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生成AI活用普及協会(GUGA)Level 1

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

生成AIパスポートのサンプル問題(本番形式・解説付き)

生成AIパスポート(生成AI活用普及協会(GUGA)・生成AIパスポート試験(2026年2月試験以降のシラバス準拠))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(60問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全480問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

新入社員研修で「AIとは何か」を説明することになった。AI(人工知能)の定義について、最も適切な説明はどれか。

  • 国際標準化機関が唯一の定義を定めており、各国の研究者はその文言をそのまま用いている
  • 研究者の間で合意された唯一の定義はなく、定義は研究者ごとに少しずつ異なっている(正解)
  • AI は特定の1つの手法を指す言葉であり、人が規則を書くルールベースは含まれない
  • 定義が定まらないのは研究の歴史が浅いためで、扱う分野が1つに絞られれば定まる

解説

AI には研究者の間で合意された唯一の定義がありません。「知的とは何か」自体が定まっておらず、人間の知能そのものが解明されていないためです。試験ではこの「定まっていない」ことが問われ、公式の統一定義があるとする記述は誤りになります。AI は認識・判断・予測・生成といった知的な処理をコンピュータに行わせる技術の総称で、ルールベースも機械学習もディープラーニングもその傘の下に入ります。

他の選択肢が誤りである理由

  • 国際標準化機関が唯一の定義を定めており、各国の研究者はその文言をそのまま用いているAI の定義は国際標準化機関によって一意に定められてはおらず、研究者ごとに異なる定義が併存している状態が続いています。
  • AI は特定の1つの手法を指す言葉であり、人が規則を書くルールベースは含まれないAI は特定の1手法の名前ではなく技術の総称で、人が規則を書くルールベースもその中に含まれます。
  • 定義が定まらないのは研究の歴史が浅いためで、扱う分野が1つに絞られれば定まる定義が定まらない理由は歴史の浅さではなく、「知的とは何か」が定まらないことと、扱う分野が複数にまたがることにあります。

設問2

AI・機械学習・ディープラーニングの関係を表した記述として、最も適切なものはどれか。

  • AI が最も広い概念で、その一分野が機械学習、さらにその一種がディープラーニングである(正解)
  • ディープラーニングが最も広い概念で、その一部が機械学習、さらにその一部が AI である
  • 三者は互いに重ならない別々の技術で、扱うデータの種類によって使い分けられている
  • 機械学習は AI と重ならない独立した領域で、ディープラーニングはその機械学習の一分野である

解説

この3語は横に並ぶ別物ではなく、AI ⊃ 機械学習 ⊃ ディープラーニング という入れ子(包含関係)です。AI は人がルールを書く方式まで含んだ総称、機械学習はそのうちデータから規則性を自動的に学ぶ手法の一分野、ディープラーニングはさらにそのうち多層のニューラルネットワークを使う手法の一種です。包含の向きだけで正誤が決まる設問は実際によく出ます。

他の選択肢が誤りである理由

  • ディープラーニングが最も広い概念で、その一部が機械学習、さらにその一部が AI である包含の向きが逆です。最も広いのは AI で、ディープラーニングは最も狭い一種にあたります。
  • 三者は互いに重ならない別々の技術で、扱うデータの種類によって使い分けられている三者は重ならない別物ではなく入れ子の関係にあり、データの種類で使い分ける区分でもありません。
  • 機械学習は AI と重ならない独立した領域で、ディープラーニングはその機械学習の一分野である機械学習は AI の外にある独立した領域ではなく、AI という総称の中に含まれる一分野です。

設問3

工場で、あらかじめ決められた軌道どおりに同じ動きを繰り返す産業用ロボットが稼働している。この機械の位置づけとして最も適切なものはどれか。

  • 動きの正確さが人間を上回っているので、特定の課題に特化した AI として扱われる
  • 決められた手順を再現しているので、身体を持たない自動化の仕組みに当たる
  • 身体を持つ機械なので、判断しているかどうかにかかわらず AI に分類される
  • データから学んで出力を変えているわけではないので、AI を積んでいないロボットに当たる(正解)

解説

ロボットは駆動部を備えた物理的な機械であり、AI を積んでいるものも積んでいないものもあります。判定は「物理的な身体があるか」と「データから学んで状況に応じて出力を変えているか」の2点です。決められた軌道を繰り返すだけの産業用ロボットは、身体はありますが学習していないため、AI を搭載していないロボットに当たります。

他の選択肢が誤りである理由

  • 動きの正確さが人間を上回っているので、特定の課題に特化した AI として扱われる動作の正確さは AI かどうかの判定基準ではなく、学習して出力を変えているかで判定します。
  • 決められた手順を再現しているので、身体を持たない自動化の仕組みに当たるこの機械はアームなどの駆動部を備えた物理的な機械なので、身体を持たない仕組みには当たりません。
  • 身体を持つ機械なので、判断しているかどうかにかかわらず AI に分類される身体があることは AI の条件ではありません。判断しているかどうかが AI と自動化を分けます。

設問4

経理部が、画面の操作手順を記録して伝票入力を繰り返す RPA を導入した。RPA の位置づけの説明として最も適切なものはどれか。

  • 入力された伝票から規則性を自分で学び取るため、機械学習を用いた AI に当たる
  • 名称にロボットと付くことから、AI を搭載したロボットとして分類される
  • 決められた手順をパソコンの中で再現する仕組みで、学習を伴わない自動化に当たる(正解)
  • モーターや関節を備えた物理的な機械であり、身体を持つロボットの一種として扱われる

解説

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は名前に「ロボット」と付きますが、物理的な機械ではなく、パソコンの中で決められた手順を再現するソフトウェアです。あらかじめ決めた手順どおりに動くだけで学習しないため、AI ではなく自動化に当たります。ただし「読み取りは AI、その後の入力作業は RPA」と役割分担させる組み合わせ方は一般的です。

他の選択肢が誤りである理由

  • 入力された伝票から規則性を自分で学び取るため、機械学習を用いた AI に当たるRPA は記録された手順をそのまま再現するだけで、データから規則性を学び取ってはいません。
  • 名称にロボットと付くことから、AI を搭載したロボットとして分類される名称の「ロボット」は物理的な機械を意味しておらず、名前だけで分類を決めることはできません。
  • モーターや関節を備えた物理的な機械であり、身体を持つロボットの一種として扱われるRPA は駆動部を持つ機械ではなく、パソコンの中で動くソフトウェアです。

設問5

「Artificial Intelligence(人工知能)」という言葉が生まれた会議についての説明として、最も適切なものはどれか。

  • 1946年に開かれたダートマス会議で、アレン・ニューウェルがこの言葉を提案し広めた
  • 1956年に開かれたダートマス会議で、ジョン・マッカーシーがこの言葉を提案した(正解)
  • 1966年に開かれたダートマス会議で、ハーバート・サイモンがこの言葉を提案した
  • 1956年に開かれたダートマス会議で、レイ・カーツワイルがこの言葉を提案した

解説

「Artificial Intelligence」という語が生まれたのは1956年、アメリカのダートマス大学で開かれたダートマス会議です。ジョン・マッカーシーがこの言葉を提案し、そのまま学問分野の名前になりました。ここが第一次AIブームの起点でもあります。「1956年・ダートマス・マッカーシー」の3点セットで押さえてください。

他の選択肢が誤りである理由

  • 1946年に開かれたダートマス会議で、アレン・ニューウェルがこの言葉を提案し広めた開催は1946年ではなく1956年です。アレン・ニューウェルはこの会議でロジック・セオリストを披露した研究者です。
  • 1966年に開かれたダートマス会議で、ハーバート・サイモンがこの言葉を提案した開催は1966年ではなく1956年です。ハーバート・サイモンはニューウェルとともにロジック・セオリストを披露しました。
  • 1956年に開かれたダートマス会議で、レイ・カーツワイルがこの言葉を提案したレイ・カーツワイルは2045年にシンギュラリティが到来すると予測した未来学者で、この語の提案者ではありません。

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