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Microsoft入門

AZ-900のサンプル問題(本番形式・解説付き)

AZ-900(Microsoft・Azure Fundamentals)の出題形式を、実際の問題で確かめられます。ここに掲載する5問は、無料の会員登録ですぐ解ける模試 第1回(50問)の冒頭から抜粋したオリジナル問題です。当サイトは全389問を本番CBT準拠の形式で収録しており、この5問はそのごく一部にあたります。

設問1

OS にログインして自分でミドルウェアを導入したいが、物理サーバーの調達・保守はしたくない。利用者が OS から上を管理し、ハードウェアはクラウド事業者が管理するサービスモデルはどれか。

  • SaaS
  • PaaS
  • IaaS(正解)
  • オンプレミス

解説

IaaS(Infrastructure as a Service)は仮想マシンやネットワークなどのインフラを提供し、OS から上は利用者が管理します。ハードウェア・物理ネットワークは事業者の責任です。Azure Virtual Machines が代表例です。

他の選択肢が誤りである理由

  • SaaSSaaS はアプリそのものをサービスとして提供するモデルで、利用者は OS もミドルウェアも管理しません。OS から上を自分で管理したい要件には不向きです。
  • PaaSPaaS は OS やランタイムも事業者が管理するため、OS へのログインや独自ミドルウェアの導入が制限されます。「OS から上を自分で管理したい」という要件を満たしません。
  • オンプレミスオンプレミスは物理サーバーを自社で調達・保守する形態であり、「物理サーバーの調達・保守はしたくない」という条件に反します。

設問2

アプリの実行環境(OS・ランタイム)はクラウド事業者に任せ、利用者は自作アプリのコードとデータの管理だけに集中したい。最も適したサービスモデルはどれか。

  • IaaS
  • DaaS
  • SaaS
  • PaaS(正解)

解説

PaaS(Platform as a Service)は OS やランタイムを含むプラットフォーム一式を事業者が管理し、利用者はアプリとデータに集中できます。Azure App Service が典型例です。OS を自由にカスタマイズしたい場合は IaaS を選びます。

他の選択肢が誤りである理由

  • IaaSIaaS は OS やランタイムの管理が利用者側の責任として残るため、「OS 管理から解放されたい」という要件を満たしません。
  • DaaSDaaS(Desktop as a Service)は仮想デスクトップを提供するモデルで、Web アプリの開発・実行プラットフォームとしての用途ではありません。
  • SaaSSaaS は既製アプリをそのまま使う形態であり、自作アプリのコードを動かすプラットフォームとしては不向きです。

設問3

共有責任モデルについて、IaaS・PaaS・SaaS のいずれであっても「常にクラウド事業者ではなく利用者側の責任」に残るものはどれか。

  • 物理データセンターの施錠・空調
  • 物理ネットワーク機器の保守
  • ホスト用ハイパーバイザーのパッチ適用
  • アカウントとアクセス権、データそのものの管理(正解)

解説

データ、ID/アカウント、アクセス管理は、どのサービスモデルでも常に利用者の責任として残ります。物理層やハイパーバイザーはクラウド事業者の責任です。SaaS に近づくほど利用者の責任範囲は狭くなりますが、データとアカウントは利用者に残ります。

他の選択肢が誤りである理由

  • 物理データセンターの施錠・空調物理データセンターの施錠・空調はどのサービスモデルでもクラウド事業者の責任であり、利用者には残りません。
  • 物理ネットワーク機器の保守物理ネットワーク機器の保守は常にクラウド事業者側の責任で、利用者が担うことはありません。
  • ホスト用ハイパーバイザーのパッチ適用ハイパーバイザーのパッチ適用は事業者が管理するレイヤーで、IaaS であっても利用者の責任にはなりません。

設問4

オンプレミスからクラウドへ移行することで、利用者が負わなくてよくなる(事業者へ移る)責任として最も適切なものはどれか。

  • 自社データの分類とアクセス権の設計
  • アプリケーションに保存する情報の正確性
  • ユーザーアカウントの棚卸し
  • サーバーラックや電源・冷却など物理基盤の維持管理(正解)

解説

物理データセンター・電源・冷却・物理ネットワークの維持管理はクラウドへ移行すると事業者の責任になります。データの分類やアカウント管理は移行後も利用者の責任に残ります。

他の選択肢が誤りである理由

  • 自社データの分類とアクセス権の設計データの分類・アクセス権の設計は共有責任モデル上、クラウド移行後も利用者の責任として残ります。
  • アプリケーションに保存する情報の正確性アプリケーションに保存するデータの内容・正確性は利用者の責任で、クラウド事業者に移ることはありません。
  • ユーザーアカウントの棚卸しアカウントの管理・棚卸しはクラウド移行後も利用者の責任のままです。

設問5

会計アプリが毎月末だけ負荷が急増する。需要に応じて自動でリソースを増減し、ピークにもコスト効率よく対応できるクラウドの特性はどれか。

  • 高可用性
  • 地理的分散
  • ディザスターリカバリ
  • 弾力性(エラスティシティ)(正解)

解説

負荷に応じて自動でリソースを伸縮させる性質が弾力性(elasticity)です。よく似た「スケーラビリティ」は計画的・手動の拡張を指すニュアンスで、自動で追従する弾力性とは目的が少し異なります。

他の選択肢が誤りである理由

  • 高可用性高可用性は障害発生時でもサービスを継続できる性質を指し、需要変動への自動追従・コスト効率とは別の概念です。
  • 地理的分散地理的分散はデータやサービスを複数の地域に配置する性質で、需要に応じたリソースの増減とは異なります。
  • ディザスターリカバリディザスターリカバリは災害・大規模障害からの復旧計画を指し、需要変動への対応とは目的が異なります。

続きは無料の会員登録ですぐ解けます。第1回模試(50問)は、これから先もずっと無料です。

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