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Oracle・Level 3

試験情報

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

Java Silverの対策はいつから?何問解けばいいかの目安【2026年版】

結論:日付ではなく「試験の枠」から逆算します

  • Java Silverには決まった試験日がありません。 Pearson VUEで随時受験する形式なので、「いつから始めるか」は試験日から逆算して自分で決めることになります。逆に言えば、先に申し込んで日付を固定してしまうのがいちばん確実な始め方です
  • Oracleは勉強時間の目安を公表していません。 「◯時間で受かる」という数字は公式には存在しないので、当サイトでは時間数を断定しません。代わりに、試験の枠(60問・90分・65%)と出題範囲の細目数(32項目)から必要な演習量を組み立てる方法を示します
  • 問題数の目安は「出題範囲を何周できるか」で決めます。 32細目を1問ずつでは32問。これは1周にもなりません。本番と同じ60問を複数セット解いて、誤答の細目を潰していく設計が現実的です

Java Silver SE 17 (1Z0-825-JPN)の問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

まず、本番の枠を正確に押さえます

逆算の出発点は、試験そのものの数字です。Oracle公式の1Z0-825-JPNの試験ページには、次のように記載されています(2026年8月27日確認)。

項目 Java Silver SE 17(1Z0-825-JPN)
出題形式 選択問題
出題数 60問
試験時間 90分
合格ライン 65%
前提資格 なし

ここから3つの数字が出ます。

  1. 1問あたり90秒。 90分を60問で割った値です。コードを読んで実行結果を決める設問でこの持ち時間なので、「じっくり考える時間はない」という前提で練習する必要があります
  2. 60問の65%は39問。 21問までは落とせる計算になります(合格ラインから計算した目安で、Oracleは採点方法の詳細を公表していません)
  3. 見直しの余裕はほぼない。 60問を90秒ずつ使い切ると、ちょうど90分です。実際には即答できる問題で時間を稼ぎ、その貯金を難問と見直しに回す形になります

「1問90秒」は、演習のときにそのまま持ち込める物差しです。1問に3分かかっている段階では、本番の枠に入っていません。

出題範囲は6主題・32細目です

Oracle公式の「試験内容チェックリスト」では、出題範囲が6つの主題に分かれ、その下に細目が並びます。細目の数は32項目です。

主題 細目の数
Javaの概要と簡単なJavaプログラムの作成 3
Javaの基本データ型と文字列の操作 5
演算子と制御構造 4
クラスの定義とインスタンスの使用 7
継承とインタフェースの使用 8
例外処理 5

Oracleは主題ごとの配点比率を公表していません。 ただし細目の数を見ると、「クラスの定義とインスタンスの使用」と「継承とインタフェースの使用」の2つで32細目のうち15項目、つまり範囲のほぼ半分を占めています。オブジェクト指向の中核が試験の重心にある、という読み方はできます。

(当サイトの問題集と購入者限定テキストでは、この細目数から独自に配分を割り付けて「出る順」を作っています。これは当サイトの設計であって、公式の配点比率ではありません。)

「何問解けばいいか」の考え方

細目が32項目あるということは、1細目につき1問では32問、つまり出題範囲を1周もできません。細目ひとつの中に複数の論点があるからです。

例えば「メソッドのオーバーロード」という1細目には、少なくとも次の問われ方があります。

  • 候補が複数あるときにどれが選ばれるか(引数の型が完全一致する場合/拡大変換で合う場合/オートボクシングで合う場合/可変長引数で合う場合の優先順位)
  • 戻り値の型だけが違うものはオーバーロードとして成立しない
  • staticメソッドとインスタンスメソッドの間でのオーバーロード

1細目あたり数問は必要という前提で数えると、出題範囲を1周するだけで100問を超えます。そして、1周では足りません。 この試験は「規則を言葉で説明できること」ではなく「コードを見て結果を確定できること」を問うので、同じ論点でもコードの形が変われば別の問題になります。

だから演習量は、周回の回数×1周ぶんの問題数で設計するのが現実的です。

当サイトが420問に置いている理由

参考までに、資格道場のJava Silver SE 17問題集は420問です。これは本番60問のちょうど7倍で、60問の模試7回ぶんに分割してあります。

「7回ぶん」という置き方には理由があります。

  • 1回目・2回目 ── 出題範囲のどこで詰まるかを洗い出す段階。正誤より「なぜその答えになるか」を読む
  • 3回目〜5回目 ── 誤答した細目を潰していく段階。同じ論点でも違うコードの形で問われるので、覚えた答えが通用しなくなる
  • 6回目・7回目 ── 本番と同じ60問を90分で通す段階。時間の使い方と、後半の集中力の落ち方を測る

この配分は当サイトの設計であって、Oracleが示す基準ではありません。 ただし「本番の枠を何回ぶん通せるか」で演習量を決める考え方自体は、試験の枠が公表されている以上、誰でも同じ計算ができます。

「いつから」を決める手順

決まった試験日がない試験なので、次の順番で決めるのが実務的です。

  1. 先に受験日を仮置きする。 「準備ができたら申し込む」は、いちばん延びます。Pearson VUEの空き状況を見て、現実的な日を1つ決めてください
  2. その日から逆算して、直前の1週間を「本番形式で通す期間」に確保する。 60問を90分で通す練習は、本番の緊張の予行演習を兼ねます。ここを削らない
  3. 残りの期間を「範囲を回す期間」に割り当てる。 週に何回、何問ぶんの時間が取れるかを先に決めます
  4. JDK 17を手元に入れておく。 コンパイルと実行をコマンドラインで通す設問が出題範囲にあります(「コマンドラインでのJavaプログラムのコンパイルと実行」)。javacとjavaを自分の手で叩いた経験があるかどうかが、そのまま得点に出る部分です

Oracleは勉強時間の目安を示していないので、「何時間必要か」ではなく「範囲を何周できるか」で計画を立ててください。 周回できる回数が確保できないなら、日付を後ろにずらすほうが筋が通ります。

進め方の型

段階 やること 見る指標
最初 型・文字列・配列を先に固める 「この式は何型になるか」で詰まらなくなったか
中盤 クラス・継承・インタフェースを厚く 「同じ名前が2つあるとき、どちらが選ばれるか」を毎回言えるか
中盤〜後半 例外処理(クラスと継承が前提の範囲) try-with-resourcesのclose・catch・finallyの実行順を言えるか
直前 60問を90分で通す 時間内に終わるか。後半の正答率が落ちていないか

型・文字列・配列を先に固めるのは、これが他のすべての主題の土台になるからです。ここが曖昧なままだと、継承や例外処理の設問でも「そもそもこの式が何型になるのか」で止まります。先に固めるほうが結果的に速くなります。

例外処理は最後のほうに置きます。 チェック例外と非チェック例外の区別も、multi-catch句に並べられる例外型の制約も、クラス階層の理解を前提にしています。継承の前にやると噛み合いません。

演習のときに気をつけること

  • 解説を読んで納得したところで止めない。 「読めばわかる」と「見て決められる」は別です。同じ論点を違うコードの形で解き直して、初めて身についたかどうかがわかります
  • 誤答は「どの細目で外したか」で記録する。 「間違えた問題」ではなく「間違えた論点」で持っておくと、周回で潰す対象がはっきりします
  • 手を動かして確かめる。 予想と実行結果がずれた箇所が、そのまま弱点です。var・レコード・switch式・シールクラスといったSE 17で入った範囲は、書けばその場で挙動が確かめられます
  • 時間を計らずに解く期間を長く取りすぎない。 1問90秒という枠は、慣れていないと本番当日に初めて直面することになります

よくある質問

Q. Java Silverの勉強時間はどれくらいですか?

Oracleは公式に目安を示していません。学習経験・Javaの実務経験・確保できる時間で大きく変わるため、当サイトでは時間数を断定していません。代わりに「出題範囲(6主題32細目)を何周できるか」「本番と同じ60問を何回通せるか」で計画を立てることをおすすめしています。

Q. 何問くらい解けば足りますか?

細目が32項目あり、1細目あたり複数の論点があるため、出題範囲を1周するだけで100問を超えます。そして1周では足りません。「1周ぶんの問題数×周回できる回数」で必要量を見積もってください。当サイトの問題集は本番60問の7倍にあたる420問を、60問の模試7回ぶんに分けて収録しています。

Q. 試験日はいつですか?

決まった試験日はありません。Pearson VUEで随時受験する形式です。だからこそ「準備ができたら申し込む」ではなく、先に日付を決めて逆算するほうが進みます。空き状況と申し込み手順はOracle公式の試験ページからご確認ください。

Q. プログラミング未経験からでも受けられますか?

Silverの受験に前提資格はありません(1Z0-825-JPNの試験ページに前提資格の記載がありません)。ただし設問はコードを読んで結果を答える形式が中心なので、Javaのコードを一度も書いたことがない状態からだと負担は大きくなります。その場合はJava SE Bronze(1Z0-818-JPN)から入る道もあります。

Q. SE 11とSE 17のどちらを受けるべきですか?

2026年8月時点では両方とも受験できます。これから受けるなら、試験の枠が軽く(60問・90分)、日本語トラックでは最新版にあたるSE 17(1Z0-825-JPN)が基本線です。詳しくはJava Silver、SE17とSE11どっちを受ける?にまとめています。

Q. 受験料はいくらですか?

Oracleは公式ページに円建ての具体額を静的に掲載しておらず、受験チケットの購入ページで表示される仕組みです。金額を当サイトで断定すると誤った案内になるため記載していません。Oracle公式の受験チケット購入ページでご確認ください。

まとめ

  • Java Silver SE 17は60問・90分・合格ライン65%。ここから1問90秒39問正解という物差しが出る
  • Oracleは勉強時間の目安を公表していない。時間数ではなく「範囲を何周できるか」で計画する
  • 出題範囲は6主題・32細目。細目1つに複数の論点があるので、1周でも100問を超える
  • 決まった試験日がないので、先に日付を仮置きして逆算する。直前1週間は「60問を90分で通す期間」に確保
  • 手元にJDK 17を入れて、javacとjavaを自分で叩く。 コマンドラインでのコンパイルと実行は出題範囲に入っている
  • 誤答は「問題」ではなく「細目」で記録すると、周回で潰す対象がはっきりする

資格道場の使い方

資格道場のJava Silver SE 17問題集は、全問がコードを読んで答える形式です。「実行するとどう出力されるか」「コンパイルは通るか、通らないならどこが原因か」を、行番号つきの等幅コードブロックで問います。

問題420問も、教科書も、模試も、これ一冊。¥2,980(税込)。

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参考(一次情報)

※ 本記事は2026年8月27日にOracle公式サイト(oracle.com/jp)を直接確認して作成しています。試験仕様・出題範囲・受験料は変更されることがあります。 お申し込みの前に必ずOracle公式サイトで最新情報をご確認ください。学習時間・演習量の目安は当サイトの整理であり、合否を保証するものではありません。