難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。
Network+のサンプル問題(本番形式・解説付き)
Network+(CompTIA・CompTIA Network+(N10-009))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(90問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全1,441問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。
設問1
経理の PC がファイル サーバーに届かない
解説
PC-2 と PC-3 を開き、コマンド プロンプトで ipconfig を実行する。 PC-2: サブネット マスクが 255.255.255.0。経理の区画は /27 なので、「ネットワークの設定」でマスクを 255.255.255.224 にして OK(IP とゲートウェイはそのまま)。 PC-3: 169.254.23.7 は APIPA のアドレス。「ネットワークの設定」で IP を 192.168.40.90〜.94 のどれか、マスクを 255.255.255.224、ゲートウェイを 192.168.40.65 にして OK。 ping 192.168.40.100 が Reply になることを確かめる。
設問2
ヘルプデスクに「インターネットにつながらない」という申告が入った。技術者は、CompTIA の方法論に沿って問題の特定を進める。切り分けの範囲を絞るために、早めに把握しておきたい情報として最も適切なものはどれか。
- 症状が1台だけか、同じ部署にも出ているか(正解)
- 利用者が普段よく開いているWebサイトの種類
- 対象機器の保守契約がいつ更新される予定か
- 同じ建物の機器が何年前に導入されたものか
解説
症状の広がりが1台か複数かを把握すると、端末側と共有機器側のどちらを疑うかが決まり、切り分けの範囲を大きく絞れる。「利用者が普段よく開いているWebサイトの種類」は誤りである。利用の傾向は原因の範囲を狭める材料にならず、切り分けの順序も変わらない。契約の更新時期は保守手配の都合であり、原因の範囲を絞る情報ではない。導入年は老朽化の目安にはなるが、いま起きている事象の範囲は分からない。
他の選択肢が誤りである理由
- 「利用者が普段よく開いているWebサイトの種類」利用の傾向は原因の範囲を狭める材料にならず、切り分けの順序も変わらない。
- 「対象機器の保守契約がいつ更新される予定か」契約の更新時期は保守手配の都合であり、原因の範囲を絞る情報ではない。
- 「同じ建物の機器が何年前に導入されたものか」導入年は老朽化の目安にはなるが、いま起きている事象の範囲は分からない。
設問3
ある会社が、管理者が内部の機器へ直接つながず、必ず1台の管理用の中継サーバーを経由させる運用にしたい。管理の入口を絞って安全を高めるのが目的である。この中継サーバーを指す用語はどれか。
- ジャンプボックス(正解)
- リバースプロキシ
- ロードバランサー
- キャプティブポータル
解説
ジャンプボックス(踏み台)は管理用に経由させる中継サーバーです。ここを通してのみ内部機器に触れるようにすることで、管理の入口を絞って安全を高めます。「リバースプロキシ」は、外部からの要求を代理受信して内部サーバーへ振り分ける仕組みで、管理者が経由する踏み台とは目的が異なります。「ロードバランサー」は、複数のサーバーへ通信を振り分けて負荷を分散する仕組みで、管理の入口を絞るものではありません。「キャプティブポータル」は、接続した利用者へ同意画面を出す仕組みで、内部機器への管理の経路とは別のものです。
他の選択肢が誤りである理由
- 「リバースプロキシ」外部からの要求を代理受信して内部サーバーへ振り分ける仕組みで、管理者が経由する踏み台とは目的が異なります。
- 「ロードバランサー」複数のサーバーへ通信を振り分けて負荷を分散する仕組みで、管理の入口を絞るものではありません。
- 「キャプティブポータル」接続した利用者へ同意画面を出す仕組みで、内部機器への管理の経路とは別のものです。
設問4
管理者が、社内の DNS サーバーとファイアウォールの設定を見直している。通常の名前の問い合わせだけでなく、プライマリからセカンダリへのゾーン転送も成功させる必要がある。DNS が 53 番ポートで使うトランスポート層プロトコルについて正しい記述はどれか。
- 問い合わせもゾーン転送も、TCP だけを使う
- 問い合わせは UDP を使い、ゾーン転送では TCP も使う(正解)
- 問い合わせでは TCP を使い、ゾーン転送では UDP だけを使う
- 問い合わせもゾーン転送も、UDP だけを使う
解説
DNS は 53 番ポートを使い、通常の問い合わせは UDP、ゾーン転送などでは TCP を使います。通常の問い合わせは応答が速い UDP で行われるため、TCP に限られるという記述は成り立ちません。「問い合わせでは TCP を使い、ゾーン転送では UDP だけを使う」は誤りです。TCP と UDP の使い分けが入れ替わっており、問い合わせ側が UDP、ゾーン転送側が TCP です。ゾーン転送のようにまとまったデータを確実に届ける場面では TCP が使われるため、UDP に限られるという記述は成り立ちません。
他の選択肢が誤りである理由
- 「問い合わせもゾーン転送も、TCP だけを使う」通常の問い合わせは応答が速い UDP で行われるため、TCP に限られるという記述は成り立ちません。
- 「問い合わせでは TCP を使い、ゾーン転送では UDP だけを使う」TCP と UDP の使い分けが入れ替わっており、問い合わせ側が UDP、ゾーン転送側が TCP です。
- 「問い合わせもゾーン転送も、UDP だけを使う」ゾーン転送のようにまとまったデータを確実に届ける場面では TCP が使われるため、UDP に限られるという記述は成り立ちません。
設問5
異なるメーカーのスイッチ同士を、4本のリンクで束ねたい。管理者は、両端の機器が自動的にネゴシエーションし、設定ミスがあれば検知できるようにしたい。この目的で使うベンダー非依存の標準プロトコルはどれか。
- LACP(IEEE 802.3ad/802.1AX)(正解)
- OSPF(Open Shortest Path First)
- DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
- ARP(Address Resolution Protocol)
解説
LACP(Link Aggregation Control Protocol)は、複数リンクを束ねる際に両端の機器が自動的にネゴシエーションし、整合性の取れたリンクだけをまとめて使うベンダー非依存の標準プロトコルです。OSPFはリンクステート型の動的ルーティングプロトコルであり、リンクアグリゲーションのネゴシエーションを行うプロトコルではありません。DHCPはIPアドレスなどを自動的に配布するプロトコルであり、物理リンクの束ね方をネゴシエーションする仕組みとは無関係です。ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決するプロトコルであり、リンクアグリゲーションのネゴシエーションとは異なる目的の仕組みです。
他の選択肢が誤りである理由
- 「OSPF(Open Shortest Path First)」OSPFはリンクステート型の動的ルーティングプロトコルであり、リンクアグリゲーションのネゴシエーションを行うプロトコルではありません。
- 「DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)」DHCPはIPアドレスなどを自動的に配布するプロトコルであり、物理リンクの束ね方をネゴシエーションする仕組みとは無関係です。
- 「ARP(Address Resolution Protocol)」ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決するプロトコルであり、リンクアグリゲーションのネゴシエーションとは異なる目的の仕組みです。
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