターフェースコンフィギュレーションモードでそのインタフェースを特定のOSPFプロセス・エリアに参加させるコマンドであり、グローバルコンフィギュレーションモードでOSPFプロセス自体を起動するコマンドはrouter ospfである。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 12回(参考値)

    ip route <宛先ネットワーク> <サブネットマスク> <ネクストホップ>

    実際の書き方の例: ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 10.0.0.2 / ip route 10.1.1.50 255.255.255.255 10.1.1.1 / ip route 192.168.20.0 255.255.255.0 10.0.0.2

    サブネットマスクに255.255.255.255(プレフィックス長/32)を指定すると、そのネットワークアドレス自体が単一のホストアドレスを意味する「ホストルート」になる。特定のサーバー1台だけに対して、通常の集約された経路とは異なる特別な経路(専用回線経由等)を割り当てたい場合に使われる。

    このコマンドの役割: 特定ネットワーク向けの経路 / 通常のスタティックルート(AD=1・既定) / 誤って設定してしまった経路 / 正しいネクストホップで再設定

    よくある間違いと、その理由

    • ip route 192.168.2.0/24 10.0.0.2→ip routeコマンドの宛先ネットワークは、スラッシュ付きのCIDR表記ではなく、ネットワークアドレスとサブネットマスクをドット付き10進数で別引数として指定する書式である。
    • route 192.168.2.0 255.255.255.0 10.0.0.2→先頭のipキーワードを省略した書式は存在しない。静的ルートを設定するコマンドは必ずip routeから始まる。
    • ip route 10.0.0.2 192.168.2.0 255.255.255.0→ip routeコマンドの引数順は「宛先ネットワーク サブネットマスク ネクストホップ(または出力インターフェース)」である。順序を入れ替えると、意図した宛先やネクストホップとして正しく解釈されない。
    • ip route 10.1.1.50 255.255.255.0 10.1.1.1→マスク255.255.255.0(/24)は10.1.1.0/24というネットワーク全体を指す経路になってしまう。今回問われているのは特定の1台(単一ホスト)だけを対象にする/32のホストルートであり、マスクは255.255.255.255を指定する必要がある。
    • ip route host 10.1.1.50 10.1.1.1→IOSのip routeコマンドにhostというキーワードを挟む書式は存在しない(ACLのhostキーワードと混同しやすい)。ホストルートも通常のip routeと同じ構文で、マスクに255.255.255.255を指定して表現する。
    • ip route 10.1.1.50/32 10.1.1.1→ip routeコマンドの宛先はCIDR表記のスラッシュ形式ではなく、ドット付き10進数のサブネットマスクを別引数として指定する書式である。
    • ip route 192.168.20.0 255.255.255.0 10.0.0.2 permanent→permanentキーワードは構文としては存在するが今回問われていない任意オプションであり、基本形は宛先ネットワーク・サブネットマスク・ネクストホップの3要素で完結する。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 6回(参考値)

    passive-interface GigabitEthernet<番号>

    実際の書き方の例: passive-interface GigabitEthernet0/1 / passive-interface GigabitEthernet0/0 / passive-interface GigabitEthernet0/2

    別解: passive-interface gi0/1 / passive-interface gi0/0 / passive-interface gi0/2

    passive-interface <インタフェース名> は、router ospfのサブモードで実行し、指定したインタフェースが持つネットワークをOSPFで広告し続けながらも、そのインタフェースからOSPF Helloパケットを送信しないようにする。エンドユーザー端末しか接続されていないLANインタフェースに設定することで、不要なOSPFネイバー関係の形成やHelloパケットの送信を抑え、セキュリティと効率の両面で有効である。

    よくある間違いと、その理由

    • passive-interface default→passive-interface defaultは、そのOSPFプロセスに参加する全インタフェースを一括でpassiveにするコマンドである。今回問われているのはGigabitEthernet0/1という特定の1つのインタフェースだけをpassiveにすることであり、対象のインタフェース名を明示する必要がある。
    • ip ospf passive-interface→passive-interfaceはインタフェースコンフィギュレーションモードのコマンドではなく、router ospfのサブモードで対象インタフェース名を引数として指定するコマンドである。ip ospf passive-interfaceという書式はIOSには存在しない。
    • no ip ospf GigabitEthernet0/1→no ip ospfという書式はインタフェース単位でOSPF自体を無効化しようとするものであり、passive-interfaceのようにOSPFには参加させつつhelloパケットの送信だけを止める(ネイバー関係を作らない)動作とは異なる。
    • no passive-interface GigabitEthernet0/1→noを付けるとパッシブインタフェース設定を解除するコマンドになる。今回の要件はGigabitEthernet0/1をパッシブ(OSPFのHelloパケットを送信しない)にすることなので、noを付けない形が正しい。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 5回(参考値)

    ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 <ネクストホップ>

    実際の書き方の例: ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 203.0.113.1 / ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1 / ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 198.51.100.1

    デフォルトルートは、宛先ネットワークとサブネットマスクの両方を0.0.0.0で指定することで、他に一致するより具体的な経路が存在しないすべての宛先に対して適用される「最後の砦」の経路になる。インターネットへの唯一の出口となるISP対向のネクストホップを指定するのが典型的な使い方である。

    このコマンドの役割: デフォルトルート(ゲートウェイ・オブ・ラストリゾート) / ISP方向へのデフォルトルート

    よくある間違いと、その理由

    • ip route 255.255.255.255 0.0.0.0 203.0.113.1→デフォルトルートの宛先ネットワークは0.0.0.0(全アドレス空間)であり、255.255.255.255(単一ホストのブロードキャストアドレス)ではない。宛先とマスクの指定が逆になっている誤りである。
    • ip default-route 203.0.113.1→ip default-routeという単独のコマンドはIOSの静的デフォルトルート設定としては使わない。デフォルトルートも通常の静的ルートと同じip routeコマンドで、宛先0.0.0.0 マスク0.0.0.0として設定する。
    • ip route 0.0.0.0 255.255.255.255 203.0.113.1→マスクが255.255.255.255になっていると「宛先が単一のホストアドレス0.0.0.0」を意味する非常に限定的な経路になり、すべての宛先に一致させたいデフォルトルートの意図(マスク0.0.0.0)とは正反対の効果になる。
    • ip route 172.16.30.0 255.255.255.0 10.0.0.1→これでは特定ネットワーク宛の経路を上書きしてしまい、要件である「それ以外すべての宛先」向けのデフォルトルートにならない。デフォルトルートは宛先・マスクともに0.0.0.0で表す。
  • 運用・確認IP Connectivity 25%この問題集での登場 4回(参考値)

    show ip ospf neighbor

    別解: sh ip ospf neighbor / sh ip ospf nei / show ip ospf nei

    show ip ospf neighbor は、そのルータが確立しているOSPFネイバーの一覧を、ネイバーID・プライオリティ・State(隣接関係の進行状態)・アドレス・ローカルインタフェース名とともに表示する。何も出力されない場合はネイバーが1つも確立できていないことを意味し、networkコマンドの範囲・エリアID・タイマー・MTU等の不一致がトラブルシューティングの確認対象になる。

    よくある間違いと、その理由

    • show ip ospf interface brief→show ip ospf interface briefは各インタフェースのOSPFプロセスID・エリア・コスト・状態(DR/BDR/DROTHER等)を表示するコマンドであり、確立済みのネイバー(隣接ルータ)の一覧を示すものではない。
    • show ip route ospf→show ip route ospfはOSPFで学習した経路情報(ルーティングテーブル)を表示するコマンドであり、ネイバー関係自体の状態(State)を示すものではない。
    • show cdp neighbors→show cdp neighborsはCDPで検出した隣接するCisco機器の一覧を表示するコマンドであり、OSPFのプロトコル上のネイバー関係(Stateを含む)とは異なる、レイヤー2の物理的な隣接情報である。
  • 運用・確認IP Connectivity 25%この問題集での登場 4回(参考値)

    show ip route

    別解: sh ip route / sh ip rou

    show ip route は、直接接続(C)・スタティック(S)・OSPF(O)等、すべての種別の経路を含むIPv4ルーティングテーブル全体を表示する。経路の先頭に付与されるコード文字(C/S/O等)と、[AD/メトリック]の表記の読み方を理解することがCCNAのルーティング分野で最も重要な基礎になる。

    よくある間違いと、その理由

    • show ip protocols→show ip protocolsは稼働中のルーティングプロトコルの設定概要(タイマー・ネットワーク宣言等)を表示するコマンドであり、実際のルーティングテーブルの経路一覧を表示するものではない。
    • show running-config→show running-configは設定コマンドそのものを表示するものであり、OSPF等のプロトコルによって動的に計算・学習されたルーティングテーブルの内容(実際にどの経路が使われるか)を示すものではない。
    • show ip arp→show ip arpはIPアドレスとMACアドレスの対応(ARPテーブル)を表示するコマンドであり、ルーティングテーブル(宛先ネットワークとネクストホップの対応)を表示するコマンドではない。
  • 運用・確認IP Connectivity 25%この問題集での登場 3回(参考値)

    show ip ospf interface brief

    別解: sh ip ospf interface brief / sh ip ospf int br

    show ip ospf interface brief は、OSPFが有効になっている各インタフェースについて、プロセスID・エリア・IPアドレス/プレフィックス長・コスト・状態(DR/BDR/DROTHER/P2P等)・ネイバー数を1行ずつ簡潔に一覧表示する。個々のネイバーの詳細を見るshow ip ospf neighborとは異なり、自ルータのインタフェース側の設定・状態を俯瞰する際に使う。

    よくある間違いと、その理由

    • show ip interface brief→ospfキーワードを含まないshow ip interface briefは、各インタフェースのIPアドレスと状態(Status/Protocol)を一覧するコマンドであり、OSPFのプロセスID・エリア・DR/BDRの状態といったOSPF固有の情報は表示されない。
    • show ip ospf neighbor→show ip ospf neighborは確立済みのネイバーの一覧を表示するコマンドであり、自ルータ側のインタフェース単位でのOSPF設定状況(エリア・コスト・DR/BDR状態)を一覧するコマンドとは表示対象が異なる。
    • show ospf interface brief→ipキーワードが抜けたshow ospf interface briefという書式はIOSの標準コマンドとして認識されない。正しいコマンドはshow ip ospf interface briefである。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 2回(参考値)

    ip route <宛先ネットワーク> <サブネットマスク> <ネクストホップ> <アドミニストレーティブディスタンス>

    実際の書き方の例: ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 10.0.0.2 130 / ip route 192.168.40.0 255.255.255.0 10.0.0.6 130

    ip routeコマンドの末尾に数値を追加すると、その経路のアドミニストレーティブディスタンス(AD)値を明示的に指定できる。優先させたいOSPF経路のAD値(110)より大きい値(130等)を指定することで、OSPF経路が生きている間はルーティングテーブルに載らず、OSPF経路が失われた時だけ有効になるフローティングスタティックルートとして機能する。

    このコマンドの役割: フローティングスタティック(AD=130・バックアップ用)

    よくある間違いと、その理由

    • ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 10.0.0.2 100→AD値100は、優先させたいOSPFのAD値110よりも小さいため、この静的ルートの方がOSPF経路より優先されてしまう。今回問われているのはOSPFよりAD値が大きい(優先度が低い)バックアップ経路であり、130のようにOSPFの110を上回る値を指定する必要がある。
    • ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 10.0.0.2 distance 130→ip routeコマンドの末尾のAD値は、distanceというキーワードを付けずに数値だけを直接指定する書式である。distanceキーワードを挟むと正しい構文として認識されない。
    • ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 10.0.0.2→AD値を省略すると静的ルートの既定AD値である1が適用される。ADが1の経路はOSPF(110)よりはるかに優先されてしまい、常時使われる経路になってしまうため、バックアップとして機能させるための130という明示指定が必要である。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 2回(参考値)

    ipv6 route <宛先プレフィックス> <ネクストホップ>

    実際の書き方の例: ipv6 route 2001:db8:acad:1::/64 2001:db8:acad:12::1 / ipv6 route 2001:db8:20::/64 2001:db8:10::2

    ipv6 route <宛先アドレス>/<プレフィックス長> <ネクストホップアドレスまたは出力インタフェース> は、IPv4のip routeに相当するIPv6の静的ルート設定コマンドである。宛先の指定方法がIPv4(ネットワークアドレス+ドット付きマスク)とIPv6(アドレス+スラッシュ付きプレフィックス長)で異なる点が構文上の主な違いである。

    よくある間違いと、その理由

    • ip route 2001:db8:acad:1::/64 2001:db8:acad:12::1→ip routeはIPv4用の静的ルート設定コマンドである。今回問われているのはIPv6の静的ルートであり、ipv6 routeコマンドが必要である。
    • ipv6 route 2001:db8:acad:1:: ffff:ffff:ffff:ffff:: 2001:db8:acad:12::1→IPv6の静的ルートでは、IPv4のようにサブネットマスクを別引数で指定する書式ではなく、宛先アドレスの後にスラッシュ付きのプレフィックス長(/64等)を続けて1つの引数として書く。
    • ipv6 route 2001:db8:acad:1::/64 interface 2001:db8:acad:12::1→ネクストホップIPv6アドレスを指定する際にinterfaceというキーワードは不要であり、アドレスをそのまま最後の引数として書く。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 2回(参考値)

    no passive-interface GigabitEthernet<番号>

    実際の書き方の例: no passive-interface GigabitEthernet0/1

    別解: no passive-interface gi0/1

    passive-interface default で全インタフェースを一括passiveにした後、特定のインタフェースだけをその例外としてHelloパケットを送信できるようにしたい場合は、no passive-interface <インタフェース名> を追加で実行する。OSPFネイバーとなる相手が存在するインタフェースが少数の環境では、個別にpassive-interfaceを列挙するより、defaultで全体をpassiveにしてから必要な数個だけをnoで例外解除する方が設定が簡潔になる。

    よくある間違いと、その理由

    • passive-interface GigabitEthernet0/1→noを付けずにこのコマンドを実行すると、GigabitEthernet0/1もpassiveに設定されてしまい、defaultによる全体設定と同じ結果になる。今回問われているのは、そのインタフェースだけをpassiveの対象から除外する(Helloを送信させる)ことであり、noを付ける必要がある。
    • no passive-interface default→passive-interface default自体を取り消すと、全インタフェースのpassive設定が解除されてしまう。今回問われているのは全体のpassive設定は維持したまま、GigabitEthernet0/1だけを例外的に除外することである。
    • active-interface GigabitEthernet0/1→active-interfaceというコマンドはIOSに存在しない。passive設定の例外を指定する書式は、no passive-interface <インタフェース名>である。
  • 設定IP Connectivity 25%この問題集での登場 2回(参考値)

    router-id <ルータID>

    実際の書き方の例: router-id 1.1.1.1 / router-id 5.5.5.5

    router-id <IPv4アドレス形式の識別子> は、router ospfのサブモードで実行し、そのOSPFプロセスのルータIDを手動で固定する。手動設定がない場合、OSPFはループバックインタフェースの最大IPアドレス、それもなければ物理インタフェースの最大IPアドレスを自動的にルータIDとして選出するが、意図しない変動を避けるため実務では明示的にrouter-idを設定することが多い。

    よくある間違いと、その理由

    • ospf router-id 1.1.1.1→既にrouter ospfのサブモードに入っているため、対象プロトコルを再度指定するospfというキーワードは不要である。モード内ではrouter-idコマンドだけでルータIDを設定する。
    • ip router-id 1.1.1.1→ipというキーワードを先頭に付けた書式はOSPFのルータIDを設定するコマンドとしては認識されない。router ospfのサブモードで使うコマンド名はrouter-idである。
    • router-id 1.1.1.1 area 0→router-idコマンドはエリアの概念を持たないルータ全体で1つの識別子であり、areaキーワードを付ける書式は存在しない。エリアの指定はnetworkコマンドで別途行う。

この分野の残り20件は、問題集のご購入で解放されます。

1.0 Network Fundamentals

出題比率 20%・27件

この分野の残り27件は、問題集のご購入で解放されます。

2.0 Network Access

出題比率 20%・27件

この分野の残り27件は、問題集のご購入で解放されます。

5.0 Security Fundamentals

出題比率 15%・19件

この分野の残り19件は、問題集のご購入で解放されます。

4.0 IP Services

出題比率 10%・13件

この分野の残り13件は、問題集のご購入で解放されます。

公式の出題範囲に対応づけできなかったコマンド

62件

公式の出題範囲の重要度が付いていないコマンドです。

この分野の残り62件は、問題集のご購入で解放されます。

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