生成AI活用普及協会(GUGA)Level 1

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

生成AIパスポートのサンプル問題(本番形式・解説付き)

生成AIパスポート(生成AI活用普及協会(GUGA)・生成AIパスポート試験(2027年2月試験からの新シラバスに対応))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(60問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全570問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

RNN(回帰型ニューラルネットワーク)が扱うシーケンスデータの説明として、最も適切なものはどれか。

  • 順番に意味があるデータで、文章・音声・時系列がその代表である(正解)
  • 正解ラベルが付いていないデータで、クラスタリングの対象になるものである
  • 複数の種類が混ざったデータで、テキストと画像を同時に含むものである
  • 画素どうしの位置の近さに意味があるデータで、画像がその代表である

解説

シーケンスデータとは、順番に意味があるデータのことです。文章(語の並び)、音声(音の並び)、株価や気温の時系列などが該当します。「猫が魚を食べた」と「魚が猫を食べた」は使われている語が同じでも意味が違い、この違いを捉えるには順番を扱える仕組みが要ります。CNN が空間的なデータ向け、RNN が時間的に並んだデータ向けという対比で覚えます。ラベルの有無は学び方の分類の話で、シーケンスデータの定義ではありません。複数の種類の情報を扱うことはマルチモーダルと呼ばれ、シーケンスデータとは別の話です。位置の近さに意味があるデータは CNN が扱う対象です。

他の選択肢が誤りである理由

  • 「正解ラベルが付いていないデータで、クラスタリングの対象になるものである」ラベルの有無は学び方の分類の話で、シーケンスデータの定義ではありません。
  • 「複数の種類が混ざったデータで、テキストと画像を同時に含むものである」複数の種類の情報を扱うことはマルチモーダルと呼ばれ、シーケンスデータとは別の話です。
  • 「画素どうしの位置の近さに意味があるデータで、画像がその代表である」位置の近さに意味があるデータは CNN が扱う対象です。

設問2

議事録の担当者が、録音した会議の音声を文字に起こしたいと考えている。この用途に当たる技術として最も適切なものはどれか。

  • 音声認識 ── 音声を入力に取り、書き起こした文章を出力する技術(正解)
  • 音声生成AI ── 文章を入力に取り、読み上げた話し声を出力する技術
  • 音楽生成AI ── 曲想の指示や歌詞を入力に取り、楽曲を出力する技術
  • 動画生成AI ── 文章や静止画を入力に取り、動画クリップを出力する技術

解説

音声認識は、音声を入力に取り、書き起こした文章を出力する技術です。音声生成AI(音声合成)は文章から話し声を作るので、この2つは入力と出力がちょうど逆になります。音楽生成AIが作るのは楽曲であって話し声ではありません。この3つを並べ替えた選択肢が定番なので、入力と出力の向きで整理してください。

他の選択肢が誤りである理由

  • 「音声生成AI ── 文章を入力に取り、読み上げた話し声を出力する技術」音声生成AIは文章から話し声を作る側で、録音された音声を文字にする用途には向きません。
  • 「音楽生成AI ── 曲想の指示や歌詞を入力に取り、楽曲を出力する技術」音楽生成AIの出力は伴奏や歌入りの曲、効果音であり、書き起こしの文章ではありません。
  • 「動画生成AI ── 文章や静止画を入力に取り、動画クリップを出力する技術」動画生成AIの出力は動画クリップで、音声を文字にする働きは持ちません。

設問3

社内報に載せる写真について、肖像権の説明を求められた。最も適切なものはどれか。

  • 肖像権法という単独の法律に定められた権利で、著名人だけが持つ権利である
  • 著作権法に定められた権利で、写真を撮影した人の側に帰属する権利である
  • 憲法第13条に条文が置かれた権利で、報道目的の撮影には及ばない権利である
  • 法律の明文はなく判例で認められてきた権利で、有名かどうかを問わず誰もが持つ(正解)

解説

肖像権は、自分の容姿を承諾なく撮影されたり公表されたりしない権利です。これを正面から定めた法律の条文はなく、憲法第13条の幸福追求権を背景に、裁判の積み重ねによって認められてきました。人格に由来する権利なので、有名かどうかにかかわらず誰もが持ちます。ただし絶対的なものではなく、撮影・公表の目的、必要性、場所、方法、その人が被る不利益の程度などを総合して、社会生活上受忍すべき限度を超えるかで侵害の有無が判断されます。

他の選択肢が誤りである理由

  • 「肖像権法という単独の法律に定められた権利で、著名人だけが持つ権利である」肖像権を正面から定めた単独の法律はなく、有名かどうかを問わず誰もが持つ権利です。
  • 「著作権法に定められた権利で、写真を撮影した人の側に帰属する権利である」著作権法が定める権利ではなく、被写体となった本人の人格的な利益を守る権利です。
  • 「憲法第13条に条文が置かれた権利で、報道目的の撮影には及ばない権利である」憲法第13条は背景にある規定で、肖像権そのものの条文が置かれてはいません。

設問4

クリエイティブ制作で生成AIを使う時の考え方として、正しいものを2つ選べ。

  • シリーズの広告では、ブランドの色・書体・人物の見た目がそろっているかを確かめる(正解)
  • 生成AIで作った素材には権利の問題が生じないので、素材のライセンスは確かめなくてよい
  • 1つの素材からサイズ違い・色違いのバリエーションを作るのは、生成AIの得意な作業である(正解)
  • モックアップを作れば、完成した商品として販売の許可を得たことになる
  • 実在の人の声を再現したナレーションは、短い社内動画なら本人の同意なく使ってよい

解説

1つの素材からサイズ違い・色違い・季節違いのバリエーションを作るのは、生成AIの得意な作業です。シリーズを通してブランドの色・書体・人物の見た目がそろっているか(一貫性)も確かめます。権利関係・ライセンス条件・本人の同意の確認は、AIで作った素材でも欠かせません。

他の選択肢が誤りである理由

  • 「生成AIで作った素材には権利の問題が生じないので、素材のライセンスは確かめなくてよい」生成した素材でも、利用規約や素材・フォントのライセンスを確かめる必要があります。
  • 「モックアップを作れば、完成した商品として販売の許可を得たことになる」モックアップは見た目を確かめる試作で、販売の許可とは関係がありません。
  • 「実在の人の声を再現したナレーションは、短い社内動画なら本人の同意なく使ってよい」実在の人の声の再現は、用途を問わず本人の同意が前提です。

設問5

AIエージェント型のサービスとして挙げられる名前の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  • GenSpark・Manus・Skywork AI(正解)
  • Claude・Gemini・Manus・Skywork AI
  • GenSpark・Claude・Manus
  • Claude・Gemini・GenSpark・Sora

解説

AIエージェントのサービス名として挙げられているのは、GenSpark・Manus・Skywork AI の3つです。一方、Claude(Anthropic)と Gemini(Google)はテキスト生成AIのサービスにあたります。ただし、この境目は固定ではありません。対話型のサービスが道具を使う機能を備えれば、エージェントとしても働きます。どちらの側面を売りにしているかで分類されている、と理解しておくと、境目の変化に振り回されずに済みます。

他の選択肢が誤りである理由

  • 「Claude・Gemini・Manus・Skywork AI」Claude と Gemini はテキスト生成AIのサービスとして挙げられている名前です。
  • 「GenSpark・Claude・Manus」Claude はテキスト生成AIのサービスの側で挙げられている名前です。
  • 「Claude・Gemini・GenSpark・Sora」Claude と Gemini はテキスト生成AI、Sora は動画生成のモデルとして挙げられている名前です。

続きは、会員登録なしでそのまま50問解けます。採点と解説つきで、上と同じ本物の問題です。

登録なしで50問解く