ITパスポートとは?出題範囲・合格ライン・勉強時間の目安
ITパスポート試験(iパス)の試験概要・出題範囲・勉強時間の目安を、公式情報をもとに整理したページです。
ITパスポート とはどんな試験か
ITパスポート試験(通称iパス)は、経済産業省が認定する国家試験「情報処理技術者試験」の中でもっとも入門レベルに位置づけられる資格です。ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべき基礎知識を、経営全般(ストラテジ系)・IT管理(マネジメント系)・IT技術(テクノロジ系)の3分野から横断的に問います。
対象は情報系・非情報系を問わず、社会人として働くすべての人です。特定の業種や職種を前提とせず、経営・法務・会計の基礎から、ネットワーク・セキュリティ・データベースの基礎までを一度に学べる設計になっており、「初めて取るIT資格」の定番として広く受験されています。
試験は年間を通じて全国のテストセンターでCBT方式(コンピュータ上で解答する方式)で実施され、受験者が都合の良い日時・会場を選んで申し込みます。前提資格はなく、誰でも受験できます。
試験概要
- 試験名
- ITパスポート試験(iパス)
- 運営
- 経済産業省・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
- 出題形式
- 四肢択一式の小問(CBT方式)
- 問題数
- 100問(うち総合評価の対象は92問。残り8問は今後の出題のための評価用で、採点には含まれません)
- 試験時間
- 120分
- 合格ライン
- 総合評価点600点以上(1,000点満点)、かつストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野それぞれで評価点300点以上(各1,000点満点)
- 受験料
- 7,500円(税込)※2026年7月時点
- 実施方式
- 全国のテストセンターで随時実施(通年CBT)。希望日時・会場を選んで申し込みます
採点はIRT(項目応答理論)方式で行われるため、100問すべてが同じ配点というわけではありません。
受験料・試験仕様は改定されることがあります。お申し込みの前に必ずIPA公式サイトで最新情報をご確認ください。
※ 上記は2026年7月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出題範囲の概観
- ストラテジ系(経営全般・経営戦略・システム戦略・企業と法務)約35%
- マネジメント系(開発技術・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント)約20%
- テクノロジ系(基礎理論・コンピュータシステム・技術要素・情報セキュリティ)約45%
出題比率はIPA公式の試験要綱・シラバスによります(2026年7月確認)。テクノロジ系が全体の半分弱を占める一方、合格には3分野それぞれで基準点(300点)を超える必要があるため、得意分野に偏らずストラテジ系・マネジメント系でも一定の得点を確保することが欠かせません。
勉強時間の目安と進め方
一般的な目安は50〜100時間、期間にして1〜2か月程度と言われることが多い試験です。ITや会社の仕組みに触れたことがない方ほど、用語に慣れる時間を多めに見込んでおくと安心です。公式の基準ではないため、あくまで目安として扱ってください。
出題範囲がストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野にまたがるため、進め方のコツは1分野に時間をかけすぎないことです。全体を一度浅く回してから間違えた分野だけ深掘りするほうが、3分野すべてで基準点(300点)を超えるという合格条件に対して効率的です。
テクノロジ系は配点比率・出題数がもっとも多いため、コンピュータの基礎・ネットワーク・セキュリティの用語と仕組みは優先して固めておくと得点が安定します。ストラテジ系・マネジメント系は、会社員としての実感(経営・法務・プロジェクトの進め方)と結び付けて覚えると定着しやすい分野です。
模試形式の問題演習で仕上げるときは、総合の正答率だけでなく3分野それぞれの正答率も意識してください。総合が合格ラインに届いていても、1分野だけ極端に低いと不合格になる試験だからです。
この問題集の使い方
当サイトの ITパスポート 問題集は、全1400問のオリジナル問題を本番形式の模試14回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。
無料の第1回(100問)を解く
無料の会員登録で、このままブラウザで始められます。本番の出題数に寄せた通し形式なので、いまの実力と出題の肌感が一度につかめます。
解説で弱点をつかむ
1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。
合うと感じたら、残りの模試を解放する
第2回以降の13回・1300問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。
全14回・1400問を周回する
1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。
間違えた問題だけを復習する
復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。
まずは無料の第1回(100問)で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。
ITパスポート の模試を見る(第1回は無料)