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Linux Professional InstituteLevel 2

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

LPIC-1 101試験のサンプル問題(本番形式・解説付き)

LPIC-1 101試験(Linux Professional Institute・LPIC-1 101-500(Linux の基礎操作))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(60問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全720問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

シェル変数 NAME に tanaka という値が設定されている状態で、コマンド echo '$NAME' を実行した場合、標準出力に表示される内容として正しいものはどれか。

  • tanaka
  • NAME
  • $NAME(正解)
  • 何も表示されない(エラーになる)

解説

シングルクォート(')で囲まれた文字列内では変数展開が行われないため、$NAMEという文字列がそのまま出力される。

他の選択肢が誤りである理由

  • tanaka誤りです。tanakaと展開されるのはダブルクォート(")で囲んだ場合や、クォートなしで変数展開が行われる場合であり、シングルクォートで囲むと変数展開は抑制されるため、この結果にはなりません。
  • NAME誤りです。$記号を除いた変数名だけが出力されることはなく、シングルクォート内の$NAMEはそのままの文字列として扱われます。
  • 何も表示されない(エラーになる)誤りです。echoコマンドとシングルクォートの組み合わせ自体は正しい構文であり、エラーにはなりません。

設問2

dd if=/dev/sda of=mbr.img bs=512 count=1 を実行したとき、mbr.img へ書き出されるサイズとして正しいものはどれか。

  • 512 バイト(正解)
  • 512 キロバイト
  • 1 メガバイト
  • 約100 メガバイト

解説

bs は1回に読み書きするブロックサイズ、count はコピーするブロックの個数で、総サイズは bs×count になる。512×1 なので 512 バイトである。キロバイトやメガバイトになるのは bs に k や M を付けた場合で、この指定には単位が付いていない。約100 MB になるのは bs=1M count=100 と指定した場合である。

設問3

シェル変数 MYVAR に hello という値を設定すると同時に、子プロセスにも引き継がれる環境変数にする(exportする)コマンドを、1つのコマンドで入力せよ。

入力形式(コマンドを打ち込んで答える問題です)

export MYVAR=hello(正解)

別解: export MYVAR="hello" / export MYVAR='hello'

解説

export は指定した変数を環境変数としてマークし、それ以降に起動する子プロセス(実行するコマンドやシェルスクリプト)にも値を引き継がせる。export MYVAR=hello のように代入と同時に指定すると、変数の作成とexport指定を1つのコマンドで行える。exportしていないシェル変数は、そのシェル自身の中でしか参照できない。

設問4

既に内容を含むファイルoutput.txtに対してコマンド echo "test" >> output.txt を実行したときの動作として正しいものはどれか。

  • output.txtの末尾に"test"という行が追加される(正解)
  • output.txtの内容が"test"のみに上書きされる
  • output.txtの内容が空になる
  • output.txtが存在するためエラーになり、コマンドは実行されない

解説

>>は追記リダイレクトであり、既存ファイルの内容を保持したまま出力をファイルの末尾に追加する。ファイルの内容を上書きするのは>である。

他の選択肢が誤りである理由

  • output.txtの内容が"test"のみに上書きされる誤りです。既存の内容を消して上書きするのは>(単一の不等号)を使った場合であり、>>(二重の不等号)は追記のためのリダイレクトです。
  • output.txtの内容が空になる誤りです。>>は追記であり、内容を空にする動作はしません。
  • output.txtが存在するためエラーになり、コマンドは実行されない誤りです。>>は書き込み先ファイルが既に存在していてもエラーにはならず、存在しない場合は新規作成し、存在する場合は追記します。

設問5

Ctrl+Zで一時停止(サスペンド)したジョブを、バックグラウンドで実行再開させるコマンドはどれか。

  • bg(正解)
  • fg
  • jobs
  • kill

解説

Ctrl+Zで一時停止したジョブをバックグラウンドで実行再開させるのは bg です。fg は同じジョブをフォアグラウンドで再開します。

他の選択肢が誤りである理由

  • fg誤りです。fg はジョブをフォアグラウンドで再開するコマンドで、バックグラウンドでの実行にはなりません。
  • jobs誤りです。jobs は現在のジョブの一覧を表示するだけで、ジョブの再開は行いません。
  • kill誤りです。kill はプロセスにシグナルを送るコマンドで、既定では終了に用いられ、バックグラウンドでの再開には使いません。

続きは、会員登録なしでそのまま50問解けます。採点と解説つきで、上と同じ本物の問題です。

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