難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。
SC-300のサンプル問題(本番形式・解説付き)
SC-300(Microsoft・Identity and Access Administrator Associate)の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(50問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全750問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。
設問1
アプリの利用者のアクセス レビューを作ります。終わったら、拒否された利用者のアクセスを、管理者の手を介さずにアプリから外します。担当者が判断しなかった利用者のアクセスも外します。担当者には、このアプリを最近使っていない利用者を拒否に推す推奨を見せます。 設定を完成させるために、回答領域で適切な選択肢を選んでください。正しい選択 1 つにつき 1 点です。
解説
[結果をリソースに自動適用する] をオンにすると、終了時に拒否された利用者のアクセスが外れます。判断されなかった利用者は [レビュー担当者が応答しない場合] で決め、[アクセスの削除] にします。決定のヘルパーで [30 日間サインインなし] を選ぶと、アプリのレビューではアプリへの最終サインインに基づく推奨が出ます。[ユーザーとグループの所属関係] は、組織の上下関係の中での距離に基づく推奨です。
設問2
Contoso 社は、verified publisher のアプリと自テナントに登録されたアプリに限り、低影響として分類したアクセス許可についてユーザーの同意を許可したいと考えています。User consent for applications で選ぶ設定と、あわせて行うべき作業の組み合わせはどれか。
- Allow user consent for apps を選んだうえで、admin consent workflow を有効にし、レビュー担当者にセキュリティ部門のグループを指定する
- Allow user consent for apps from verified publishers, for selected permissions を選び、permission classifications を設定する(正解)
- Allow user consent for apps from verified publishers, for selected permissions を選び、admin consent workflow を有効にしてレビュー担当者を指定する
- Do not allow user consent を選び、permission classifications を設定する
解説
この要件に対応する設定は Allow user consent for apps from verified publishers, for selected permissions で、組み込みポリシー ID は microsoft-user-default-low である。どのアクセス許可をユーザーが同意できるかを選ぶため、permission classifications の設定を忘れずに行う。Do not allow user consent はユーザーの同意を一切許可しない。Allow user consent for apps はあらゆるアプリに対する同意を許可する。admin consent workflow は同意を要求する経路を作る別の機能である。
設問3
Contoso 社は、部署ごとのグループを入れ子にして全社グループの子にしています。全社グループに Microsoft 365 E3 のライセンスを割り当てたところ、全社グループに直接入っているユーザーにはライセンスが付きましたが、部署グループのメンバーには付きませんでした。この動作の説明として正しいものはどれですか。
- グループ ベースのライセンスは動的メンバーシップのグループにしか継承されないため、子グループが対象外になっているため。
- グループ ベースのライセンスは入れ子のグループに対応しておらず、第1階層のグループのメンバーにしか割り当てられないため。(正解)
- グループ ベースのライセンスは一度に最大 20 グループまでしか処理しないため、子グループが処理待ちになっているため。
- グループ ベースのライセンスは Reprocess を実行するまで反映されないため、子グループが未処理のまま残っているため。
解説
グループ ベースのライセンスは入れ子のグループに対応しておらず、入れ子のグループにライセンスを割り当てても第1階層のグループのメンバーにしかライセンスが割り当てられません。一度に最大 20 グループというのはライセンスを割り当てられるグループ数の上限で、この動作の理由ではありません。Reprocess は一度に最大 20 ユーザーまで処理する再処理の機能で、入れ子の制約を解消しません。グループ ベースのライセンスはメンバーシップの種類を問わず継承されるため、動的メンバーシップのグループに限られるという説明も誤りです。
設問4
Litware 社は監査業務のため、取引先のテナントに所属する外部ゲスト ユーザーを招待しています。管理者は、このゲスト ユーザーに自社テナントで Temporary Access Pass を発行しようとしましたが、追加できませんでした。TAP と外部ゲストの関係として正しいものはどれですか。
- 外部ゲスト ユーザーには TAP を追加できるが、リソース テナントでのサインインには利用できない仕様である
- 外部ゲスト ユーザーには、Authentication methods policy の対象に含めれば TAP を追加できるようになる
- 外部ゲスト ユーザーには、ホーム テナントの管理者が承認した場合に限り TAP を追加できる
- 外部ゲスト ユーザーには TAP を追加できず、追加できるのは UserType が Guest の内部ゲストである(正解)
解説
外部ゲスト ユーザーには TAP を追加できません。追加できるのは UserType が Guest の内部ゲストだけです。外部ゲストは、ホーム テナントで発行された TAP を使ってリソース テナントにサインインすることは可能ですが、それはクロステナント アクセス設定でホーム テナントの MFA を信頼している場合に限られます。ポリシーへの追加やホーム テナントの承認で追加できるようになるわけではありません。
設問5
Litware 社は、毎月繰り返しているアクセス レビューを運用しています。対象のアプリを廃止するため、来月以降は新しいインスタンスを作らないようにする必要があります。過去のレビューの記録は残します。適切な操作はどれですか。
- 現在のインスタンスで Stop を選び、シリーズ全体を止める
- 現在のインスタンスで Reset を選び、次回以降の作成を止める
- シリーズを編集して End の日付を、止めたい日に更新する(正解)
- Results ページで Download を選び、結果を取得してから削除する
解説
Stop は特定のレビュー インスタンスにのみ有効で、繰り返しレビューのシリーズ全体を止めるものではありません。シリーズを止めるには、シリーズを編集して End の日付を止めたい日に更新し、その日以降は新しいインスタンスが作られないようにします。Reset は現在のインスタンスの判断をやり直させる操作です。Download は結果を CSV として取得する操作です。なお、いったん停止したレビューは再開できません。
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