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Amazon・Level 1

試験情報

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

AWS CLF勉強時間の目安と効率的ルート

AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02、以下CLF)は、AWS認定の中でもっとも入門レベルに位置づけられる資格です。「まず何時間くらい見ておけばいいのか」「どんな順番で進めれば遠回りしないか」。この2つを公式情報をもとにまとめました。

目安は20〜40時間、ITの経験値で振れ幅が出る

目安は20〜40時間前後、期間にして2週間〜1か月ほどです。公式の基準ではないので、目安として扱ってください。この20〜40時間という幅は、ほぼ「これまでITやクラウドにどれだけ触れてきたか」で説明がつきます。

  • サーバーやネットワークの実務経験がある、あるいはAzureやGCPなど他クラウドの入門資格を持っている人:20時間台で射程に入りやすい
  • IT業界にはいるが技術以外の職種(営業・企画・管理部門など)で、専門用語に不慣れな人:30時間前後を見ておくと安心
  • ITにこれまで触れたことがない、未経験からの転職を考えている人:40時間、場合によってはもう少し多めに見積もっておくと余裕が持てる

CLFの想定受験者は、AWS公式によれば「AWSクラウドの設計・実装・オペレーションの経験が6か月以下」の人です。実務未経験でも十分に狙える設計です。ただし経験の有無で、最初につまずく場所が変わります。

AWS CLFの問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

未経験者とIT経験者で進め方を変える

IT経験者がまず削れるのは「ITの基礎用語」を覚える時間。仮想サーバーやネットワーク、データベースといった概念をすでに知っているなら、AWSサービス名と役割の対応づけに学習時間を集中できます。EC2は仮想サーバー、S3はオブジェクトストレージ、RDSはマネージド型のリレーショナルデータベース。この対応づけが学習の中心になります。

未経験者は、ITの基礎用語とAWSサービス名を同時に覚えます。最初の数日は問題演習に入らず、「用語に慣れる」ことだけを目的にした期間を作ってください。遠回りに見えて、結果的に近道になります。焦って問題を解き始めると、選択肢の意味が分かりません。1問ごとに調べ物が発生して、かえって時間がかかります。

最短合格ルート:4ステップ

  1. 全体像をつかむ:クラウドの基本概念(IaaS/PaaS/SaaS、責任共有モデル、従量課金)を解説した入門コンテンツから入ります。試験の4分野(クラウドのコンセプト/セキュリティとコンプライアンス/クラウドテクノロジーとサービス/請求、料金、サポート)の位置関係を先につかみます。
  2. 頻出サービスを一言で説明できるようにする:最大の得点源は、出題の34%を占める「クラウドテクノロジーとサービス」。EC2・S3・VPC・RDS・Lambda・CloudFront・Route 53など頻出サービスを、「一言で何をするものか」言えるまで揃えます。細かい設定手順まで踏み込む必要はありません。
  3. 責任共有モデルとセキュリティを固める:出題の30%を占める「セキュリティとコンプライアンス」では、AWSと利用者のどちらが何に責任を持つかという線引きが繰り返し問われます。IAMの基本(ユーザー・グループ・ロール・ポリシー)とあわせて押さえます。
  4. 問題演習で仕上げる:ここまでで基礎知識は揃うので、あとは演習量がものを言います。分野別に出題される問題集を使い、間違えた分野だけ教材に戻る。この繰り返しが最短ルートです。

配点が12%と小さい「請求、料金、サポート」分野も、後回しにしないでください。Savings Plansとリザーブドインスタンス、Spotインスタンスの違い、AWS Organizationsの一括請求など、他分野と独立した知識が多い分野。最後にまとめて詰めておくと、取りこぼしを防げます。

模試の使い方

CLFは65問・90分の試験です(採点対象50問+採点されない事前評価問題15問)。1問あたり80秒強で、時間には余裕がある設計です。模試で意識するのは時間配分ではありません。本番のボリューム感に慣れることと、分野ごとの弱点をあぶり出すことです。

模試を解いたら、正答率を4分野別に確認してください。4つの内訳は「クラウドのコンセプト」「セキュリティとコンプライアンス」「クラウドテクノロジーとサービス」「請求、料金、サポート」。総合の正答率が高くても、配点の大きい2分野(セキュリティ30%・サービス34%)に穴があると本番のスコアに響きます。間違えた問題は、正解を覚えるだけで終わらせないでください。「なぜその選択肢が正しいのか」を1文で説明できるかどうかを基準に復習します。そうすると、初見の問題への応用が利きます。

資格道場は、このCLF-C02に対応した問題集を用意しました。上のルートで基礎を固めたあとの仕上げに、AWS CLF問題集をご活用ください。

よくある質問

Q. 受験料はいくらですか

2026年8月時点のAWS公式の日本円価格で15,000円(税別)です。AWSの受験料は現地通貨建て。為替に応じて少なくとも年1回(毎年5月)見直されると公式に案内されています。申し込み前に必ず公式サイトで最新の金額を確認してください。

Q. どうやって申し込みますか

AWS認定試験の申し込み先はピアソンVUE。テストセンターでの受験と、自宅などから受ける自宅オンライン受験のどちらかを選べます。日本語での受験にも対応しています。

Q. 認定に有効期限はありますか

あります。CLF-C02の認定の有効期間は3年。有効期間内に再認定(再受験、または上位資格の取得など)を行わないと失効します。更新の具体的な条件は公式サイトで確認してください。

Q. 次に受けるならSAAですか

CLFはAWS認定の入門(Foundational)レベルです。上位にあるのは、SAA(Solutions Architect – Associate)などのアソシエイトレベルの資格。CLFで全体像とセキュリティ・料金の基礎を固めてから、より設計寄りの知識を問うSAAに進むのが定番のルートです。SAAは一般的な目安で80〜150時間とされています。CLFより明確に重い試験。まとまった学習時間を見込んで計画してください。

Q. 不合格だった場合、再受験に制限はありますか

AWS認定試験には再受験に関する規定があります。具体的な待機期間や回数の制限は、申し込み前に必ずAWS公式サイトでご確認ください。