AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF-C02)は、AWS認定の入門レベル(Foundational)にあたる試験です。これから受験を考えている方に向けて、問題集の選び方と、限られた時間で合格ラインに届かせる勉強法をまとめました。
CLF-C02の試験概要をおさらい
問題集を選ぶ前に、試験の枠組みを押さえておきます。
- 出題形式: 択一選択問題と複数選択問題
- 問題数: 65問(採点対象50問+採点されない事前評価問題15問)
- 試験時間: 90分
- 合格ライン: 700点(100〜1,000の換算スコア)
- 受験料: 15,000円(税別)※2026年6月時点のAWS公式の日本円価格
- 認定の有効期間: 3年
- 受験方法: ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン)
AWSの受験料は現地通貨建てで、為替に応じて少なくとも年1回(毎年5月)見直されると公式に案内されています。申し込み前に必ずAWS公式サイトで最新の金額を確認してください。
出題分野の配点は公式試験ガイド(CLF-C02 バージョン1.2)で次のとおり公表されています。
- クラウドのコンセプト: 24%
- セキュリティとコンプライアンス: 30%
- クラウドテクノロジーとサービス: 34%
- 請求、料金、サポート: 12%
「クラウドテクノロジーとサービス」と「セキュリティとコンプライアンス」の2分野で6割超を占めます。問題集を選ぶときも、この2分野をどれだけ厚く扱っているかが実質的な判断基準になります。
AWS CLFの問題演習はこちら →(第1回の模試は無料の会員登録ですぐ解けます)
問題集の3つの選択肢を比較
① AWS公式(Skill Builder)
AWS Skill Builderは、AWSが無料で提供する公式トレーニングサイトです。CLF-C02向けの基礎講座「AWS Cloud Practitioner Essentials」を無料で受講でき、公式サンプル問題も一部無料公開されています。有料の公式模擬試験(Official Practice Question Sets/Practice Exam)も用意されていますが、価格や収録問題数は変更されることがあるため、申し込み前にAWS公式サイトで確認してください。
公式教材の強みは、試験ガイドの配点比率とサービスの説明が一次情報として一致している点です。弱みは、量が少なく、本番形式の演習量としては物足りないことです。
② Udemyの問題集
Udemyには、CLF-C02向けの模擬試験形式の問題集が数多く出品されています。Stephane MaarekやAbhishek SinghなどAWS認定を多数保有する講師の講座、日本語での解説付き問題集も複数あり、数百問規模の演習量をセール価格で確保しやすいのが特徴です。
選ぶときのチェックポイントは次の3つです。
- CLF-C02(現行バージョン)対応と明記されているか(旧CLF-C01対応のまま更新が止まっている講座も残っています)
- 解説の分量(正解の理由だけでなく、不正解の選択肢がなぜ違うかまで書かれているか)
- レビューの投稿時期(直近数か月以内のレビューが多いか)
③ 書籍
書店で入手できる紙・電子の対策本もCLF-C02対応版が出ています。書籍の強みは、通勤時間や机に向かわない時間でも読み進められる点、体系立てて章ごとに知識を整理できる点です。一方で問題演習量はUdemyや公式に比べて少なめになりがちなので、書籍で全体像をつかんでから、問題演習は別教材で量をこなす組み合わせ方が現実的です。
資格道場の問題集
資格道場でもAWS認定クラウドプラクティショナー(CLF-C02)の問題演習を用意しています。出題分野を公式の配点比率(クラウドのコンセプト24%・セキュリティとコンプライアンス30%・クラウドテクノロジーとサービス34%・請求/料金/サポート12%)に沿って収録しているので、「どの分野を優先すべきか」で迷わず演習を回せます。詳しくは資格道場のCLFページをご覧ください。
効率的な進め方
以下の順番が、時間対効果の面で無駄が少ない進め方です。
- まず無料の公式講座で全体像をつかむ: AWS Cloud Practitioner Essentialsで、EC2・S3・VPCなど主要サービスの役割と責任共有モデルの考え方を一周します。ここは暗記ではなく「何のためのサービスか」を理解する段階です。
- 早い段階から問題演習に入る: CLFは細かい操作手順ではなく「この場面ではどのサービスを選ぶか」「AWSと利用者、どちらの責任か」を問う試験です。テキストを読み込んでから演習に入るより、問題を解きながら知らない用語を都度調べるほうが定着が早い傾向があります。
- 配点比率どおりに時間配分する: 「クラウドテクノロジーとサービス」(34%)と「セキュリティとコンプライアンス」(30%)の2分野に演習時間の6割前後を割き、「請求、料金、サポート」(12%)にかける時間は絞り込みます。
- 本番のボリューム感に慣れる: 65問・90分は1問あたり80秒強の計算です。模試形式の問題集で、時間を計って通しで解く練習を最低1〜2回は入れてください。
一般的な学習時間の目安は20〜40時間前後、期間にして2週間〜1か月ほどです。ITにまったく触れたことがない方は、用語に慣れる時間を多めに見込んでおくと安心です(公式の基準ではないため、あくまで目安として扱ってください)。
マネジメントコンソールに実際触れた経験がなくても対応できる試験ですが、無料利用枠の範囲でEC2やS3を一度動かしておくと、サービス名と役割が記憶に残りやすくなります。
資格道場のCLF問題集は、この配点比率に沿った分野別演習と、本番と同じ65問・90分の模試モードの両方に対応しています。知識のインプットが済んだら、資格道場の問題演習で仕上げの正答率を確認する使い方に向いています。
よくある質問
Q. AWS CLF-C02の受験料はいくらですか?
2026年6月時点でAWS公式の日本円価格は15,000円(税別)です。AWSの受験料は現地通貨建てで為替に応じて見直されることがあるため、申し込み直前に必ずAWS公式サイトで最新の金額を確認してください。
Q. 申し込み方法は?
AWS認定の受験は、AWS認定アカウントを作成したうえで、ピアソンVUE経由で申し込みます。テストセンターでの受験と、自宅などからのオンライン受験(監督付き)のどちらかを選べます。具体的な手順は受験時期によって変わることがあるため、AWS公式サイトの案内に従ってください。
Q. 合格した認定の有効期間は?
3年間です。有効期間が切れる前に、同じ認定の再受験、または上位・関連認定の取得によって更新する必要があります。更新方法の詳細はAWS公式サイトで確認してください。
Q. 不合格だった場合、いつから再受験できますか?
AWS認定は再受験までの待機期間や回数制限のルールが定められています。本ページのデータでは正確な日数・条件を確認できていないため、AWS公式サイトの再受験ポリシーを直接ご確認ください。
Q. 次に目指すならSAA-C03とどちらが良いですか?
CLF-C02はAWS認定の入門レベルで、AWSの全体像を広く浅く問う試験です。SAA-C03(Solutions Architect – Associate)はその上位にあたり、要件に合わせてアーキテクチャを設計する実務的な知識を問います。実務経験がない方でも、CLFで基礎を固めてからSAAに進む順序で受験するケースが多くあります。