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Amazon・Level 3

試験情報

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

SAAの前にCLFは要る?順番と判断基準

AWS認定を目指すとき、「CLF(Cloud Practitioner)を飛ばしていきなりSAA(Solutions Architect – Associate)から始めていいのか」は、よく出る疑問です。結論から言うと、AWS公式にCLF合格をSAAの受験条件とする規定はありません。ただし、両者の想定受験者像には明確な差があり、それがそのまま「スキップしていい人」の判断材料になります。

CLFとSAA、試験の違いをまず数字で見る

  • CLF-C02:65問(採点対象50問+採点されない事前評価問題15問)、試験時間90分、合格ライン700点(100〜1,000の換算スコア)、受験料15,000円(税別、2026年8月時点のAWS公式価格)。想定受験者はAWSクラウドの設計・実装・運用経験が6か月以下の方。認定の有効期間は3年です。
  • SAA-C03:65問(採点対象50問+採点されない事前評価問題15問)、試験時間130分、合格ライン720点(100〜1,000の換算スコア)、受験料20,000円(税別、2026年6月時点のAWS公式価格)。想定受験者はソリューション設計の実務経験1年以上の方。認定の有効期間は3年です。

問題数は同じ65問ですが、試験時間はSAAのほうが40分長く、合格ラインも20点高く設定されています。受験料もSAAのほうが高く、明確に「一段上」の試験として設計されています。

AWS SAAの問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

結論:CLFはSAAの前提条件ではない

AWS公式の試験ガイドには、SAA-C03を受けるためにCLF-C02の合格が必要という記載はありません。前提資格なしで、誰でもSAAに直接申し込めます。CLFはあくまで「入門レベル(Foundational)」、SAAは「アソシエイトレベル」という難易度区分上の位置づけで、AWS認定の王道ルートとして紹介されることが多いだけです。

判断の軸になるのは合格可否の規定ではなく、SAA公式が挙げる想定受験者像(実務経験1年以上)に、自分がどれだけ近いかです。

CLFをスキップしていい人

  • インフラ・サーバー・ネットワークの実務経験があり、EC2・S3・VPC・IAMといった用語をすでに聞いたことがある方
  • 他クラウド(Azure・GCP)の資格や実務経験があり、IaaS/PaaSの概念やクラウドの責任共有モデルを理解している方
  • SAAの出題範囲(試験ガイド)に目を通し、セキュリティ・可用性・パフォーマンス・コストという4観点で「なんとなく方向性は分かる」と感じられる方

こうした方は、CLFで学ぶ内容の大半をすでに満たしているため、CLFの学習時間(目安20〜40時間)をそのままSAAの対策に回したほうが効率的です。

CLFから始めたほうがいい人

  • クラウド未経験で、AWSのマネジメントコンソールに触れたことがない方
  • 非エンジニア職(営業・企画・管理部門など)で、まずはAWS用語と全体像を掴みたい方
  • 一度も資格試験の合格体験がなく、いきなり難度の高い試験から入るとモチベーションが続くか不安な方

CLFの出題は「この場面でどのサービスを選ぶか」を広く浅く問う内容で、SAAのようにシナリオの条件を読み比べて設計判断をする問題は多くありません。土台となる用語と全体像を先に固めたい方には、遠回りに見えて確実な選択です。

両方取るメリット

CLFの出題範囲はSAAに包含される形に近く、CLFで学んだクラウドの基礎・責任共有モデル・主要サービスの役割は、そのままSAAの土台になります。学習時間の目安で比べても、CLFが20〜40時間(2週間〜1か月)なのに対し、SAAは80〜150時間(1〜3か月)と大きく重くなります。CLFで合格体験と基礎知識を先に固めておくと、SAA対策の学習時間そのものを短縮できる実感を持ちやすくなります。

またAWS認定はどちらも有効期間が3年と同じなので、「CLFだけ先に取って安心し、SAAの学習を先延ばしにする」使い方も可能です。キャリアの見せ方としても、入門から積み上げた実績として評価されやすい組み合わせです。

勉強の進め方

  1. SAA公式試験ガイドの4分野(セキュアな設計30%・弾力性26%・高パフォーマンス24%・コスト最適化20%)に目を通し、自分がどこに弱いかを把握する
  2. CLFをスキップする場合も、EC2・S3・VPC・RDS・IAMといった頻出コアサービスの役割だけは先に一通り確認する
  3. 問題演習を中心に進め、間違えた問題の分野だけ教材に戻って知識の穴を埋める
  4. 「最もコスト効率が高い」「最も運用負荷が低い」といった条件句の違いに注目し、選択肢どうしを比較する練習を重ねる

資格道場で問題演習を始める

資格道場では、CLF-C02・SAA-C03どちらの問題演習も用意しています。CLFから固めたい方は/shikaku/clf-c02、SAAに直接挑む方は/shikaku/saa-c03から、それぞれの出題範囲の配点比率に沿った問題を解いて仕上がりを確認できます。

よくある質問

Q. CLFとSAAの受験料はいくら違いますか?

CLF-C02は15,000円(税別、2026年8月時点)、SAA-C03は20,000円(税別、2026年6月時点)で、いずれもAWS公式の日本円価格です。AWSの受験料は現地通貨建てで、為替に応じて少なくとも年1回(毎年5月)見直されると公式に案内されているため、申し込み前に必ずAWS公式サイトで最新価格を確認してください。

Q. CLFに合格していないとSAAに申し込めませんか?

申し込めます。AWS公式の試験ガイドにCLF合格を条件とする記載はなく、前提資格なしで誰でもSAA-C03に直接申し込めます。

Q. 認定の有効期限はCLFとSAAで違いますか?

いいえ、どちらも認定の有効期間は3年です。期限が近づいたら、再受験や上位資格の合格で更新する必要があります。

Q. SAAに不合格だった場合、再受験までの待機期間はありますか?

再受験の待機期間や回数制限については、本ページで確認できた公式情報の範囲では明記されていません。AWS認定の受験規約ページ(Pearson VUE経由の申し込み画面)で最新のルールを確認してください。

Q. 資格道場ではCLFとSAAの両方の問題演習を使えますか?

はい、資格道場ではCLF-C02とSAA-C03の両方の問題演習を提供しています。それぞれの試験の出題範囲・配点比率に沿った問題を、/shikaku/clf-c02/shikaku/saa-c03から解くことができます。