難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。
AWS MLA-C01のサンプル問題(本番形式・解説付き)
AWS MLA-C01(Amazon Web Services・AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate(MLA-C01))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(65問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全650問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。
設問1
小売企業のデータ基盤チームは、日次で受け取るファイルについて、ファイル自身が列名とデータ型を持ち読み込み時に型が保証される形式だけを使う方針を決めた。この方針に合う形式だけを並べたものはどれか。
- 圧縮率が高く分析に向くとされる CSV・Apache Parquet・RecordIO の3つの形式
- ネストした階層構造をそのまま保持できる点が共通する JSON・Apache Avro・JSON Lines の3つの形式
- ファイル自身がスキーマを持つ Apache Parquet・Apache ORC・Apache Avro の3つの形式(正解)
- 読む側が型を推測することになる CSV・JSON・JSON Lines の3つの形式
解説
検証済み形式はファイル自身がスキーマ(列名・データ型)を持つ形式で、Apache Parquet・Apache ORC・Apache Avro が該当する。CSV と JSON は非検証形式でスキーマを持たず、読む側が型を推測するため、これらを含む組み合わせは方針を満たさない。RecordIO はレコード連結のバイナリコンテナで、スキーマを持つ形式として本文に挙げられていない。
設問2
分析基盤の担当者が、1億行・200列のログのうち3列だけを毎日集計する処理を設計している。列指向の性質を持つ形式として正しい説明はどれか。
- 列指向は Apache Parquet だけで、Apache ORC と Apache Avro はテキスト形式として扱う
- 列指向は Apache Avro と Apache ORC で、Apache Parquet は行指向として扱う
- 列指向は Apache Avro だけで、Apache Parquet と Apache ORC は行指向として扱う
- 列指向は Apache Parquet と Apache ORC で、Apache Avro は行指向として扱う(正解)
解説
本文は「Avro は列指向」を誤りと明記し、列指向は Parquet と ORC、Avro は行指向としている。したがって Avro を列指向に含める説明は誤りである。ORC を行指向やテキスト形式として扱う説明も誤りで、ORC は列指向のバイナリ形式である。
設問3
決済システムのチームが、レコード全体を丸ごと書き出し、しかもスキーマが頻繁に変わるストリームを保存する形式を選んでいる。この条件に最も適した形式はどれか。
- スキーマをファイルに同梱してスキーマ進化に対応する Apache Avro(正解)
- 列ごとに最適な符号化を行い必要な列だけを読める Apache Parquet
- 述語プッシュダウンに対応し Hive 由来の基盤で使われる Apache ORC
- 行指向のテキストで他システムとの受け渡しに使われる CSV
解説
Avro は行指向でスキーマをファイルに同梱するため、スキーマ進化が必要なストリーミングのシリアライズに向く。Parquet と ORC は列指向で、必要な列だけを読む集計に向く形式であり、レコード全体を丸ごと扱う用途の分かれ目にはならない。CSV はスキーマを持たないため、スキーマ進化の要件を満たさない。
設問4
研究部門のエンジニアが、SageMaker AI の組み込みアルゴリズムへ大量の数値データを渡すため protobuf recordIO 形式に変換している。この形式でのデータの表現として正しいものはどれか。
- 各観測値を列ごとに分割し列単位の符号化を掛けたうえで格納する
- 各観測値を4バイト浮動小数点数の集合としてバイナリ表現に変換する(正解)
- 各観測値を1行1レコードの JSON として並べたうえで格納する
- 各観測値を8バイト浮動小数点数の集合としてテキスト表現に変換する
解説
本文は、protobuf recordIO 形式では SageMaker AI がデータセットの各観測値を4バイト浮動小数点数の集合としてバイナリ表現に変換し、protobuf の values フィールドへ格納すると述べている。8バイトやテキスト表現とする説明は数値も表現も本文と異なる。列単位の符号化は Parquet や ORC の性質で、1行1 JSON は JSON Lines の性質である。
設問5
MLエンジニアが、Object Detection アルゴリズムに渡す入力のコンテンツタイプを確認している。このアルゴリズムが受け付けるものとして本文が挙げているコンテンツタイプはどれか。
- application/x-recordio-protobuf
- application/jsonlines
- application/x-recordio(正解)
- text/libsvm
解説
本文は application/x-recordio(protobuf でない方)を Object Detection アルゴリズムが受け付けると明記している。application/x-recordio-protobuf は Factorization Machines や Linear Learner などが受け付ける形式である。application/jsonlines は BlazingText・DeepAR の入力、text/libsvm は XGBoost の入力として挙げられている。
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