GCP ACE(Associate Cloud Engineer)とは?出題範囲・合格ライン・勉強時間の目安
Google Cloud認定 Associate Cloud Engineer(ACE)の試験概要・出題範囲・勉強時間の目安を、公式情報をもとに整理したページです。
GCP ACE とはどんな試験か
Associate Cloud Engineer(ACE)は、Google Cloud認定の中でアソシエイトレベルに位置づけられる試験です。公式には「アプリケーション・サービス・インフラストラクチャをデプロイして保護し、複数プロジェクトの運用を監視し、目標のパフォーマンス指標を満たすようエンタープライズソリューションを維持する」人材と定義されており、設計そのものより構築・運用の実務スキルが問われます。
出題範囲は、プロジェクト・課金・IAMの基礎設定から、Compute Engine・GKE・Cloud Run・Cloud SQL・BigQueryなどコンピューティング/ストレージ/データ製品の選定と実装、Cloud MonitoringやCloud Loggingを使った運用管理、VPCネットワークとアクセス権限の構成まで、Google Cloud環境をひととおり動かす力を幅広くカバーします。
前提資格はなく誰でも受験できますが、公式には「Google Cloudでの6か月以上のハンズオン実務経験」が推奨経験として案内されています。マネジメントコンソールの操作やgcloud CLI・kubectlといったコマンドラインツールへの慣れが実質的に問われるため、座学だけでなく実際にリソースを作成・操作した経験があるかどうかで解きやすさが変わる試験です。
認定の有効期間は3年間です。Google Cloudの認定はレベルによって有効期間が異なり、Professional(上位)資格の2年に対し、Associate・Foundational資格は3年とやや長めに設定されています。試験はPearson経由でテストセンターまたはオンライン監督のいずれかで受験でき、2026年2月にはそれまでのKryterion(Webassessor)からPearsonへ実施プラットフォームが切り替わりました。
試験概要
- 試験名
- Associate Cloud Engineer 認定資格(一般に「ACE」と略されます)
- 運営
- Google Cloud
- 出題形式
- 択一選択問題と複数選択問題(多肢選択式)
- 問題数
- 50〜60問(公式に幅のある人数で案内されており、固定数ではありません)
- 試験時間
- 120分(2時間)
- 合格ライン
- 非公開(合格・不合格のみが通知されるパス/フェイル方式)。Google公式FAQでも「合格に必要な最低基準を満たすかどうかのみを判定し、合否のみを通知する」試験と案内されており、AWSやMicrosoftのような数値のスケールスコア(700点等)は公表されていません
- 受験料
- 125米ドル(税別)※AWSやMicrosoftと異なり日本円建ての価格表はなく、受験地によらず米ドル建てで課金されます。2026年7月時点
- 試験言語
- 日本語で受験できます(英語・スペイン語・ポルトガル語にも対応。更新試験は英語・日本語のみ)
- 受験方法
- Pearson経由(オンサイトのテストセンター、または自宅などでのオンライン監督のいずれかを選択)
- 認定の有効期間
- 3年間
受験の前提条件はありませんが、公式には「Google Cloudでの6か月以上のハンズオン実務経験」が推奨経験として案内されています。
有効期限の180日前からは、通常よりコンパクトな更新試験(1時間・20問・75米ドル)で更新できます。Google Cloudの認定は有効期間がレベルで異なり、Professional(上位)資格は2年、Associate・Foundational資格は3年です。
2026年2月に試験の実施プラットフォームがKryterion(Webassessor)からPearsonへ移行しました。公式には出題形式・出題範囲そのものへの影響はないと案内されています。
※ 上記は2026年7月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出題範囲の概観
- クラウドソリューション環境のセットアップ約20%
- クラウドソリューションの計画と実装約30%
- クラウドソリューションの運用の確保約30%
- アクセスとセキュリティの構成約20%
配点比率はGoogle Cloud公式の認定試験ガイド(Associate Cloud Engineer Certification exam guide・2026年7月確認)によります。「クラウドソリューションの計画と実装」と「クラウドソリューションの運用の確保」の2分野で全体の6割を占め、Compute Engine・GKE・Cloud Run・Cloud SQL・BigQueryなどの主要サービスをハンズオンで選定・構築・運用できるかが得点の軸になります。IAMやサービスアカウント、VPCファイアウォールといったアクセス制御の実装力も「アクセスとセキュリティの構成」として独立した比重を持ちます。
勉強時間の目安と進め方
公式の学習時間の基準はありませんが、一般的な目安として、クラウド未経験からだと50〜100時間程度、AWSやAzureなど他クラウドの基礎知識がある方なら30〜60時間程度と言われることが多い試験です。期間にすると3週間〜2か月ほどが目安になります。公式の基準ではないため、あくまで目安として扱ってください。
ACEは座学の知識だけでなく、実際にリソースを操作した経験が問われやすい試験です。出題範囲にも「gcloud CLIのインストールと設定」「kubectlの設定」「OS Loginの構成」など具体的な操作が並ぶため、無料枠やGoogle Skills(旧Google Cloud Skills Boost)のハンズオンラボで、プロジェクト作成からVMやGKEクラスタの起動、IAMロールの付与までを一度自分の手で動かしておくと定着が早くなります。
進め方としては、公式のGoogle Skillsが提供する学習パスのような教材で全体像をつかみ、そのあとは問題演習を軸に、間違えた分野のハンズオンへ戻る、という往復が効率的です。「計画と実装」「運用の確保」の2分野で配点の6割を占めるため、コンピューティング・ストレージ・データ製品の使い分けと、Cloud Monitoring・Cloud Loggingでの運用操作を優先して固めておくと得点が安定します。
仕上げは模試形式の問題演習で、正答率だけでなく「なぜその選択肢が最適か」をサービスの特徴と結び付けて説明できるかを確認してください。合格ラインは非公開のパス/フェイル方式のため模試の点数を公式の合格基準と単純比較することはできませんが、どの回でも安定して7〜8割前後を取れる状態を仕上がりの目安にするとよいでしょう。
この問題集の使い方
当サイトの GCP ACE 問題集は、全380問のオリジナル問題を本番形式の模試6回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。
無料の第1回(50問)を解く
無料の会員登録で、このままブラウザで始められます。本番の出題数に寄せた通し形式なので、いまの実力と出題の肌感が一度につかめます。
解説で弱点をつかむ
1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。
合うと感じたら、残りの模試を解放する
第2回以降の5回・330問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。
全6回・380問を周回する
1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。
間違えた問題だけを復習する
復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。
まずは無料の第1回(50問)で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。
GCP ACE の模試を見る(第1回は無料)