AWS DVA(DVA-C02)とは?出題範囲・合格ライン・勉強時間の目安
AWS Certified Developer – Associate(DVA-C02)の試験概要・出題範囲・勉強時間の目安を、公式情報をもとに整理したページです。
AWS DVA とはどんな試験か
AWS Certified Developer – Associate(DVA-C02)は、AWS上でアプリケーションを開発・テスト・デプロイ・デバッグする力を問う、アソシエイトレベルの認定試験です。AWSのサービスAPI・AWS CLI・SDKを使ったアプリケーション開発、CI/CDパイプラインを使ったデプロイ、アプリケーションコードとデータのセキュリティ確保、そして問題発生時の特定と解決という4つの領域を、開発者の視点から幅広く問います。
公式の想定受験者は、AWSサービスを使ったアプリケーションの開発・保守で1年以上の実務経験がある方です。高水準言語でのプログラミング経験、アプリケーションのライフサイクル管理の理解、開発ツールの使用経験が前提とされています。一方で、分散システムやマイクロサービスのアーキテクチャ設計、CI/CDパイプライン自体の設計、IAMユーザー・グループの管理、サーバーやOSの管理、VPCなどのネットワーク基盤の設計は、公式に「対象候補者の範囲外」と明記されています。設計・運用ではなく、あくまで「コードを書き、動かす人」に焦点を絞った試験です。
AWS認定の中ではSAA(Solutions Architect – Associate)と同じアソシエイトレベルに位置づけられますが、SAAがアーキテクチャ設計、SOA(旧SysOps Administrator、現CloudOps Engineer)が運用を主眼に置くのに対し、DVAは実装・デプロイ・トラブルシューティングという開発者の日常業務に焦点を当てています。前提となる必須資格はなく、CLF(Cloud Practitioner)合格後の次の目標として選ばれることも多い資格です。認定の有効期間は3年です。
2024年12月改訂の最新版(バージョン2.1)では、Amazon Q DeveloperやAmazon EventBridgeを使った実装スキルが新たに加わったほか、採点対象外の事前評価問題として、AIを活用した開発支援(コード生成・自動レビュー・テスト自動化など)に関する出題も含まれるようになりました。試験範囲は生成AIを使った開発の実務に合わせて更新され続けています。
試験概要
- 試験名
- AWS Certified Developer - Associate(試験コード DVA-C02)
- 運営
- Amazon Web Services(AWS)
- 出題形式
- 択一選択問題と複数選択問題
- 問題数
- 65問(採点対象50問+採点されない事前評価問題15問)
- 試験時間
- 130分
- 合格ライン
- 720点(100〜1,000の換算スコア)
- 受験料
- 20,000円 ※2026年7月時点のAWS公式の日本円価格(Associateレベル共通の料金表による)
- 試験言語
- 日本語で受験できます(英語・韓国語・ポルトガル語[ブラジル]・簡体字中国語・スペイン語[ラテンアメリカ]にも対応)
- 受験方法
- ピアソンVUE経由(テストセンターまたは自宅オンライン)
- 認定の有効期間
- 3年
AWSの受験料は現地通貨建てで、為替に応じて少なくとも年1回(毎年5月)見直されると公式に案内されています。
受験料のページには「税が適用される場合があります」との注記があるのみで、上記20,000円が税込み・税別のいずれであるかはAWS公式ページ上に明記がありません。お申し込み時に金額をご確認ください。
※ 上記は2026年7月時点で公式サイトを確認した情報です。受験料・試験仕様は改定されることがあるため、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出題範囲の概観
- AWS サービスを使った開発32%
- セキュリティ26%
- デプロイ24%
- トラブルシューティングと最適化18%
配点は公式試験ガイド(DVA-C02 バージョン2.1・2024年12月12日改訂・2026年7月確認)によります。「AWSサービスを使った開発」と「セキュリティ」で6割弱を占め、コーディングそのものより「どのAWSサービス・APIをどう組み合わせるか」という実装判断が問われます。
勉強時間の目安と進め方
公式の基準はありませんが、一般的な目安としては60〜100時間程度と言われることが多い試験です。日常的にAWS上でアプリケーションを開発している方であれば短縮できますが、マネジメントコンソールでの操作経験はあってもコードを書いた経験が少ない方は、Lambda関数やSDKを実際に書いて動かす時間を多めに見込んでおくと安心です。公式の基準ではないため、あくまで目安として扱ってください。
出題の軸は「この要件なら、どのAWSサービス・どのAPI・どの実装パターンを選ぶか」という実装判断です。配点が最も大きい「AWSサービスを使った開発」(32%)と「セキュリティ」(26%)を合わせると6割弱を占めるため、Lambda・API Gateway・DynamoDBなどコアサービスの使い方に加えて、IAMポリシーやKMS・Secrets Managerを使ったアプリケーションレベルの認証・暗号化を優先して固めるのが効率的です。
「デプロイ」(24%)の対策では、CodePipeline・CodeDeployなどのCI/CDサービスと、Blue/Green・カナリア・ローリングといったデプロイ戦略の違いを整理しておくことが得点に直結します。「トラブルシューティングと最適化」(18%)は、CloudWatchのログやメトリクスから原因を切り分ける読解力が問われるため、暗記よりも問題演習で「ログのどこを見るか」という感覚を養うほうが効果的です。
65問・130分は1問あたり2分程度で、SAA-C03と同じボリューム感です。模試形式の演習で本番の時間配分に慣れておくと、当日は落ち着いて取り組めます。
この問題集の使い方
当サイトの AWS DVA 問題集は、全380問のオリジナル問題を本番形式の模試5回に分けています。おすすめの使い方は次の流れです。
無料の第1回(65問)を解く
無料の会員登録で、このままブラウザで始められます。本番の出題数に寄せた通し形式なので、いまの実力と出題の肌感が一度につかめます。
解説で弱点をつかむ
1問ごとに正誤と解説を確認できます。間違えた問題は自動で記録されるので、苦手な分野が自然と見えてきます。
合うと感じたら、残りの模試を解放する
第2回以降の4回・315問を買い切りで解放できます。月額の課金はありません。合わないと感じたら、購入しなくて構いません。
全5回・380問を周回する
1周で終わりにせず、すべての回を通して苦手分野をなくしていきます。進捗はブラウザに自動保存されるので、すき間時間に少しずつ進められます。
間違えた問題だけを復習する
復習モードが間違えた問題だけを出題します。正解できた問題は自動で対象から外れるため、試験直前は弱点だけを効率よく潰せます。
まずは無料の第1回(65問)で、問題と解説の質を確かめてください。無理に勧めません。
AWS DVA の模試を見る(第1回は無料)