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Amazon Web ServicesLevel 1

難易度は Level 1(やさしめ)〜Level 5(難関) の5段階です。

AWS CLFのサンプル問題(本番形式・解説付き)

AWS CLF(Amazon Web Services・AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02))の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録で解ける模試 第1回(65問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全455問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

オンプレミスからAWSクラウドに移行すると、サーバーを事前に購入する代わりに、使った分だけ料金を支払う形になる。この支出モデルの変化を最もよく表しているものはどれか。

  • 支払いが年1回の前払いだけに固定される
  • 変動運用支出(OPEX)から固定資本支出(CAPEX)への転換とサーバーの買い増し
  • 固定資本支出(CAPEX)から変動運用支出(OPEX)への転換(正解)
  • すべての費用が完全に無料になる

解説

クラウドでは、設備を先に買い込む固定的な設備投資(CAPEX)が、使った分だけ払う変動費(OPEX)に置き換わります。これが「先行投資が不要になる」というクラウドの代表的な利点です。

他の選択肢が誤りである理由

  • 支払いが年1回の前払いだけに固定されるクラウドの従量課金は使用量に応じた変動費であり、年1回の前払い固定という仕組みとは異なります。
  • 変動運用支出(OPEX)から固定資本支出(CAPEX)への転換とサーバーの買い増し方向が逆です。設備を先に買い込む(CAPEX)のはオンプレミス側の特徴であり、サーバーを買い増していく形もその延長線上にあります。クラウドへの移行では「CAPEXからOPEXへ」という変化が正しい向きです。
  • すべての費用が完全に無料になるクラウドは従量課金(使った分だけ支払う)であり、完全に無料になるわけではありません。

設問2

AWSクラウドを利用する一般的な利点として、最も当てはまらないものはどれか。

  • リソースを使っていない時間帯でも常に固定の最大料金が請求される(正解)
  • データセンターの物理的な保守や電源・空調の管理を自社で行う必要がなくなる
  • 実際に使用したリソースの分だけが秒単位・時間単位の従量課金で請求される
  • 新機能をすばやく試せる俊敏性(アジリティ)の最大化

解説

従量課金では使った分だけの支払いが基本で、常に固定の最大料金がかかるわけではありません(この記述が誤り)。弾力性・物理保守からの解放・グローバル展開はいずれも正しい利点です。

他の選択肢が誤りである理由

  • データセンターの物理的な保守や電源・空調の管理を自社で行う必要がなくなる物理保守や電源・空調の管理からの解放はクラウドの主要メリットであり、「利点として当てはまらない」ものには該当しません。
  • 実際に使用したリソースの分だけが秒単位・時間単位の従量課金で請求される秒単位・時間単位の従量課金(使った分だけ請求される)はAWSの代表的な正しい利点であり、「利点として当てはまらない」ものには該当しません。
  • 新機能をすばやく試せる俊敏性(アジリティ)の最大化新機能をすばやく試せる俊敏性(アジリティ)はクラウドの代表的な正しい利点であり、「当てはまらない」の選択肢としては不適切です。

設問3

Webサイトへのアクセスが急増した時に自動でサーバーの台数を増やし、落ち着いたら減らして無駄な費用を抑えたい。このクラウドの特性を最もよく表すものはどれか。

  • 耐久性
  • 弾力性(エラスティシティ)(正解)
  • 垂直スケーリング(スケールアップ)
  • 責任共有

解説

需要に合わせてリソースを自動的に増減させる性質が弾力性(Elasticity)です。混雑時だけ増やし、暇な時は減らすことで性能とコストを両立できます。

他の選択肢が誤りである理由

  • 耐久性耐久性はデータが失われにくい性質を指すもので、リソースを需要に応じて増減させる「弾力性」とは別の概念です。
  • 垂直スケーリング(スケールアップ)垂直スケーリング(スケールアップ)は1台のサーバーのCPUやメモリを増強する方式であり、需要に応じてサーバーの台数を自動で増減させる性質を表す言葉ではありません。
  • 責任共有責任共有はAWSと利用者がセキュリティ責任を分担するモデルであり、需要に応じたスケーリングとは無関係です。

設問4

処理能力を高めるために、サーバーの台数そのものを増やして負荷を分散する拡張方式を何と呼ぶか。

  • 水平スケーリング(スケールアウト)(正解)
  • アーカイブ
  • 垂直スケーリング(1台のサーバーのCPU・メモリを増強する方式)
  • ダウングレード

解説

同種のサーバーを台数で増やすのが水平スケーリング(スケールアウト)です。1台のCPUやメモリを増強するのは垂直スケーリング(スケールアップ)で、両者は別概念です。

他の選択肢が誤りである理由

  • アーカイブアーカイブは使用頻度の低いデータを低コストストレージに移す操作であり、サーバー台数の増減とは無関係です。
  • 垂直スケーリング(1台のサーバーのCPU・メモリを増強する方式)垂直スケーリングは1台のサーバーのCPUやメモリを増強する方式(スケールアップ)であり、サーバーの台数を増やして負荷を分散する水平方向の拡張とは異なります。
  • ダウングレードダウングレードはスペックを下げる操作を指し、処理能力を高めるスケーリング(拡張)とは逆方向の概念です。

設問5

仮想サーバーやネットワーク・ストレージといった「基盤そのもの」を借り、OSやミドルウェアは利用者が自分で管理するクラウドの提供形態はどれか。

  • IaaS(正解)
  • オンプレミス
  • PaaS
  • SaaS

解説

インフラ(仮想サーバー等)を提供し、その上のOS以上は利用者が管理するのが IaaS(Infrastructure as a Service)です。Amazon EC2 が代表例です。

他の選択肢が誤りである理由

  • オンプレミスオンプレミスは自社内にサーバーを所有・運用する形態であり、クラウドサービスの提供形態ではありません。
  • PaaSPaaS(Platform as a Service)はOSやランタイムもクラウド側が管理し、利用者はアプリ開発に集中できる形態です。OS以上を自分で管理するIaaSとは管理範囲が異なります。
  • SaaSSaaS(Software as a Service)は完成したアプリケーションを利用するだけの形態であり、利用者がOS・インフラを管理する必要はありません。

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