AWS SOA(SOA-C03)とは?出題範囲・合格ライン・勉強時間の目安
AWS Certified CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)の試験概要・出題範囲・勉強時間の目安を、公式情報をもとに整理したページです。
AWS SOA とはどんな試験か
AWS Certified CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)は、AWS上でのワークロードの運用を問う、アソシエイトレベルの認定試験です。AWS Well-Architectedフレームワークに沿ったワークロードのサポート・保守、マネジメントコンソールとAWS CLIを使ったオペレーション、コンプライアンス要件を満たすセキュリティ管理の実装、監視・ログ記録・トラブルシューティング、ネットワーキングの概念適用、可用性・パフォーマンス・キャパシティといったアーキテクチャ要件の実装、事業継続・災害復旧の手順、インシデントの識別・分類・修復まで、運用エンジニアの実務を幅広く問います。
この試験は、2025年9月29日まで実施されていた「AWS Certified SysOps Administrator – Associate(SOA-C02)」の後継で、2025年9月30日からSOA-C03として現在の名称に切り替わりました。AWS公式は改称の理由を「クラウドオペレーションの進化と業界用語の変化を反映するため」と説明しています。名称変更が適用されるのはSOA-C03合格者からで、SOA-C02で取得済みの認定はそのままの名称・有効期間で有効です。
SOA-C02からの主な変更点は、コンテナ(Amazon ECS・EKSなど)が新たにスコープへ加わったこと、より新しいサービス・機能が対象になったこと、マルチアカウント・マルチリージョン構成や自動化・IaC(CloudFormation・AWS CDK)への比重が増したことです。出題ドメインも、SOA-C02の6ドメイン制(「コストとパフォーマンスの最適化」12%を含む)から5ドメイン制に再編され、コスト分析やAWSの請求・インボイス管理は対象候補者の業務範囲外と公式に明記されました。もっとも新しい版(バージョン1.1・2026年6月1日改訂)では、Amazon BedrockやAWS DevOps Agent、Kiroなどの生成AI関連サービスもスコープに加わっています。
公式の想定受験者は、AWS上でのデプロイ・管理・トラブルシューティング・ネットワーキング・セキュリティで1年程度の経験があり、かつシステム管理者などの運用系ロールでの実務経験が1年以上ある方です。AWS認定の中ではDVA(Developer – Associate)・SAA(Solutions Architect – Associate)と同じアソシエイトレベルに位置づけられますが、コードを書く・アーキテクチャを設計するというより、既存のワークロードを日々運用し続ける力に焦点を当てています。前提となる必須資格はなく、認定の有効期間は3年です。
試験概要
- 試験名
- AWS Certified CloudOps Engineer - Associate(試験コード SOA-C03)※旧称: AWS Certified SysOps Administrator - Associate
- 運営
- Amazon Web Services(AWS)
- 出題形式
- 択一選択問題と複数選択問題
- 問題数
- 65問(採点対象50問+採点されない事前評価問題15問)
- 試験時間
- 130分
- 合格ライン
- 720点(100〜1,000の換算スコア)
- 受験料
- 20,000円 ※2026年7月時点のAWS公式の日本円価格(Associateレベル共通の料金表による)
- 試験言語
- 日本語で受験できます(英語・韓国語・簡体字中国語にも対応。DVA-C02(ポルトガル語[ブラジル]・スペイン語[ラテンアメリカ]にも対応)と比べると対応言語がやや少ないのが特徴です)
- 受験方法
- ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン)
- 認定の有効期間
- 3年
旧称は「AWS Certified SysOps Administrator – Associate(SOA-C02)」です。SOA-C02は2025年9月29日で受験終了、翌9月30日にSOA-C03(現名称)へ切り替わりました。名称変更が適用されるのはSOA-C03合格者からで、SOA-C02で取得済みの認定はそのままの名称・有効期間で有効と公式に案内されています。
AWSの受験料は現地通貨建てで、為替に応じて少なくとも年1回(毎年5月)見直されると公式に案内されています。
受験料のページには「税が適用される場合があります」との注記があるのみで、上記20,000円が税込み・税別のいずれであるかはAWS公式ページ上に明記がありません。お申し込み時に金額をご確認ください。
※ 上記は2026年7月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出題範囲の概観
- モニタリング・ロギング・分析・修復とパフォーマンス最適化22%
- 信頼性とビジネス継続性22%
- デプロイ・プロビジョニングと自動化22%
- セキュリティとコンプライアンス16%
- ネットワーキングとコンテンツ配信18%
配点は公式試験ガイド(SOA-C03 バージョン1.1・2026年6月1日改訂・2026年7月確認)によります。前身のSOA-C02(6ドメイン制、「コストとパフォーマンスの最適化」12%を含む)から5ドメイン制に再編され、コンテナがスコープに加わった一方、コスト分析・請求管理は対象候補者の業務範囲外と明記されています。「セキュリティとコンプライアンス」と「ネットワーキングとコンテンツ配信」を合わせると3割を超えます。
勉強時間の目安と進め方
公式の基準はありませんが、一般的な目安としては60〜100時間程度と言われることが多い試験です。システム運用やインフラの実務経験がある方は短縮できる一方、AWSでの運用経験が浅い方は、マネジメントコンソールとCLIの両方で実際に手を動かす時間を多めに見込んでおくと安心です。公式の基準ではないため、あくまで目安として扱ってください。
出題の軸は「障害や非効率が起きたとき、どのAWSサービスでどう検知し、どう直すか」という運用判断です。配点の大きい「モニタリング・ロギング・分析・修復とパフォーマンス最適化」「信頼性とビジネス継続性」「デプロイ・プロビジョニングと自動化」はいずれも22%とほぼ均等なため、特定分野に偏らず、CloudWatchでのメトリクス監視・アラーム設定、バックアップ・パイロットライト・ウォームスタンバイ・アクティブ/アクティブといった災害復旧パターン、CloudFormation・AWS CDKによるIaCを一通り実践しておくことが効率的です。
「セキュリティとコンプライアンス」(16%)と「ネットワーキングとコンテンツ配信」(18%)を合わせると3割を超えるため、IAMのロール・ポリシー設計やVPCの基本構成も手薄にはできません。2025年9月のSOA-C02からの改訂でコンテナ(ECS・EKS)が新たにスコープへ加わっているため、コンテナ関連のログ・監視の扱いは、旧SOA-C02時代の教材だけでは対策が手薄になりがちな点として注意してください。
65問・130分は1問あたり2分程度で、DVA-C02・SAA-C03と同じボリューム感です。試験ガイドは2026年6月にも改訂されており(バージョン1.1)、生成AI関連の新サービスがスコープに加わっているため、模試形式の問題集もSOA-C03に対応した新しい教材を選ぶことをおすすめします。
この問題集の使い方
当サイトの AWS SOA 問題集は、全425問のオリジナル問題を本番形式の模試6回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。
無料の第1回(65問)を解く
無料の会員登録で、このままブラウザで始められます。本番の出題数に寄せた通し形式なので、いまの実力と出題の肌感が一度につかめます。
解説で弱点をつかむ
1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。
合うと感じたら、残りの模試を解放する
第2回以降の5回・360問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。
全6回・425問を周回する
1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。
間違えた問題だけを復習する
復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。
まずは無料の第1回(65問)で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。
AWS SOA の模試を見る(第1回は無料)