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LPI-JapanLevel 4

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

LinuC レベル3 3SSとは?出題範囲と勉強時間

LinuC レベル3 3SS試験の試験概要・出題範囲・学習の進め方を、公式情報をもとに整理したページです。

LinuC レベル3 3SS試験 とはどんな試験か

3SS試験は、LinuCレベル3の「セキュリティスペシャリスト」領域を問う試験です。2025年11月4日に発表され、2025年12月1日から受験が始まりました。ACL・SELinux・AppArmor・システムコール制御・Capabilities による権限制御、カーネルパラメータによるシステム保護、nftables によるパケットフィルタリング、暗号化ファイルシステム、監査(auditd)、コンテナの堅牢化と Rootless モード、Let's Encrypt・TLS・DNS over TLS/HTTPS・DNSSEC・メールセキュリティといったセキュアプロトコル、PAM・FreeIPA・Keycloak による認証認可、侵入検知とセキュリティ診断までを扱います。

同じレベル3の3PS試験が「複数台をまとめて1つの基盤として設計・運用する」側の知識を問うのに対し、3SSは「その基盤を守る側」の知識を問います。範囲は権限制御からプロトコル、監視・診断までと横に広く、設問も用語の定義を単独で聞く形は少なめで、症状や要件を示したうえで最も適切な手当てを選ばせる形が中心です。

受験自体は誰でもできますが、3SSとして認定を受けるには、有意なLinuCレベル2の認定を保有していることが必要です。

受験はCBT(コンピュータベーストテスト)で、ピアソンVUE経由でテストセンターまたはOnVUEによるオンライン受験を選べます。企業向けにはPBT(ペーパーテスト)による団体受験の制度も用意されています。

試験概要

試験名
LinuC レベル3 3SS試験(セキュリティスペシャリスト)
運営
LPI-Japan
受験開始日
2025年12月1日
前提条件
受験自体はどなたでも可能です。3SSとして認定を受けるには、有意なLinuCレベル2の認定の保有が必要です
出題形式
CBT(コンピュータベーストテスト)。マウスによる選択方式がほとんどですが、キーボード入力問題も出題される場合があります。実技や面接はありません。企業向けにPBT(ペーパーテスト)による団体受験制度もあります
問題数
約60問
試験時間
90分(うち試験後アンケートを5分含むため、解答時間は実質85分)
合格ライン
非公開(3SS試験について公式にスコア基準は公表されていません)
受験料
27,500円(税込)※1試験あたり。2026年8月時点
試験言語
日本語・英語
受験方法
ピアソンVUE経由のCBT(テストセンターまたはOnVUEによる自宅・職場からのオンライン受験)。企業向けにPBTの団体受験制度あり
認定の有効期限
試験別の有効期限はありません。ただし認定には「有意性の期限」があり、有意性を維持するには認定日から5年以内の再認定が必要です

受験料・試験仕様は改定されることがあります。お申し込みの前に必ずLPI-Japan公式サイトで最新情報をご確認ください。

当サイトの問題集は、四肢択一に加えて、本試験と同じくコマンドを実際に入力する形式の問題と、複数選択の問題も収録しています。誤答した際には、その選択肢がなぜ違うのかを解説します。

※ 上記は2026年8月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

出題範囲の概観

  • アクセスおよび権限制御の強化(Linux Access Control Lists によるアクセス制御・SELinux による強制アクセス制御・AppArmor による強制アクセス制御・システムコールの制御・Linux Capabilities による権限制御)
  • システム保護と監査(カーネルセキュリティとシステムリソース保護・パケットフィルタリングの実装・暗号化ファイルシステム・Linux システムのセキュリティ監査)
  • 堅牢なコンテナ設計(コンテナのアクセス制御と権限制御・Rootless モード)
  • セキュアプロトコルによる各種機能の実装(Let's Encrypt による証明書管理・Web サーバーのセキュリティ強化・DNS over TLS/HTTPS・DNSSEC・メールセキュリティ)
  • 認証・認可(PAM による認証制御・FreeIPA による統合認証・Keycloak による認証認可)
  • インシデントの検知・防止(ネットワークセキュリティ・ホストセキュリティ・セキュリティ診断)

LPI-Japan公式の出題範囲(3SS試験)の主題区分によります(2026年8月確認)。他のLinuC試験と同じく、各副主題に割り振られた「重要度」の数値で出題比重が示され(3SS試験は主題6・副主題22で合計60)、パーセンテージでの配点比率は公表されていません。重要度が高い副主題ほど多くの問題が出題される、というのが公式の説明です。

勉強時間の目安と進め方

3SS試験は2025年12月に始まったばかりの試験のため、勉強時間の目安として公式が示している基準はなく、第三者による実績値もまだ十分に蓄積されていません。ここでは時間数を挙げず、進め方だけを整理します。

出題範囲は6主題22副主題で、各副主題に「重要度」の数値(合計60)が付いています。3SSの特徴は、重要度4が「ネットワークセキュリティ」ただ1つで、重要度3が14副主題と広く分布していることです。主題単位で見ると「アクセスおよび権限制御の強化」が15で最大、「システム保護と監査」が12で続きます。山が低いぶん、特定の主題を丸ごと捨てる戦い方は成立しません。

権限制御(ACL・SELinux・AppArmor・seccomp・Capabilities)は、後半のコンテナ・Webサーバー・ホストセキュリティの土台になります。ここを曖昧なまま先に進むと、後半で「どの層で止まっているのか」を切り分ける設問に対応できません。先に前半を固めてから後ろへ進むのが結果的に速くなります。

設定ファイルの記法とコマンドのオプションは、読むだけでは定着しにくい範囲です。手元の環境で setfacl でデフォルトACLを付ける、nftables のルールを1本書いて試す、cryptsetup でボリュームを1つ作る、といった最小の実機経験を挟むと、症状から手段を選ばせる設問に強くなります。

当サイトの問題集は四肢択一に加えて、本試験と同じくコマンドを実際に入力する形式の問題にも対応しています。setfacl・semanage・nft・cryptsetup・auditctl・certbot・dig といったコマンドは、選択肢から選ぶだけでなく自分の手で入力して確認する練習に使えます。入力形式では「オプションだけ」「ヘッダー名だけ」といった粒度の指定が付くので、設問末尾の括弧書きまで読む癖をつけてください。

仕上げには模試形式の問題演習で、6つの出題テーマを一通り周回してください。購入者限定テキストの頻出度別ノートは公式の重要度順に並べてあるので、周回で弱かった副主題を重要度の高い順に潰していくと、限られた時間の配分を決めやすくなります。

この問題集の使い方

当サイトの LinuC レベル3 3SS試験 問題集は、全420問のオリジナル問題を本番形式の模試7回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。

  1. まず50問を登録不要で解く

    会員登録もログインもなしで、このままブラウザで解き始められます。デモ用の作り物ではなく全420問の問題集からそのまま取り出した問題なので、問題と解説の質を先に確かめられます。

  2. 解説で弱点をつかむ

    1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。

  3. 合うと感じたら、残りの模試を解放する

    第2回以降の6回・360問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。

  4. 全7回・420問を周回する

    1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。

  5. 間違えた問題だけを復習する

    復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。

まずは登録不要の50問で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。

LinuC レベル3 3SS試験 を50問解く(登録不要)

模試7回・全420問の内容を見る →