難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。
ITIL 4 Foundationとは?出題範囲と勉強時間
ITIL 4 Foundationの試験概要・出題範囲・勉強時間の目安を、公式情報をもとに整理したページです。
ITIL 4 ファンデーション とはどんな試験か
ITIL 4 Foundationは、ITサービスマネジメントのベストプラクティス体系「ITIL 4」の入門にあたる認定試験です。試験は、ITILの権利を持つPeopleCertが運営しています。
クラウドベンダーの資格と違い、特定の製品知識ではなく「ITサービスをどう設計し、提供し、改善し続けるか」という考え方と共通言語を問います。サービスによる価値の共創、従うべき7つの原則、サービスバリューシステム(SVS)、インシデント管理・変更実現といったプラクティスが主役です。
ITの運用現場・ヘルプデスク・SIerなどで広く通用する資格で、運用業務に就いたばかりの方が自分の仕事の全体像をつかむ目的にも向いています。前提資格はありません。
試験概要
- 試験名
- ITIL 4 Foundation
- 運営
- PeopleCert
- 出題形式
- 多肢選択式(クローズドブック・資料持ち込み不可)
- 問題数
- 40問
- 試験時間
- 60分
- 合格ライン
- 65%(40問中26問の正解)
- 受験料
- PeopleCert公式サイトでは受験料が明示されておらず、確認時点で実額を確認できませんでした(公式eBook+試験バウチャー+学習リソースの「Exam bundle」形式で販売され、価格が変動するため)。研修コース付きプランや研修機関経由の申し込みでは金額がさらに変わります
- 試験言語
- 日本語で受験できます(英語ほか多言語に対応)
本ページ・本問題集が対象とするのはITIL 4 Foundation(現行試験)です。PeopleCert公式サイトによると、2026年1月29日にITILの新版「ITIL (Version 5)」が発表され、日本語版のITIL Foundation (Version 5) は2026年5月15日にリリースされています。同サイトでは「ITIL 4の認定試験と研修は、2027年12月をもって終了」とも案内されています(2026年8月確認)。
どちらのバージョンを受験すべきかは、勤務先の要件や取得目的によって変わります。お申し込みの前に、必ずPeopleCert公式サイトで対象バージョンと最新の実施スケジュールをご確認ください。
※ 上記は2026年6月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出題範囲の概観
- サービスマネジメントの主要概念(価値・サービス・利害関係者)
- 従うべき7つの原則
- サービスマネジメントの4つの側面
- サービスバリューシステム(SVS)とサービスバリューチェーン
- 主要なマネジメントプラクティス(インシデント管理、変更実現、サービスデスクなど)
ITIL 4 Foundationの出題配分は、PeopleCertが公開するシラバスに学習成果ごとに定められています(クラウド資格のような分野別パーセンテージの形ではないため、ここでは大きな学習領域のみ挙げています)。詳細は公式シラバスを確認してください。
勉強時間の目安と進め方
一般的な目安は15〜30時間前後です。40問・60分、合格ライン65%という数字だけ見れば穏やかな試験ですが、「価値共創」「有用性と保証」といった日本語訳特有の固い用語に慣れる時間を見込んでおくと安心です。公式の基準ではないため、目安として扱ってください。
ITILは「考え方の体系」なので、丸暗記より、自分の現場の業務(障害対応、依頼の受付、変更作業)をITILの用語に当てはめながら読むと定着が早くなります。インシデントと問題の違い、変更実現とリリース管理の違いなど、似た用語の区別が頻出ポイントです。
仕上げは問題演習で、用語の定義と原則の言い回しを正確に拾えるかを確認してください。本文を読んだ時間より、問題で間違えて覚え直した回数が得点に効きます。
模試の正答率で見るなら、合格ラインの65%に対して、常に8割以上を取れる状態まで仕上げておくと当日に余裕が持てます。「7つの原則」「4つの側面」のような並びで覚える知識は、試験直前の見直しがよく効きます。
この問題集の使い方
当サイトの ITIL 4 ファンデーション 問題集は、全600問のオリジナル問題を本番形式の模試15回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。
まず50問を無料で解く
会員登録もログインもなしで、このままブラウザで始められます。本番形式の模試 第1回は無料の会員登録で解けて、本番の出題数に寄せた通し形式なので、いまの実力と出題の肌感が一度につかめます。
解説で弱点をつかむ
1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。
合うと感じたら、残りの模試を解放する
第2回以降の14回・560問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。
全15回・600問を周回する
1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。
間違えた問題だけを復習する
復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。
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紙のテキストで腰を据えて対策したい方向けに、この試験と相性のよい定番書を挙げておきます。
まずは無料の第1回(40問)で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。
ITIL 4 ファンデーション の模試を見る(第1回は無料)ITIL 4 ファンデーション についての記事
- ITIL 4 Foundation(ITILファンデーション)に「過去問道場」はある?ITIL 4 Foundationに過去問道場のような無料の過去問サイトはありません。運営元PeopleCertが試験問題を公開しておらず、無断複製・流出・転売を公式ポリシーで「不正行為」と定めているためです。理由を正確に押さえたうえで、代わりに使える公式教材を2026年8月13日確認の内容で整理しました。
- ITIL 4 Foundationは独学で受かる【2026年版】ITIL 4 Foundationを独学で受けるための時間の割り振りを、目安の15〜30時間を4ブロックに分ける形で整理。研修なしで何をどの順にやるか、用語が入らないときの対処、仕上げの正答率の見方まで解説します。
- ITIL 4 Foundationを取る意味【2026年版】「ITIL 4は意味ない」と言われることがあります。実際に何が身につき、運用の現場で何が変わるのかを、製品知識の資格との違い・共通言語という価値・向いている人と向いていない人という切り口で整理しました。