Amazon・Level 1

試験情報

サムネイルの Level は資格自体の難易度です(Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関))。

AWS CLFの問題集おすすめ(選び方と使い方)

AWS CLFの問題集、どう選べばいいのか

AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)は、AWSの基礎知識を問うエントリーレベルの認定試験です。ただし「エントリーレベル」と聞いてノーガードで臨むと、独特の問われ方に戸惑います。合格に必要なのは、単なる暗記ではありません。「AWSサービスの使いどころ」を問う出題傾向に慣れることです。その鍵が、問題集の選び方と使い方にあります。

CLF-C02の主要な問題集を特徴と向き不向きで並べ、学習ステップごとの使い分け方までまとめました。


AWS CLFの問題演習はこちら →(まず50問は、会員登録もログインもなしで解けます)

CLF-C02の試験概要をおさえておく

問題集を選ぶ前に、試験の基本情報を確認します。AWSの公式情報によれば、CLF-C02の試験時間は90分、出題数は65問です。65問のうち50問がスコアに反映され、残りはノースコア問題になります。スコアレンジは100〜1000点、合格ラインは700点。数値は変更される可能性があります。受験前は必ずAWS公式の試験ガイドでご確認ください。

出題ドメインと配点比率(目安)は次のとおりです。

ドメイン 配点比率(目安)
クラウドのコンセプト 24%
セキュリティとコンプライアンス 30%
クラウドテクノロジーとサービス 34%
請求・料金・サポート 12%

問題形式は「1つ選択」と「複数選択(2〜3つ選択)」の混在。複数選択の問題は、選択肢を絞り込む思考が要ります。問題集を選ぶときは「複数選択問題が含まれているか」を確かめてください。


主要な問題集の種類と特徴

Ping-t(無料コンテンツあり)

Ping-tは、インフラ系資格を中心に長年使われてきた学習サイト。CLF対応のコンテンツもあり、ブラウザ上で手軽に問題演習ができます。無料で使える範囲があるので、「まず試験の雰囲気をつかみたい」という段階に向いています。

利用前に見ておきたいのは2点。CLF-C02(現行バージョン)への対応状況と、更新頻度です。AWSの試験はバージョンアップで出題傾向が変わります。学習に使う教材が現行バージョンに対応しているかどうかは、どの問題集でも見落とせません。

Udemy(有料・複数コースあり)

Udemyには、CLF-C02向けの問題集コースが複数あります。日本語と英語の両方が揃っていて、600問以上を収録したコースもあります。解説の充実度はコースによって差があります。購入前に「無料プレビュー」やレビュー数・評価を見ないと、品質が読めません。

Udemyはセール期間中に価格が変動します。急いで定価で買わず、セールのタイミングを待つのもひとつの選択肢です。なお、この記事は価格を載せていません。

AWS公式の模擬問題(AWS Skill Builder)

AWSの学習プラットフォーム「AWS Skill Builder」には、公式の模擬問題セット(Official Practice Question Set)があります。無料で利用できます。問題数は多くありません。強みは、本番に近いUIで演習できることと、日本語訳の品質が安定していることです。

仕上げとして、少なくとも一度は公式模擬問題を通しておいてください。「700点に届いているか」を確認する実力チェックとして使うのが王道です。


学習ステップ別・問題集の使い分け

ステップ1:インプット期(1〜2週目)

まずAWSの基礎知識を体系的に入れる期間。問題集に入る前に、AWS Skill BuilderのCLF向け学習コースやAWS公式のドキュメントに目を通してください。そうすると、後の演習の吸収率が上がります。

この段階の問題集は「答え合わせ」の道具ではありません。「分からない用語をサービス名と紐付ける」道具として使います。

ステップ2:演習期(2〜4週目)

UdemyやPing-tなどの問題集を使い、1日あたりコンスタントに問題を解きます。大事なのは「正解できた問題」ではありません。「なぜその選択肢が正解か、他の選択肢がなぜ違うか」を理解することです。解説を読み込む時間を惜しまないでください。

配点比率が高いのは「セキュリティとコンプライアンス」ドメイン。IAM・VPC・KMS・CloudTrail・AWS Config周辺のサービスは、重点的に演習しておいてください。

ステップ3:仕上げ期(試験の1週間前)

AWS Skill Builderの公式模擬問題を解き、弱点ドメインを特定します。本番と同じ制限時間(90分)で通し演習をすると、時間配分の感覚もつかめます。苦手が見えたら、その箇所だけ集中的に解説を読み返してください。


問題集を選ぶときのチェックリスト

  • CLF-C02(現行バージョン)に対応しているか
  • 複数選択問題が含まれているか
  • 解説が「なぜその答えか」まで踏み込んでいるか
  • 更新日・改訂日が明記されており、古すぎないか
  • サービス名(EC2・S3・RDS等)が現在のAWSの名称と一致しているか

特に「更新日」は見落とされがちです。CLF-C01からC02への移行のように、バージョンアップで出題範囲は変わります。古いままの教材は当てになりません。いつ時点のコンテンツかを確認する習慣をつけてください。


資格道場の AWS CLF-C02 問題集 は、まず50問を会員登録もログインもなしでその場で解けます。本番形式の模試 第1回は、無料の会員登録で解けます。問題集選びに迷っている方は、まず雰囲気を確かめてみてください。

参考


よくある質問

Q. 問題集だけで合格できますか?

問題集は演習の道具として有効です。ただし問題集だけに頼ると、AWSサービスの「背景」や「使いどころ」の理解が薄くなります。AWSのサービスは数が多く、単純な暗記では選択肢を絞り込めません。問題集と並行して、AWS公式のドキュメントや学習コースも参照してください。

Q. 英語の問題集と日本語の問題集、どちらが良いですか?

CLF-C02は日本語で受験できます。日本語の問題集で学習して差し支えありません。ただし、AWSのサービス名(S3・EC2・Lambdaなど)は英語のまま出ます。日本語の解説で概念を理解しつつ、英語のサービス名にも慣れておいてください。英語が得意な方は英語の問題集を使うと、教材の選択肢が増えます。

Q. 試験直前の1週間は新しい問題集を始めるべきですか?

直前に新しい問題集を始めるのはお勧めしません。この時期に効くのは、これまで解いた問題集の解き直しです。間違えた問題や理解が曖昧な問題を、繰り返し解いてください。最後にAWS Skill Builderの公式模擬問題で本番形式の確認をして、時間配分の感覚をつかんでおくと安心です。

Q. Ping-tと有料の問題集、どちらを優先すべきですか?

まず無料で使えるPing-tや公式模擬問題を試してください。問題数や解説の充実度に物足りなさを感じてから、有料の問題集を検討する順番。コスト面ではこれが無難です。一方で、解説の詳しさや問題数を最初から重視するなら、有料の問題集(Udemy等)を選ぶのも合理的です。どちらが合うかは学習スタイルで変わるので、無料プレビューや試し読みを使って判断してください。

Q. ITの実務経験がなくてもCLF-C02は取得できますか?

CLF-C02はAWSの公式情報でも「クラウドの基礎を問う」試験と位置づけられています。特定のIT実務経験を前提とした試験ではありません。ただしネットワークやセキュリティ、データベースといったIT基礎知識があると、学習の見通しが立てやすくなります。実務未経験でも、体系的に学習を進めればスコアは伸ばせます。